石鎚山で力試し
- GPS
- 04:58
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 679m
- 下り
- 668m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 5:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
ストック
カメラ
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感想
GWはいつも四国の実家へ帰省していますが、今回は西日本最高峰の石鎚山へ挑戦しました。
当初は一人で成就側から登る計画でしたが、父も登りたそうな感じだったので、土小屋側から一緒に登る事に。父の学生時代は登山部所属で四国の山には精通しているので心強い。
登山道が混雑する前に登りたかったので夜中に家を出発。面河渓の石鎚山スカイライン入口が7時からOPENだったのがリサーチ不足で想定外でしたが、7時半頃に登山口駐車場へ到着。本日は天気はいいけど風が強い。
登山口に入って二の鎖下まではなだらかな尾根沿いを進みます。アケボノツツジが所々咲き乱れ、徐々に近づいてくる石鎚山北壁が圧巻。
二の鎖下の小屋で少し休憩。見上げれば鎖場の絶壁(65m)がそびえ立っており、マジでここ登るのかよ!?という感じだったのですが、この日の為にボルダリングでトレーニングしてきたので意を決して挑みます。
大きい鎖で足を掛けるあぶみもあるのですが、前日の雨で岩場が滑りやすく、思ったよりも足場が少なかったので恐怖と緊張で必死。難しい箇所は腕力で鎖を手繰り寄せながらなんとか登り切りましたが、完全に息が切れて満身創痍。三の鎖(67m)はとてもじゃないけど無理だと判断して巻き道を登りました。
崖際の鉄階段を進み弥山頂上へ到着。
父はしばらく休憩するそうなので、ザックを置いて単身で天狗岳へ挑みます。
ここから先はバリルート。
弥山から一旦少し降りるところに鎖があるので掴まりながら慎重に進みますが、この時点でかなり怖い。そこから先の天狗岳へ続くナイフリッジは若干幅があるので恐怖心は幾分収まりますが、足場となる窪みと手で掴まる場所が殆ど無いような岩場の上ですれ違いしなければならなかったりで生きた心地がしない。時々突風が吹く中「ちょ無理wこえ〜っ」と叫んで気を紛らわしながらへっぴり腰で進んでいた気もする。
まあ、そんなこんなで到達した天狗岳山頂は格別。景色をゆっくり楽しむ余裕はなかったものの達成感は大きい。行きがあれば帰りもあるわけで弥山へ戻る時も生と死の狭間を体感できちゃいましたw
弥山の山小屋であめ湯を飲んで休憩した後、来た道を下山。帰りは鎖場を通らず巻き道を進みましたが、ここも高度感があって結構怖かったな。
父の昔話を聞きながらのんびり歩き、昼過ぎに駐車場まで戻って今回の目的は達成。
部分的とは言え、石鎚の鎖場をクリアした事で、大概の一般登山道の鎖場はなんとかなりそうな自信はついたものの、高所苦手意識の克服と上半身の持久力向上は引き続き課題です。
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