皇海山周回。きついのは距離だけじゃない！

2025年08月30日(土) [日帰り]

• GPS: 15:30
• 距離: 25.6km
• 登り: 1,996m
• 下り: 1,995m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:36
• 休憩: 0:55
• 合計: 15:31

距離 25.6km 登り 1,996m 下り 1,995m

3:12 銀山平
3:42 3:43 坑夫の滝
3:49 3:50 眼鏡滝
3:54 笹美木橋
4:09 4:10 一の鳥居
4:13 庚申七滝
5:07 猿田彦神社跡
5:26 5:31 庚申山荘
6:05 6:15 大胎内(分岐)
6:44 6:51 庚申山
6:53 6:54 庚申山展望台
7:05 御岳山
7:31 駒掛山
7:40 渓雲岳
8:03 薬師岳
8:10 白山
9:18 9:32 鋸山
10:08 不動沢のコル
10:58 11:08 皇海山
11:45 不動沢のコル
12:27 鋸山
13:24 13:28 女山
13:35 13:36 六林班峠
14:41 三才沢
15:21 樺平
16:27 天下の見晴分岐
16:38 庚申山荘
16:49 猿田彦神社跡
17:40 庚申七滝
17:48 一の鳥居
18:03 笹美木橋
18:15 坑夫の滝
18:43 銀山平

天候

晴れ。気温は涼しく、庚申山の辺りは強風でウインドブレーカーを着るか迷うくらいだった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平駐車場。上下2段ある。晴れの土曜日だというのに3割くらいしか埋まってなかった。

コース状況／危険箇所等

庚申山の山頂までは登山道が整備されており歩きやすい。大きな石に階段状の切り込みを入れていたりなど、手がかかっている。
そこから先もロープや鎖などは随時交換されているらしく、古いものが放置されていたりはしない。
コースは
庚申山荘→庚申山→御岳山→薬師岳→鋸山→皇海山→鋸山→六林班峠→庚申山荘
が良いと思う。六林班峠から庚申山荘、ほぼアップダウンがないように笹薮の中に道が切られている。疲れた足で鋸山から庚申山に戻るより現実的ではないかと思う。

その他周辺情報

温泉など登山口にあるのだが、下山が遅すぎて入れず。

写真

8/30 3:16

駐車場から数十メートルで車両通行禁止に

8/30 3:36

登山口まで4Kmほど、車両は入れないが軽自動車でも問題ない道が続く。暇だったので空を撮る。

8/30 4:09

一の鳥居。ここから登山開始。

8/30 4:57

巨岩があちらこちらに。これは2つのキャ元の間を通る仁王門。

8/30 5:16

庚申山荘。老朽化で使用できないが、修繕して来年から緊急避難小屋に生まれ変わるらしい。ただ、誰かいたような？水道もトイレもある。

8/30 5:34

庚申山荘の水道はここから取ってるみたい。岩から染み出してる割に水量多し。

8/30 5:47

この崖の下側を通る。

8/30 6:06

このあたりから、道が厳しくなる

8/30 6:08

このマークが登山道のあちこちに貼られており、ヘッドライトにも反射してくれて助かる

8/30 6:11

くぐってもなにもないけどくぐるよね。

8/30 6:26

庚申3山頂手前で初めて展望が！

8/30 6:45

庚申山山頂

8/30 6:53

左のピークが鋸山、右のピークが皇海山

8/30 7:34

この辺りから庚申山荘に戻るまでの間、藪がしょっちゅう出てくる。2,3回道を見失ったので、あれ、と思ったらアプリを見ること。

8/30 8:24

蔵王岳。上から見ると鎖が途中で見えなくなる。

8/30 8:37

下から見るとほぼ垂直の壁。足を下ろしてしまうと戻るのは厳しい。

8/30 8:44

最長の壁への横ばい

8/30 8:38

この写真の左下にあるハシゴから右上の稜線まで70度くらいの壁を登る。

8/30 8:38

ズームした写真。こんな感じで登る。

8/30 8:50

こんな感じでロープがかかっている

8/30 8:55

左側が切れ落ちている尾根

8/30 9:19

鋸山山頂。ここへの上り下りが核心だと思う。

8/30 10:55

皇海山山頂。噂通り何も見えなくて地味（笑）

撮影機器：

iPhone 15 Pro Max Apple

Pixel 10 Pro XL Google

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

じのり

他の方の記録を見ると距離が長い、藪漕ぎ、景観が悪く地味などネガティブワードが続くことが多いこのコース。本来一泊二日のコースが山荘の老朽化で日帰りで行かないといけなくなったことが原因らしい。

でも地味ということはない。庚申山までは巨岩や渡渉、そのあとも岩壁のアップダウンなど見どころも多く、遠くまで見渡せるような景観ポイントは少ないものの樹林帯がずっと続くようなところでもなく非常に楽しかった。ただ御岳山、薬師岳と山頂に対しての登り返しはあるため、体力は必要になる。

鋸山のアップダウンが核心となるが、ここは厳しかった。なるべくロープや鎖に頼らず、岩壁を掴んで行こうと思ったものの、コブがないような壁や、あってもコブ間に距離があるところが多く、非常に苦労したしここで体力を使い切ってしまった。大人しく鎖に頼っていれば、もう少しタイムは縮められたと思う。

他にも鋸山は片側が切れ落ちた尾根や、狭い尾根など面白い場所が多く、鋸山だけならまた来たいかも。

そこから皇海山までは300mくらいの登り返しになったと思うが、ここは淡々と登っていく。山頂は噂通り景観はなく休むところもない。

そこからは六林班峠経由で淡々と熊笹藪を進んでいく。距離は10Km近くあると思うんだが、面白いくらい高度は変わらない。というか、そういう道を作ったんだと思う。

しばらくはもう行きたくないが、もう少し足腰を鍛えたらタイムアタックしに再訪したいかも。