記録ID: 863806
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積雪期ピークハント／縦走
甲信越
北穂高岳&奥穂高山荘、雪崩巻き込まれ。
2016年05月01日(日) 〜
2016年05月04日(水)
amenaryusa
その他4人 コースタイム
1日目
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 3:13
- 合計
- 9:04
7:39
55分
上高地
8:34
8:46
56分
明神
9:42
9:53
73分
徳沢
11:06
11:29
0分
横尾
11:06
13:33
167分
本谷橋
16:20
涸沢
2日目
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:08
7:02
248分
涸沢
11:10
11:20
2分
北穂高岳山頂
11:22
11:59
251分
北穂小屋
16:10
涸沢
3日目
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 11:31
6:15
178分
涸沢
9:13
10:00
110分
奥穂高山荘
11:50
13:09
91分
涸沢
14:40
14:55
92分
本谷橋
16:27
16:36
70分
横尾
17:46
徳沢
4日目
- 山行
- 2:17
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:17
9:03
137分
徳沢
11:20
上高地
| 天候 | 1日曇り、2日〜4日は晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
本谷橋まで雪なし、本谷橋よりアイゼン着用。 2日は快晴。北穂沢は気温が上がり雪が腐ってズルズル滑ります。踏ん張りが効かず滑落する登山者を多く見ました。前日に北穂小屋では40�僂寮兩磧８畫庵罅∪稱�に巻き込まれ、いきなり滑落停止の実戦です。 登りより下りが怖くロープ使用と、後ろ向きのダガーポジションで下山しました。 3日も快晴。ザイデングラード右側を往復。やはり気温が上がり雪腐るも、北穂沢よりは斜度がないため前日の怖さはなし。雪崩が心配で早めのスタートとしました。 |
| その他周辺情報 | 下山後、白骨温泉、泡の湯旅館820円で入浴。桜を眺めてながらの露天風呂を堪能です。入浴時間に制限あります。 |
写真
二輪草。今回はお花のエキスパート、Mさん、Fさんと一緒。
私は花より団子(笑)
私は花より団子(笑)
当初、北穂高岳登頂後、横尾に泊まり槍ヶ岳を目指す計画でしたが天気を勘案して変更になります。
この写真の後、午前9時34分。2830メートル付近で、写真の左上岩場の下より雪崩が発生します。
雪崩た直後です。雪の色が違います。私は40�団�流されピッケルを打ち停止。メンバー2人は100�団�流されて停止です。
二人はピッケルのヒモが絡み流されながらほどいていて、滑落停止が遅れたそうです。
かなり下まで流されたパーティーもいました。ここで撤退したパーティーもいましたが私達は上を目指します。
雪崩跡くっきり。
右手でも別の雪崩が発生し同じ時間帯で3つ雪崩ました。
右手でも別の雪崩が発生し同じ時間帯で3つ雪崩ました。
この日、雪が緩み踏ん張り効かない斜面です。そのため滑落する登山者を多く見ました。ゴロンゴロンと転がる方も。
北穂高小屋の屋外温度計は摂氏9度です。3000�辰�9度。
雪崩るわけです。
雪崩るわけです。
下ります。頂上直下で下山中のパーティー3人が一緒に滑落するところを見てしまいました。大事には至らなかったようですが、私達もロープを出します。
2
5/2 13:05
下ります。
頂上直下で下山中のパーティー3人が一緒に滑落するところを見てしまいました。大事には至らなかったようですが、私達もロープを出します。
頂上直下で下山中のパーティー3人が一緒に滑落するところを見てしまいました。大事には至らなかったようですが、私達もロープを出します。
グダクダの雪でキックステップで下降するとヒールがズルッ、後ろ向き、ダガーポジションで下ります。安心感があります。
夕食。カレースープ&おじや、ふき味噌、辛味噌、魚、椎茸、カボチャ、ビーフ、漬物等々。豪華です♪
ザックの軽量化を図ります。
ザックの軽量化を図ります。
3日目もいい天気です。昨日の反省で早めのスタートで、
奥穂高岳山荘を目指します。
奥穂高岳山荘を目指します。
昨日の早朝、ザイデングラードで滑落事故がありヘリで収容されたそうです。
梯子の後の急登にとりついていますね。
私達は山荘までです。安全第一です。
私達は山荘までです。安全第一です。
滑落者を受けるネットです。
頂上の下の急登にはネットはありません。
頂上の下の急登にはネットはありません。
こんな時はダガーポジション。
後ろ向きクライムダウン。
見た目はいまいちですが、安心感は抜群です。
後ろ向きクライムダウン。
見た目はいまいちですが、安心感は抜群です。
振り返って。
雪は昨日の北穂と変わりませんが斜度が北穂よりない分、奥穂高岳山荘までなら、こちらの方が登り易い。
雪は昨日の北穂と変わりませんが斜度が北穂よりない分、奥穂高岳山荘までなら、こちらの方が登り易い。
明日の天気予報がよくありません。
この日のうちに徳沢まで下りるとします。
この日のうちに徳沢まで下りるとします。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒（保温性）
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ハーネス
シュリンゲ。
|
|---|---|
| 共同装備 |
テント一式
調理道具一式
30メートルロープ。
|
| 備考 | 当初、涸沢テント泊、横尾テント泊、槍ヶ岳山荘小屋泊の予定でしたが、天気、体力を考慮して涸沢連泊に変更しました。 |
感想
私達は天気に恵まれましたが、直前に遭難事故が相次いだため安否を心配する連絡をたくさん頂きました。涸沢連泊としたため北穂高岳への出発が遅くなり、気温も上がり雪崩に巻き込まれました。気温が上がることは予報でわかっていたので反省点です。
今回のメンバーは、私を除き山スキーのベテラン揃いです、流されても冷静に対応していました。頼もしい限りです。
腐った雪で下りは難儀で、傾斜がキツイ箇所では後ろ向きで下りてきました。
奥穂高岳は安全面を考え小屋までとしました。
久しぶりのパーティーでのテント泊で、楽しく
美味しく、スリリングな山行を堪能しました。
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北穂小屋前から小屋のスタッフとともに雪崩れたのを確認し、心配しておりました。
幸いにして浅く、皆さんもすぐに行動を再開されたので安心しました。ちなみに私は小屋前で
yamatokun様。
北穂小屋のテラスでお会いしましたね。心配してくださいありがとうございました。
雪崩に巻き込まれましたが、メンバーは雪崩の後も何のためらいもなく北穂を目指しました。逞しさにビックリです。
翌日は奥穂高岳山荘までとしましたが、2日間、快晴で素晴らしい穂高岳を堪能できました。
私は北アルプスをメインに山行をしています。yamatokunさん、どこかでまた、お会いしましょう。
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