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Yamareco

記録ID: 865336
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無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳

霧島 韓国岳

2016年05月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:18
距離
6.0km
登り
642m
下り
701m

コースタイム

日帰り
山行
2:21
休憩
0:00
合計
2:21
11:59
68
13:07
13:07
58
14:05
14:05
12
14:17
14:17
3
14:20
ゴール地点
天候 大雨強風
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 飛行機
【往】山川駅07:59(JR枕崎線)-09:07鹿児島中央駅09:45(空港連絡バス)-10:25鹿児島空港10:40(路線バス)-11:22霧島いわさきホテル11:40(タクシー)-11:59韓国岳登山口
【復】足湯の駅14:50(タクシー)-15:10霧島いわさきホテル(入浴)17:25(路線バス)-18:07鹿児島空港20:00(JAL0654便)-21:55羽田空港(出発、到着遅れ)
コース状況/
危険箇所等
硫黄山は火山性ガス濃度が高く、入山禁止。
大雨のため、4合目から下は沢歩きの様相。
視界が悪いときには、山頂直下の大浪池方向の分岐と硫黄山方向を間違えないように。(間違えました)
その他周辺情報 霧島いわさきホテルの風呂(林田温泉)は、風呂の大きさ、泉質、温度とも良好。
JR枕崎線の車窓から。このときは、まだ雨は降っていない。
2016年05月03日 08:26撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
5/3 8:26
JR枕崎線の車窓から。このときは、まだ雨は降っていない。
韓国岳登山口。硫黄山へは入山禁止。
2016年05月03日 11:59撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
5/3 11:59
韓国岳登山口。硫黄山へは入山禁止。
硫黄山と、立ち入り禁止ロープ。
2016年05月03日 12:03撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
5/3 12:03
硫黄山と、立ち入り禁止ロープ。
韓国岳山頂
2016年05月03日 13:06撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
5/3 13:06
韓国岳山頂
山頂にて
2016年05月03日 13:07撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
5/3 13:07
山頂にて
山頂にて
2016年05月03日 13:07撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
5/3 13:07
山頂にて
登山口より硫黄山方向
2016年05月03日 14:09撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
5/3 14:09
登山口より硫黄山方向
韓国岳登山口まで帰還。
2016年05月03日 14:17撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
5/3 14:17
韓国岳登山口まで帰還。

感想

屋久島・南九州4泊5日、登山の旅、最終日。
前日の開聞岳で、体力も大分回復したし、時間はたっぷりあるので、新調したカッパの試しも兼ねて、雨中登山を強行した。
九州北部は大荒れの予想だが、九州南部なので。コースは短く、難易度も低そうなので。
風は強かったが、指宿では、朝はまだ雨が降っていなかった。鹿児島空港に着くと雨は本降り。ザックカバーを着ける。路線バスで霧島いわさきホテルまで向かう。登山客は他になし。1時間16分待てば、周遊バスが来るが、天気が荒れる前に、少しでも早く登り始めたいので、タクシーを使う。
登山口では既に大雨。だが、風はさして強くない。
硫黄山周辺は立入禁止。ロープに沿って、韓国岳山頂に向かう。
沢歩きか、というほどの道を4合目まで上がると、風が大分強くなってくる。
カッパを叩く雨音が、バチバチとうるさい。半袖の上に着たカッパ越しに皮膚を雨粒が叩く。腕が赤くはれているのではないかと言うくらい、痛い。
カッパのフードを手で押さえていないと、顔の直撃を避けられない。挙げている腕の袖口から雨が侵入する。腕を下ろすと、手首から雨水が、ザーッと流れ出る。
メガネが雨粒で濡れて、視界をさえぎる。フードを押さえ込んでいるので、足元しか見えない。顔を上げると、顔面直撃なので、丸太階段とロープを頼りに、上がっていく。20mくらい進むと顔を上げて、方向を確認する。
7合目くらいで、さえぎるものがなくなると、風はさらに勢いを増す。なんとか立ってはいられるので、ゆっくりと進む。8合目で、このまま進むとちょっとまずいかな、と思ったが、距離表示が小刻みにあり、0.4km、0.3kmと出てくると、もう少しだから、と進んでしまう。9合目になり、風で飛ばされないように低い姿勢をとる。せっかく、ここまで来たのだから、と引き返す判断はできなかった。
山頂直下は岩場なので、手を使いながら這いあがって、やっとのことで登頂。
記録は残さねば、と写真だけ撮って、すぐに下山開始。岩場を降りきった所で、ザレ場で転倒。相変わらず視界は利かないので、左側にロープを見ながら進む。
登りの時には気がつかなかった木の階段が現れる。強風に煽られないようにバランスを取りながら、進む。登りの時には、足元しか見てなかったので、気が付かなかったが、こんな歩きやすく、整備されていたとは。少し気が楽になり、ズンズン降りていった。現れたのは、なんと「大浪池」方向の標識。地図を取り出して見て、愕然。道を間違えた。このまま下って、大浪池登山口に出るよりは、戻った方が、早く安全な一般道まで出られる。階段なので歩きやすかったが、上り返して、再び山頂直下まで戻ってきた。
その後は、こわごわ滑って転ばないように、慎重に降りて行った。転んで打ち所が悪く、意識を失ったら、山で溺死という、笑えない状況になってしまう。
なんとか、登山口まで降りてきたが、反省しきりである。登ってはいけなかった。9合目まで行ってしまうと、折角来たのに、もったいない、という気持ちが勝って、判断を誤ってしまう。思えば、初めての飛行機による遠征登山だった。普段なら、天気のよい時にしか山に行かないのに。百名山ハンターでもないのに、つい、欲が出てしまった。韓国岳なら、鹿児島空港から近いので、関東から日帰りだって可能なのに。
後悔である。過酷な状況で歩いたことで、経験値は上がったかもしれないが、危険を冒してまでの趣味ではない。

すっかり、落ち込んでいたけど、霧島のお湯が、僕の気持ちを回復させてくれました。ちゃんと反省して、また、楽しい登山をしよう。

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