記録ID: 8695409
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳
黄蓮谷右俣〜甲斐駒ヶ岳
2025年09月14日(日) 〜
2025年09月15日(月)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,472m
- 下り
- 2,482m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:50
2日目
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:20
9/14
昼に降る予報だったので、雨に降られる前にと早めに動きだす。まずは山道と林道を2時間。久しぶりの山でもはやしんどいが、沢に降り立つと気分が上がる。水量は平水。黄蓮谷二股までは傾斜もゆるく、黄緑色の水や美しいナメに癒されながらペタペタ進む。この沢はラバーが正解か。噴水滝も千丈滝も右岸を登り、坊主滝は右岸を高捲き次の沢型を一つ越えたあとで懸垂なしで沢に復帰。他の滝も明らかに登れないもの以外は水線近くを登れる。捲き道は明瞭でトラロープがある個所も多い。右股に入るころから傾斜が強まり連瀑になる。沢登りの楽しさと脚の疲労を身に沁みつつグングン標高を上げる。右股直後の7mほどの滝は右岸捲いたが残地トラロープがないとやや大変そう。奥千丈滝の中間部?は樋状になっており美しい。その上はクラックに導かれるように左岸を登っていたが、最上部で少し怖くなりロープ1ピッチだして落ち口へ。結局全体を通してロープ出したのはここのみ。そのあともいくつか滝を超え、Co2400付近をテンバとする。下部はガスも晴れた。のんびり焚火をしながら北杜市やその奥の山々をぼーっと眺め、家から出てきたロシア製葉巻をプカプカふかし、ウイスキーをチビチビやる。最も高いと書いて最高。
9/15
朝の準備中、装備を置いていた岩がゲジゲジの住処だったと気づく。テンバ出て最初の滝は左岸。出だしがワイドクラックの要領でやや悪く、空身で登ってザック吊り上げた。その後水量はぐっと減るが、源頭の雰囲気になってからが案外長い。本降りの雨が降ってくる。ゴロゴロ雷鳴にせかされるようにして登山道に出る。そこから5分でガスと雨の甲斐駒ヶ岳。濡れた体に風が寒い。少し下ると雨はやむ。黒戸尾根が長い長い。山が久しぶりの二人には結構しんどい。上はあんなに寒かったのに下はこんなに暑い。尾白川で水浴びをして下山。
昼に降る予報だったので、雨に降られる前にと早めに動きだす。まずは山道と林道を2時間。久しぶりの山でもはやしんどいが、沢に降り立つと気分が上がる。水量は平水。黄蓮谷二股までは傾斜もゆるく、黄緑色の水や美しいナメに癒されながらペタペタ進む。この沢はラバーが正解か。噴水滝も千丈滝も右岸を登り、坊主滝は右岸を高捲き次の沢型を一つ越えたあとで懸垂なしで沢に復帰。他の滝も明らかに登れないもの以外は水線近くを登れる。捲き道は明瞭でトラロープがある個所も多い。右股に入るころから傾斜が強まり連瀑になる。沢登りの楽しさと脚の疲労を身に沁みつつグングン標高を上げる。右股直後の7mほどの滝は右岸捲いたが残地トラロープがないとやや大変そう。奥千丈滝の中間部?は樋状になっており美しい。その上はクラックに導かれるように左岸を登っていたが、最上部で少し怖くなりロープ1ピッチだして落ち口へ。結局全体を通してロープ出したのはここのみ。そのあともいくつか滝を超え、Co2400付近をテンバとする。下部はガスも晴れた。のんびり焚火をしながら北杜市やその奥の山々をぼーっと眺め、家から出てきたロシア製葉巻をプカプカふかし、ウイスキーをチビチビやる。最も高いと書いて最高。
9/15
朝の準備中、装備を置いていた岩がゲジゲジの住処だったと気づく。テンバ出て最初の滝は左岸。出だしがワイドクラックの要領でやや悪く、空身で登ってザック吊り上げた。その後水量はぐっと減るが、源頭の雰囲気になってからが案外長い。本降りの雨が降ってくる。ゴロゴロ雷鳴にせかされるようにして登山道に出る。そこから5分でガスと雨の甲斐駒ヶ岳。濡れた体に風が寒い。少し下ると雨はやむ。黒戸尾根が長い長い。山が久しぶりの二人には結構しんどい。上はあんなに寒かったのに下はこんなに暑い。尾白川で水浴びをして下山。
天候 | 1日目:ガス 2日目:上部はガスと雨。下部は晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | テンホウの餃子 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
共同装備 |
カム小さめ1セット
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感想
日高の直登沢を思い起こさせる、小気味良い岩盤小滝の連続だった。ゴッシー(2012)と行ったソエマツ南西面が懐かしい。焚き火の匂い、沢の香り、五感の刺激がニューロンを発火する。10年も経てば骨から何まで体の構成元素は全て入れ替わっているというのに。葉巻とウィスキー、アブサンが揃ったら俺たち沢マフィアだなあ。来訪者は妖精ではなくゲジゲジだった。
久しぶりに山に行くといつも、そこに身を置くだけで幸せを感じると再認識する。
登りは沢登りの楽しさが詰まっていた。
下りは夏道のしんどさが詰まっていた。
そこそこレベルの筋肉痛が2日続いた。
まとめると、とても充実していて楽しい2日間だった。
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