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記録ID: 86965
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ハイキング
東北

遠島山〜山荘で合宿という名の宴会

2010年11月13日(土) 〜 2010年11月14日(日)
 - 拍手
pomchan4 その他7人
GPS
02:35
距離
3.6km
登り
462m
下り
462m

コースタイム

13日 滝沢IC 13:30 → 内間木洞 15:30 → 遠島山荘 16:00
14日 遠島山荘 7:50 → 山頂 9:15〜9:25 → 遠島山荘 10:25
   遠島山荘 11:00 → 途中、道の駅で休憩 → 滝沢IC 14:00
天候 13日は晴れ、14日は曇り
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
盛岡から4号線を北上、沼宮内から国道281に入り、
葛巻町・平庭高原を過ぎ、久慈市山形の内間木洞へ。
登山口は内間木洞に。

内間木洞のところに「ばんどり家」という、
自然学習センターのようなところがありますが、無人でした。
内間木洞のところに駐車できます。

登山口から遠島山荘までは林道で、車高の高い車なら山荘まで行けます。
狭い林道の何ヶ所かにヘアピンカーブがあるので、運転注意。
小石や小枝がボディにあたります。
ただし、冬期になると路面が凍り登れないそうです。
内間木洞のところに駐車して1合目から登るようです。
(山渓の分県ガイドによると、1合目から小屋まで1時間)
コース状況/
危険箇所等
登山口から4合目までは林道となります。
2合目のあたりに盛り上がっているところがあるので、
車での通行の際は注意して進んでください。

1/25000の地図には登山道がありませんが、
標識がきちんとあるので、迷うことはないと思います。

4合目から6合目にかけては、わりと一直線の急登に感じました。
山頂近くに少しだけ岩部分がありますが、
岩と岩の間に枯葉が積もり、隙間が見えなくなっているので、
穴に足を突っ込んで捻挫しないよう気をつけてください。

平庭高原を過ぎてまわりこんで内間木洞に至る道を通りましたが、
平庭高原からおそらくより山の中を通って内間木洞に至る道もあり、
そちらには途中「べっぴんの湯」があるそうです。

水場が遠島山荘の裏にあります。
小屋の中にもシンクがあり、沢から引いたと思われる水道がついています。
なんと、トイレにも手洗いが。
ただし冬季間は凍結防止のため、水道は使えません。
トイレも男子小用は使えなくなるそうです。
薪ストーブが2つあり、囲炉裏もあります。
車で小屋までこれるので、薪と炭を持参すると良いです。
囲炉裏のある板場は土足禁止です。スリッパ等室内履き持参のこと。
3合目と4合目の間、遠島山キャンプ場の一角に山荘はあります。
2010年11月14日 07:50撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 7:50
3合目と4合目の間、遠島山キャンプ場の一角に山荘はあります。
4合目、山渓分県ガイドに、「ミズナラの巨木の中を…竜ヶ平」とあるのは、ここのことらしい。
2010年11月14日 10:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 10:18
4合目、山渓分県ガイドに、「ミズナラの巨木の中を…竜ヶ平」とあるのは、ここのことらしい。
ブナの巨木がいくつも
2010年11月14日 08:15撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 8:15
ブナの巨木がいくつも
厚い枯葉を踏みしめながら登ります。6合目までは、私にはちょっとキツイ登りでした。
2010年11月14日 08:30撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 8:30
厚い枯葉を踏みしめながら登ります。6合目までは、私にはちょっとキツイ登りでした。
カラマツ林の中を通り過ぎたとき、完熟して乾燥し、貴腐状態になったヤマブドウを見つけた人が。つまみながら上りました。ほんのり甘く、ほんのり酸っぱい。
2010年11月14日 08:33撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 8:33
カラマツ林の中を通り過ぎたとき、完熟して乾燥し、貴腐状態になったヤマブドウを見つけた人が。つまみながら上りました。ほんのり甘く、ほんのり酸っぱい。
2010年11月14日 09:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:03
9合目。登山道の途中、何ヶ所か大きな木が倒れていました。
2010年11月14日 09:12撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:12
9合目。登山道の途中、何ヶ所か大きな木が倒れていました。
山頂につきました。
2010年11月14日 09:21撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:21
山頂につきました。
1263mとあります。正確には1262.7m。
2010年11月14日 09:17撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:17
1263mとあります。正確には1262.7m。
三角点タッチ!
2010年11月14日 09:20撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:20
三角点タッチ!
山頂から東方面を望む。晴れていると、海が見えるらしい。
2010年11月14日 09:24撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:24
山頂から東方面を望む。晴れていると、海が見えるらしい。
下山開始。落ち葉のカサコソという音が楽しい。
2010年11月14日 09:26撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:26
下山開始。落ち葉のカサコソという音が楽しい。
落ち葉の下に、穴が!
2010年11月14日 09:35撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:35
落ち葉の下に、穴が!
あまりのふかふかの落ち葉に、寝転んでみた人も…。「気持ちい〜」
2010年11月14日 09:44撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:44
あまりのふかふかの落ち葉に、寝転んでみた人も…。「気持ちい〜」
2010年11月14日 09:49撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:49
カラマツ林の部分は、匂いも違いました。この枯葉はフワフワです。
2010年11月14日 09:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 9:55
カラマツ林の部分は、匂いも違いました。この枯葉はフワフワです。
2010年11月14日 10:07撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 10:07
4合目に着きました。ここからは林道を戻ります。
2010年11月14日 10:16撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 10:16
4合目に着きました。ここからは林道を戻ります。
2010年11月14日 10:20撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 10:20
2010年11月14日 10:21撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 10:21
カラマツの黄葉の中に見えた小屋は、一幅の絵のようです。
2010年11月14日 10:24撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 10:24
カラマツの黄葉の中に見えた小屋は、一幅の絵のようです。
遠島山荘は、ストーブが2つあるほか、囲炉裏もあり、寝床は2階建ての、居心地の良い小屋でした。
2010年11月14日 10:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
11/14 10:27
遠島山荘は、ストーブが2つあるほか、囲炉裏もあり、寝床は2階建ての、居心地の良い小屋でした。

感想

山の会の、部会の合宿という名の宴会(ちゃんと、話し合いもしましたが…)に行ってきました。
暖かい小屋で居心地良く、到着するなりすぐ宴会準備がはじまり、
酒に強い皆さんは準備しながらもすぐビール…
食当が準備したひっつみを作ると、それにお土産の茸が加わり、良いお味に。
まだ、泊まりになれていないので、私はぼんやりしていました。
反省!次からはがんばります。

翌日は、「二日酔いにやさしい」という遠島山の山頂を目指します。
みんなが順調に、ときには茸を物色しながら登る中、
4合目から6合目の急登りに、はぁはぁ言いながら付いて行きました。
一面に厚く積もった枯葉の、踏みしめるたびに盛大にカサコソと鳴る音。
山の香。木々の間から透けて見える風景。
晩秋から初冬にかけての、この時期の里山歩きは好きです。

下りで落ち葉の中に寝そべってみたメンバーが、
「例えば、ビバークをしなくてはならない時、まずは土の上に横たわってみる。
そうすると、気持ちが落ち着いてビバークに入れる」
と先輩が教えてくれたことがあったので、と後で話してくれました。

食事を作るとき、寝る準備、山を歩くとき、
先輩たちと歩くと、何気ない動作や会話から、
山で生活する工夫や安全に楽しむためのいろいろを学ぶことができ、
それだけでも楽しい山行でした。

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