記録ID: 8754289
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
松尾山
2025年09月28日(日) [日帰り]


体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 02:40
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 304m
- 下り
- 311m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
旧道の雰囲気のある道を登ると5分ほどで乙見山峠。明治のはじめまで松尾峠と呼ばれていたが、乙妻山がよく見えることから地元で乙見山の通称があり、測量官が乙見山を取り入れて乙見山峠となった(『信州百山』(昭和45年/信濃毎日新聞社)より)
登ってきて左手(薬師岳側)の大きな木の下にお地蔵さんがあります。寄進者?の銘が彫ってありますが建立年は確認できず。ネットには4年前にここから薬師岳に藪漕ぎして登った人の記録がありました(スゲー😳)宮坂七郎さんは撤退してます。
藪が高くなってきた付近。右側の急斜面をガサガサと大きな物音をたてて下っていく動物らしき物体が。ホイッスルを吹きまくるとどんどん遠ざかっていく。間違いなくここまでに見た糞の落とし主だ🐻危なかった💦尾根筋一本の登山道で遭遇したら逃げようがない。再度爆竹を鳴らすがもう物音はしなかった🧨😮💨
柳原岳側に道筋があるように見える...が無雪期はほぼ不可能だよね。乙見山峠〜松尾山〜柳原岳〜堂津岳までの稜線にはその昔、旧国鉄長野の山岳部が開いた道があったようだが信越国境稜線を歩く人も少なくなり、開削後十数年で廃道になってしまったとのこと。
乙見山峠に戻ってきました。地図では乙見山峠から妙高市側にも破線が描かれています。小谷村中土地区にある大宮諏訪神社の奴踊りの文化11(1814)年の歌詞の中に「松尾山、大明神のかいてうよく、谷豊年のさけいわい(松尾山道始めてつくりたるとき、文化十一年戌年)」とあることからかつては松尾道と呼ばれた道があったことが確認できるという(『信州百峠』より)。ネットでは1965年頃から10年間ほどここに「長鉄コース」と呼ばれた縦走路が国鉄長野山岳連盟によって拓かれていたとありますが今は廃道状態のようです。
右上に乙見山峠〜松尾山付近の地図が掲載されていて国鉄長野山岳連盟 が1642mの三角点を「乙見山」と命名したとある。1642mという数字は現在の地図上では確認できないので現在の1652m標高点のことと思われる。
撮影機器:
感想
ずっと気になっていた小谷村と妙高市の境にある松尾山。藪山なので晩秋なら藪も薄くなり葉も落ちて眺望もそれなりにあるだろうと、11月15日の林道妙高小谷線の冬期閉鎖直前に登ろうと考えていました⛰️
ところがYAMAP、ヤマレコで記録のあるバタヤンさんが9月27日に登ったとタイムラインに流れてきた🙄しかも誰かが登っていて踏み跡があり藪もそれほど濃くないとある。これは「今でしょ!」ということで車をすっ飛ばして登ってきました🤗🚗💨
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