熊倉山 七つ滝を見に行こう！

2025年09月30日(火) [日帰り]

• GPS: 07:24
• 距離: 8.0km
• 登り: 1,217m
• 下り: 1,216m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:36
• 合計: 7:25

距離 8.0km 登り 1,217m 下り 1,216m

6:47 スタート地点
7:33 7:34 蛇滝〈谷津川本谷〉
8:15 8:30 七ッ滝〈七ッ滝沢〉
8:36 9:35 不動ノ滝〈谷津川本谷〉
11:06 11:07 ピーク１２３８
11:42 11:45 日野NO.11
11:49 12:02 熊倉山
12:04 12:05 日野NO.11
12:22 12:23 ピーク１２３８
12:49 12:50 道標No6
13:02 道標No８（ピーク９９６）
13:48 13:49 城山コース登山口
14:12 ゴール地点

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

谷津川林道登山口付近の駐車スペース

コース状況／危険箇所等

七つ滝と不動滝は熊倉山谷津川本流に位置　七つ滝コース（かつてのハイキングコース　今は廃道と化して踏み跡も不明瞭）を辿る
時折　登山道であった頃の面影を見つける
七つ滝コースは七つ滝右岸から高巻くようであるが　かつてハイキングコースであったことを疑うくらい急峻に見えた　そのまま本流を遡行　不動滝を右岸から高巻き　フィックスロープを手掛かりに沢床に下る
次の滝は左岸から露岩を大きく高巻き　滝落ち口付近の沢床に下りてから右岸の尾根に取り付き尾根を直上
支尾根の岩壁に右上する獣道を見つけて辿ってみると　そのまま直上しているが急峻
立ち木を掴みモンキークライムで越えると左方に白い岩峰が見えたため右から攀じると再び七つ滝コースと合流　尾根伝いに登り　岩峰が現れるたびに下部を巻きながら詰めると城山ルートに出る　そのまま熊倉山まで至る　単独行では堕ちられず　無理なく登れそうなところを選定したつもりでしたが白い岩峰下の岩壁だけはお勧めできず　
熊倉山は七つ滝ルートを含めてハイキングコースですが道迷いしやすい　一歩踏み外すと露岩が立ちはだかる異次元の場　遭難が多いのも頷けるところ

その他周辺情報

登山口の案内板に掲示のごとく　９月〜１１月は狩猟期間　バリエーションルートで獣道を辿る中　ガサゴソしているとハンターに誤認される恐れ　

写真

9/30 6:50

谷津川林道登山口案内板　　案内板の支柱に熊出没の注意喚起とともに狩猟期間であることを知る

9/30 6:50

「入山の際は登山道から外れないようにしてください」
沢登りやバリエーションハイキング（沢の巻道　獣道や廃道歩き）の存在を忘れないでください！

9/30 6:52

入渓　といっても沢沿いの道をたどる

9/30 7:01

かつては沢沿いに登山道が続いていたため谷津川林道と間違えぬよう注意喚起　谷津川林道も崩落により今は廃道　入山禁止となっている

9/30 7:12

七つ滝コースの道標でしょう

9/30 7:27

荒廃した作業小屋

9/30 7:28

作業小屋脇にあった新しい窪み　鹿の存在（寝床）を知る

9/30 7:28

付近にあった炭焼き跡

9/30 7:30

ガレ場を越えたり滝の高巻きがあったり　かつてハイキングコースであったことが信じられず

9/30 7:37

きのこの山　ホワイトチョコVer.

9/30 7:47

二俣　本流：左の沢に向かう（右は地獄谷沢）

9/30 7:54

散弾銃の薬莢　この辺りまでハンターが来ている証　こわ〜！　

9/30 8:01

石滝

9/30 8:08

ゴーロ歩きの先に七つ滝が現れる

9/30 8:10

七つ滝　ハイキングコースは右岸を高巻くようだが想像以上に急峻である　事故により入山禁止も頷ける

9/30 8:25

さらに本流を進むと不動滝　滝壺の要所要所で立ち止まり休憩して山の恵みを確認

9/30 8:35

右岸より高巻き　滝を見下ろす

9/30 8:37

9/30 8:40

左の木に古びたフィックスロープ　

9/30 8:47

9/30 8:51

フィックスロープを手掛かりに下る
次の滝は左岸から岩壁帯を避けて大きく高巻き
滝の落ち口付近の沢床に下りる

9/30 9:19

沢床から右岸の支尾根に向かってガリーを登る途中で滝の落ち口付近の沢床を見下ろす

9/30 9:19

更に支尾根に向かう獣道を辿り　支尾根を直上

9/30 10:01

支尾根上の岩壁帯　枝を掴むモンキークライムで攀じると左手に白い岩が出現　

9/30 10:06

右から回り込むと腐った切り株に至る　ここで七つ滝コースと合流

9/30 10:53

かつてのコースの残骸を確認

9/30 11:03

城山コースに抜け出る　七つ滝ハイキングコースについでに熊倉山山頂まで向かう

9/30 11:50

熊倉山山頂付近は小雨模様　バリエーションルートへ行くときはハンターのベストと同じ視認性のあるオレンジ色Tシャツを着用　

9/30 13:15

山の恵み カラカサタケ

9/30 13:44

城山コース登山口もまじか　左下の林道は白久駅へ続く林道ではない　エスケープしないこと（標高550mに位置　熊倉山山麓を周回する予定の秩父中央林道　末は巣場集落付近まで延びる予定らしい　谷津川渓谷付近大崩落帯で行き詰まり　林道も荒廃　行っても後戻りすることになるので要注意）　

9/30 13:48

城山コース登山口　ここからは舗装路で駐車スペースまで戻る

9/30 15:19

最後にいつもの武甲山　常に空模様が気になる日となりました

撮影機器：

F-51C FCNT

感想

youkei

七つ滝が見たくて廃道を歩く　少なめの水量が岩肌を流れる綺麗な滝でした　　少なめの水量は氷結しやすいものの　滝の斜度がなく（バーチカルでない）アイスクライミングには魅力を欠くもの　その後　本流を辿ろうと不動滝（動画の滝）を越える　直登する訳でもなく　山の恵みも貧しいことがわかり派生する支尾根へエスケープ　このままでは終われず熊倉山へハイキングするも小雨交じりの天気となる　何よりも気になったのが狩猟期間　この時期にバリエーションルートに入る際は　オレンジのTシャツ（ハンターベストと同色）ホイッスル（誤認時の合図）　熊除けにラジオと熊鈴　防犯ベル　単独行の場合はココヘリ（行方不明は保険も下りず）は必須　かつて南アルプス仁田沢河内の獣道でハンターから発砲を受け　ホイッスルで合図　銃声が止んで以来　ハンターに誤認されることがトラウマとなるなか　熊とハンターに会わなかったことが何よりです