三浦アルプス/森戸川うなぎ淵・南尾根
神奈川県
tadomasa
体力度について
- GPS
- 07:08
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 836m
- 下り
- 839m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 7:06
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
JR東海道線茅ヶ崎駅から大船経由逗子へ。 ◆復路 JR横須賀線逗子駅から大船経由茅ヶ崎へ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆道の状況 標高は低いが急坂、藪道が多く、特に雨後は泥濘もありポールがあった方が良い。 シングルトラックの箇所も多いが脇が急崖である所も多く通行には常に注意が必要。 里山らしく分岐が多い（特に森戸川流域）ので道迷いにも注意が必要。確かな地図は必携。ヤマレコの地図機能は好適。 ◆登山ポスト 周辺には登山ポストは見当たらない。 |
写真
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国指定遺跡の標識。平成14年だから20年ちょっとだ。何しろこの古墳群は携帯電話基地局建設の折りに発見されたらしいから新しい訳だ。
川久保交差点から中村橋を渡り住宅地を抜けて行く。この径は初めて通るような。ヒガンバナが路傍に咲いていたが今年は10日程花期が遅れている感じだ。
プラ容器の中にご自由にお取りくださいと地図が置かれていた。張り出しの左下にあるのと同じ地図。参考にはなるけれどうなぎ淵の辺りは道迷いエリアとして赤塗り状態。
水量も少なくゴツゴツした沢床なので水が無いところを拾いながら歩いて行ける。一箇所くるぶし位までの深さの淵があったが巻道が付いていた。
装備
| 個人装備 |
ソフトシェル
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
その他必要なもの
|
|---|
感想
今日は森戸川源流域へ。以前はちょこちょこと通った所だけど源流の中沢がうなぎ淵と呼ばれるらしい。そこは足を踏み入れたことが無かったので歩いてみました。街からすぐなのに深山幽谷、独特な沢床が非日常感を強めてくれます。長柄桜山古墳と南尾根を繋いで逗子駅からループを描いたのでたっぷりと歩けました。しかし暑かった〜。
本当は土曜日にAki-G3さんと行こうと計画していたのですが天気がイマイチだったので中止、折角計画したので日曜日に一人で歩いて来ようと。日曜日は逆に天気予報より良い一日、沢沿いは涼しかったものの尾根を歩くと汗が吹き出す暑さだった。逗子駅で下車すると構内で工事が始まっていていろり庵きらくも無くなっている。来年から駅ビル建築が始まるそうだし、それに繋がる工事なのか？駅から10分で六代御前の墓に出合いそこから桜山に登る。山頂域が長柄桜山古墳群で先ずは2号墳、そこから東に尾根伝いに歩いて行くと1号墳。1号墳は園地として整備されている。共に西側の展望が良く、江ノ島を眺めることが出来たが富士山は全く望めず。富士も含めての景色を楽しむなら冬ですね。
一旦川久保まで下りそこから住宅街を抜けて森戸川林道へ。こんなに住宅地だったかなと思いながら歩き進むが黄金橋を過ぎると急に静かな森に変わる。この急な変化が一層非日常感を増してくれる。途中で二子山山系自然保護協議会が発行する二子山山系主要分岐図を手に取ることが出来たがここでも林道終点から東の北尾根、東尾根、南尾根に囲まれたゾーンは道迷いエリアとして基本入るなと言うことになっている。まあ淡い灰色のドット線で主要なルートは記載されてはいるけれど。林道終点から中沢へと入って行くがそれまでの森戸川の沢床と違った黒っぽい如何にも堅そうな凸凹が多い沢床が続いている。どうやらこれがうなぎ淵。確かに沢床の色も鰻に似た色だな。沢筋自体を大鰻に喩えた昔話だろうか。水量は少なく凸凹しているので凸部を拾いながら歩けば靴も濡れない。一箇所くるぶしまで浸かりそうな淵があったけれどそこは巻道が左岸側に付いていた。人は少なく水音もせず鳥の囀りとツクツクホウシの鳴き声位しか音が無い静かで仄暗くい沢だ。あちらこちらに白いプラカードの道標がありそれも参考にしながら沢沿いに辿り、やがて沢を離れると数分で大して登らず東尾根に出た。
尾根に出て明るいのは良いけれど途端に暑く歩いていると汗が止まらない。乳頭山から茅塚、高塚、観音塚と歩くけれどそれ以外にもアップダウンは続くのが南尾根。仙元山はなかなか遠い。仙元山で漸く大展望が得られ、もう登りも無いので暑さからも解放されると喜び、大休止。風早橋からバスに乗っても良いかと思っていたけれども40分程度で駅まで行けるようなので久しぶりに葉山マリーナから渚橋を通って逗子・葉山駅へ。逗子駅のきらくが無くなっているのでここでジョッキを飲み干し一息吐かせて貰う。1杯じゃ足りなくておかわりしてしまった。
2年前に中尾根から南沢経由で二子山に向かっているけれどゲートから森戸川を辿るのは随分久し振り。以前よりもはるかに深山幽谷感を深く感じたのはそこまでの市街地化とのギャップもあるからかもしれない。うなぎ淵はそれほど沢らしくは無いけれど黒くて凹凸の多い沢床が特徴的で怪しい雰囲気を倍増させている。近くて良い山の一つと思う。
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