浅間山(前掛山)日帰りPH「一期一会」



- GPS
- 08:30
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 1,128m
コースタイム
浅間山荘登山口→0075→火山館→0015→Jバンド分岐(車坂峠方面)→0045→浅間山山頂分岐(シェルター)→0015→前掛山山頂
復路 2時間8分
前掛山山頂→0010→浅間山山頂分岐(シェルター)→0042→Jバンド分岐(車坂峠方面)→0013→火山館→0063→浅間山荘登山口
※復路は諸事情により遅めのペースです。
天候 | 快晴/火山館AM0800時点 -2.5℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM0235出発 駐車場到着AM0510 約2時間半強(深夜帯走行の為参考) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山計画書は登山道入口に設置のポストへ。 ・浅間山は活火山ですので状況によっては入山規制がかかります。 必ず事前に確認ください。 ・上記ルートだと小諸ICを降りて、浅間サンライン(長野r80)との 合流地点のsaveonが最終コンビニです。 (R18沿いであれば結構あります。) ・天狗温泉のすぐ下に無料駐車場がありますが、 夜間はロープが張ってあり入車不可。 ※天狗温泉駐車場は協力金¥500が発生しますが 協力金を払うと入浴料が¥500から¥400に割引されます。 天狗温泉駐車場はおおよそ20-30台。 ・登山口入口にトイレと自動販売機有。 ・天狗温泉での軽食も可。 ・今回は「天狗温泉 浅間山荘」さんにて入浴。 全国有数の鉄鉱泉(冷鉱泉)だそうです。 源泉は9.5℃位で無色透明なのですが加温すると黄褐色になるとか。 坂本龍一のサインが何故かあって其れが一番気になりましたw 泉質は悪くない感じなのですが何より「ぬるめ」 熱いのが好きな人には不満が残るかも知れません。 コース状況:危険個所無し。 ■全体として整備された歩きやすいルートです。 分岐には標識も有りますので迷うことはないでしょう。 地図上でなのですが1/25000とエアリア共に若干未記載もしくは ディティールが異なる部分が有ります。 まぁ迷いはしませんが・・・。 ■浅間山登山口→火山館 浅間山火山館までは樹林帯を歩いていきます。 浅間山に近付くにつれて植生が変わっていくのがなかなか良いです。 一の鳥居で不動の滝経由(沢沿い)と山沿い(でいいのか?)に分岐します。 二の鳥居で合流します。 二の鳥居に火山館用の薪があり歩荷のお願いがあります。 余力があれば是非ご参加を! 火山館は1999年新築の綺麗な避難小屋でした。 休憩にでも是非。 水洗トイレおよび水場(飲料可)があります。 ■火山館→前掛山山頂 火山館を過ぎて20分ほど歩くと森林限界を超えます。 そこからは荒涼とした砂礫帯を進んで行きます。 右手に浅間山を眺めながら巻いて登っていきます。 浮き石が多いのでご注意ください。 現在浅間山火口付近は立ち入り禁止です。 坂を登りきった付近で分岐がありますが 前掛山が現状の最高到達点になります。 (この日も火口に行った10人ほどの登山パーティーがいたそうですが・・) |
写真
感想
先日の消化不良登山より1週間。
そして一人で(会社とかで行くと)山に入ると若干拗ねる相方・・・。
ということで候補がいくつか有ったのですが
厳冬期ギリギリを攻めたい(敗退覚悟で)ので今回は浅間山に決定。
気になる天候は日曜は大丈夫そうでしたし
気温も2000m付近で2.5℃/3000m付近で-3.2℃くらいと
天候さえ崩れなければ何とかなりそう。
頂上は0℃前後か??コレは行くしかないでしょうw
寒くて楽しそうです(馬鹿です)。
えー相方いわく「長野だけはないだろうな・・」って思ってた。
だそうですw
ダメな意味で期待を裏切ってすいません。
相方は寒いのが非常に苦手なんですよねw
前々日会社の帰りに防寒の装備を揃え(ほぼ相方が)、
噴火の影響で未だ前掛山までの入山になりますが行って参りました。
本当は車坂峠を起点として表ルートを歩きたかったのですが
日も短いし、樹林帯も歩きたいのとの要望も有りましたので
浅間山荘の登山口からを起点としています。
外周山は日の長い時に再登頂としましょう。
ということで前が長くなりましたが現地0630PH開始。
火山館までは樹林帯。
広葉樹は完全に葉を落とし、川や滝には氷と
冬支度の進む道を歩いていきます。
落ち葉を踏みながらの登山って良いよね・・。
一の鳥居を不動の滝経由に進路を取り
二の鳥居には歩荷のお願いが。
トレーニングも兼ねて多めにザックに括りつけます。
写真にはないけど200Φ×500位の丸太も手持ちしてみました。
コレが後に事件を引き起こすと知らずに・・・。
はぁはぁ・・・・・息が・・・上がる・・・(苦笑)
途中で水を飲もうと吸ったんですが(プラティパスなので)
一向に水が出てこない。
・・・???なんで??
ザックを開けてみるとなぜかプラティパスはなぜか「空」
昨日1.8L用意したはずなのに空。
まさかザックの中で水漏れ?と確認するも全然濡れていません。
ますます謎です。
ともあれ現実的に考えて行動用の水が無いのはかなりの誤算。
ただ火山館に水場もあるし調理用に2.5L背負ってるので
何とかなるかと判断を下し登っていきます。
少し登ったところで気付いちゃったんですよね。
朝、駐車場に着いた時にヘッデン出したんだけど、
ザックの背側を下にした記憶が・・・。
そしてプラティパスの先端は肩付近に吐水口があることを。
つまりはこういうことです。
荷物入りのザックの重量+吐水口の開いたプラティパス。
車のシートに1.7L近く水を吸わせたようです。
分ってしまえばなんてことありません。
えープラティパスの皆さんON/OFFコックはちゃんと閉めよう。
ということで火山館。
1999年新築とのことでスゲー綺麗。
トイレが水洗な事に相方が感動していました。
ここではコーヒーでゆっくりに休憩。
ま、まだまだ時間も有りますしね。
ということでそこそこに先を急ぎます。
あー背中が軽いって楽だな〜。
左に外輪山を眺めながら樹林帯を抜けていきます。
そして森林限界を抜けると右手には浅間山。
ひたすら雄大です。
そして荒涼としたこの景色。
既に来てよかったと思ってしましましたw
あー黒斑山もハントしたい。
延々と続く砂礫帯を登りきると(こっちが長坂じゃないかと思うw)
左側にはアルプスの山々。
2つのシェルターそして正面に浅間山のピークが。
素直に右に折れ前掛山目指します。
ここからは結構すぐです。
午前10時過ぎに無事登頂。
えー寒い!!風は強いしとにかく寒い。
でも眺望はかなり良いです。
冬の空気が澄んでるからなおさらかな。
南に富士山や横岳。西にはアルプスの山々。
はぁ・・・もう「うっとり」しますね。
世界は美しい。
頂上では調理は難しい感じなので景色を満喫したら早々に撤退。
来た道を戻るんですが砂礫帯が下りにくいらしく相方大苦戦w
なんかさっきから危なっかしいなぁ・・・
「あ、派手に転んだ」
右側に転んだら最悪傾斜を転がり降りることになるので
慎重に降りてほしいんですが・・。
私は別になんてことないんですけどねぇ。
単純に歩き方なんだろうな。
一応アドバイスらしいこともしますが
まぁ慣れ的な部分も大きいのでそこそこにね。
(何より正直私の歩き方が正しいか自信がないw)
ということで無事火山館まで降りてきました。
本日はこちらで「キムチチゲ」
ちゃんと大根/人参なんかは下ゆで済み。
あーカプサイシンって偉大だ・・・。
おじやで締めて食後にコーヒーを。
山食って本当旨いね。
さて結構名残惜しいですがいよいよ下山。
そして誤魔化し歩いていた左膝の傷みが・・・完全に表面化。
頂上付近から既に違和感は有ったんですよね。
前にバイクで転んでから時々痛む私の爆弾。
・・・いよいよもって曲げるのがしんどいレベルに。
下りだから負担もかかりますしね。
あー調子乗って薪を背負いすぎたか(苦笑)
大幅にペースを落とし(数人に追い抜かれる・・正直悔しいw)
後半は如何に足を曲げずに歩くかに注力。
ヤバいレベルで痛くなってきた。。。
あーもう少しだなと思っていたら
尾根伝いに山から男性が3人降りてくる。
え?そこ道無いよね?的な尾根からです。
「凄いとこから降りてきましたね〜。」
声をかけると「あー剣ヶ峰行って来たのよ」
と最高の笑顔。
出た!!超人だ!!(出典:山蜆様)
まぁ確かに夏より薮漕ぎし無くていいですからね〜。
しかし俺もその域に達する日がくるんだろうか??
ということで無事下山。
「はー無事下りて来たなー」とゆるりと温泉に入って
湯上がりの一服。
さーて帰りは渋滞だろうし長いなぁと思っていましたが・・・。
向こうから相方のよそ行きの声。
そして隣には謎のおばさま。
「ん??何故に・・・」
「小諸までいいかな・・・・?」
パードゥン??
詳しく聞くとなんと「広島」から夫婦で来たのですが
帰りの送迎が無く困っていたらしいです。
其れを入浴中にハントしたらしい。
まぁ山好きにヤなヤツはいないということで
あっさり承諾。
一期一会ってヤツです。
小諸駅への道中、
思いがけない山トークで盛り上がってました。
実は朝から何度か追い抜き追い抜かれしてたんですよね。
お互いやっぱ覚えていたらしく話も弾むw
私はストーブ持ちの登山をオススメしておきましたw
小諸駅で降ろす時、旦那さんが
「またどこかの山でお会いできたら良いですね。」と。
素敵な一言だなーと素直に嬉しくなりましたね。
浅間山本当色々ある素晴らしい山でした。
そして素敵な出会いに感謝。
是非また登りたいと思います。
おわり(ジブリ調)。
re-designさん
お久しぶりでーす
「牛肉の赤ワイン煮込み」の時のパンティーワインです。
あっ!じゃ、なかった・・・
キャンティワインです。←もういいから
実は浅間山検索してたらre-designさんの山行記録に目が止まって、
コメントいれてみました。
山食のチゲ旨そうですね。
やはり、食べることには手は抜かないって所が良いと思いました。
一期一会の良き出会いもあったみたですし、山登りは益々止められない
って、ところでしょうか?
Onsen
onsenさんこんにちはー。
お久しぶりです。
えーまずコメント放置気味ですいません(土下座)
最近ちゃんと開けていなかったもので。
やっぱり山でも良い物食べたいじゃないですか。
まぁ気になる調理時間はペースを上げて確保しますw
そーなんですよ。
こういう出会いは初めてでしたが本当嬉しいものです。
もともと止められない感じですが更に拍車掛っちゃいますよね。
ヤマレコの皆さまも麓のまで足が無かったら
気軽に声掛けて下さいませw
って感じです。
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