乗鞍岳 〜スキー場ピストン〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スキー場から上の林道は閉鎖中。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●駐車場〜鳥居尾根〜林道〜冷泉小屋。 林道に合流するまでの登山道は、雪無し。 林道から上は登山道に雪あり。(2010年11月20日時点) ●冷泉小屋〜位ヶ原山荘。 登山道の雪は徐々に増えるが、なんとかつぼ足でもOK。(2010年11月20日時点) ●位ヶ原山荘〜位ヶ原 雪は更に深くなり、スノーシュー、ワカンが必要。 ただし、未だ積雪量は樹林やハイマツを覆う程ではなく、かつ、雪質は柔らかく、締っていない。 なので、スノーシュー、ワカンでラッセル。時々踏み抜き注意。(2010年11月20日時点) ●位ヶ原〜肩の小屋。 肩の小屋までのショートカットは、雪が締っていないので、未だ雪に覆われていない林道を上がる。 林道から肩の小屋までは、つぼ足で歩き始めたが暫く上がると雪がしまっていたので、以降はアイゼンを使用。(2010年11月20日時点) ●肩の小屋〜剣が峰 アイゼンの効く雪面。(2010年11月20日時点) (雪が解けるよううな高温の日の後は、アイスバーン化に注意) *以上は、2010年11月20日時点の状況です。 今後の天候次第で雪の状況は日々変わりますので、あまり参考になりませんが・・・。 また、位ヶ原山荘等は、この時期解放されていないので、避難小屋としても使用不可。 積雪期は、ゲレンデ最上部からスキーツアーコースを使って位ヶ原に出るが、この時期ツアーコースには十分な雪が無く、ブッシュがでて登るのは困難と地元スキーヤーに聞きました。 ふもとであったこのスキーヤーには位ヶ原手前でラッセル中にあっさり抜かれました。 この日、出合ったのはこの方のみ。剣ヶ峰に登ったのは我々だけでした。 また、この時期、熊はまだ冬眠しておらず真新しい足跡が林道にありました。帰りの夜道は熊に怯えつつ下りました。kaito. |
写真
感想
beinng氏とは、この秋、甲斐駒ヶ岳でニアミスしたことがきっかけとなりご一緒することになりました。ヤマレコがご縁で出来たパーティーです。じっさいに合うのはこの日が始めてでした。
being氏は雪山を始めたばかりのようでしたので、雪のあるところと思い谷川岳を計画していたのですが、皆さんの記録から、どうも雪が少ない。
結局、前日に乗鞍岳に変更しました。これが大正解。ピッケル、アイゼンどころか念のために持っていったスノーシュー、ワカンが大活躍。ツボアシでは登頂は出来なかったでしょう。
久しぶりの全力登山となり、帰りは全身の筋肉がつりそうでした。
しかし、この時期にしては暖かく、無風快晴。山頂ですら帽子無し。昼に飲んだビールが最高にうまかった。この時点でkaitoは山頂に行く気無でしたが?
まあ、ラッセルにもがき苦しみ、飲んで剣ヶ峰へ向かうのはつらかったのですが最高の登山となりました。
ご縁あって、kaitoさんとご一緒することになったbeing。
出発前のやりとりは・・・
kaitoさん:「乗鞍いくなら、装備は、ピッケル、アイゼン、それとスノーシューがワカンですかね。」
being:「スノーシュー? ワカン? なぜに????」
と、いう状態。
当日は、お借りしたワカンを使わざるを得ない局面になって、雪山登山の新しい一面を垣間見させてもらったような・・・
それから、トレースの無いルートやラッセルの大変なこと、大変なこと・・・(そういえば、今までは人の足跡たどってばかりの雪山だっけ。)
雪道歩行になると、大ブレーキがかかってしまうbeingですが、今後とも少しずつ勉強、経験していきたいと思います。
それにしても、紆余曲折しながらも、あの日の剣が峰、踏めて良かったです。
山頂からの景色、ひときわ絶景でした。
コメント
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beingさん、kaitoさん、お疲れ様でした!
かなり長時間の雪山登山になったようですが、最高の天気で疲れを忘れてる様子が山頂の写真から見て取れます。
寒いのはいやなんだけど、天気が良いのはうらやましい限りです。
beingさん、機会があったらご一緒しましょう。
beingです。
位ヶ原山荘〜位ヶ原はトレースも無く、kaitoさんに先頭でラッセルしてもらえなければ、とても敵わなかったでしょう。
位ヶ原につくころには、もうヘロヘロで・・・
その時点で、まさか山頂まで行けるとは思ってもいませんでした。
その分だけ、山頂に行けた時の、目に飛び込んでくる景色が感動的なものになったと思います。
一人の力では、とうてい山頂を踏めなかったと思います。
kaitoさんとお天気のおかげです・・・
kotsさんとも、今度また是非ご一緒しましょう。
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