ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 889472
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

レンゲツツジの武尊牧場からムラサキヤシオ咲く武尊山へ

2016年06月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
e351spAz その他5人
GPS
05:50
距離
13.0km
登り
825m
下り
816m

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
1:00
合計
5:50
9:20
60
スタート地点
10:20
10:25
75
11:40
11:40
25
12:05
12:55
85
14:20
14:25
45
15:10
ゴール地点
天候 晴のち薄曇
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ほたか牧場夏山リフト(午前8時30分〜午後4時30 往復¥720)
ほたか牧場夏山リフトは今日から運行開始。既に見晴らしがよく、日光白根山や皇海山も見えている。
2016年06月04日 09:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 9:00
ほたか牧場夏山リフトは今日から運行開始。既に見晴らしがよく、日光白根山や皇海山も見えている。
夏山リフトでスキー場歩きを省略。目指す武尊山。
2016年06月04日 09:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 9:08
夏山リフトでスキー場歩きを省略。目指す武尊山。
ほたか牧場ではレンゲツツジが見頃。
2016年06月04日 09:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 9:15
ほたか牧場ではレンゲツツジが見頃。
キャンプ場内にも武尊山への案内標識があり親切。
2016年06月04日 09:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 9:23
キャンプ場内にも武尊山への案内標識があり親切。
レンゲツツジの中を歩いていく。
2016年06月04日 09:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 9:26
レンゲツツジの中を歩いていく。
ブナ林の中を森林浴しながらハイキング。
2016年06月04日 09:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 9:35
ブナ林の中を森林浴しながらハイキング。
群馬県人口200万人記念の謎の映画。
2016年06月04日 09:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 9:42
群馬県人口200万人記念の謎の映画。
2016年06月04日 10:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/4 10:14
避難小屋。本当に緊急避難用のようで小さい。
2016年06月04日 10:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 10:20
避難小屋。本当に緊急避難用のようで小さい。
右手に雪をかぶった山脈が見え始めて気分が上がる。
2016年06月04日 10:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 10:40
右手に雪をかぶった山脈が見え始めて気分が上がる。
本州では東北地方から中部地方の日本海側に分布するはずのムラサキヤシオが咲いていた。
2016年06月04日 10:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 10:46
本州では東北地方から中部地方の日本海側に分布するはずのムラサキヤシオが咲いていた。
振り返ると、至仏山、燧ヶ岳が思ったより近くに。
2016年06月04日 10:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 10:52
振り返ると、至仏山、燧ヶ岳が思ったより近くに。
ずっと緩やかだったが、いよいよ岩壁だ。
2016年06月04日 10:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 10:57
ずっと緩やかだったが、いよいよ岩壁だ。
2016年06月04日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/4 11:03
至仏山、燧ヶ岳までの気持ちのいい稜線。
2016年06月04日 11:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:14
至仏山、燧ヶ岳までの気持ちのいい稜線。
シラネアオイ発見。名前のもとになった日光白根山の近くで見たのは初めてだ。
2016年06月04日 11:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 11:16
シラネアオイ発見。名前のもとになった日光白根山の近くで見たのは初めてだ。
足場が少ない岩場。
2016年06月04日 11:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:19
足場が少ない岩場。
岩場を登り終えると、上越国境の山々と…
2016年06月04日 11:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:24
岩場を登り終えると、上越国境の山々と…
至仏山、燧ヶ岳までがよく見える。
2016年06月04日 11:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 11:25
至仏山、燧ヶ岳までがよく見える。
ここまで来るとまだ芽吹いていない植物も。
2016年06月04日 11:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:33
ここまで来るとまだ芽吹いていない植物も。
やっと残雪出現。
2016年06月04日 11:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:35
やっと残雪出現。
残雪と言える残雪はここだけだった。今季は雪が少なかったからだろう。
2016年06月04日 11:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 11:36
残雪と言える残雪はここだけだった。今季は雪が少なかったからだろう。
山頂が見えてきた。
2016年06月04日 11:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:43
山頂が見えてきた。
山頂付近は一面のササ。
2016年06月04日 11:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:44
山頂付近は一面のササ。
赤城山と子持山、その後ろに榛名山が霞んでいる。写真には写らなかったが浅間山までは何とか見えていた。
2016年06月04日 11:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:48
赤城山と子持山、その後ろに榛名山が霞んでいる。写真には写らなかったが浅間山までは何とか見えていた。
ここもいつものこの時期は雪渓なのだろうか?
2016年06月04日 11:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 11:56
ここもいつものこの時期は雪渓なのだろうか?
土埃舞う山頂。
2016年06月04日 12:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:08
土埃舞う山頂。
谷川岳方面
2016年06月04日 12:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:10
谷川岳方面
巻機山方面
2016年06月04日 12:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:10
巻機山方面
越後駒ヶ岳、八海山方面
2016年06月04日 12:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:10
越後駒ヶ岳、八海山方面
至仏山とその後ろに平ヶ岳、そして燧ヶ岳とその後ろに会津駒ヶ岳。
2016年06月04日 12:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:10
至仏山とその後ろに平ヶ岳、そして燧ヶ岳とその後ろに会津駒ヶ岳。
剣ヶ峰山を眺める。
2016年06月04日 12:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:21
剣ヶ峰山を眺める。
赤城山と子持山。行きはその間を走る関越道から武尊山を眺めていたのだ。
2016年06月04日 12:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:24
赤城山と子持山。行きはその間を走る関越道から武尊山を眺めていたのだ。
登ってきた方向。
2016年06月04日 12:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:25
登ってきた方向。
剣ヶ峰山の方向の稜線も魅力的だ。
2016年06月04日 12:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:25
剣ヶ峰山の方向の稜線も魅力的だ。
谷川岳の向こうには直線的な山稜線が特徴的な苗場山が。
2016年06月04日 12:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 12:54
谷川岳の向こうには直線的な山稜線が特徴的な苗場山が。
巻機山。さすが上越国境の山はまだ雪が多い。
2016年06月04日 12:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 12:50
巻機山。さすが上越国境の山はまだ雪が多い。
越後駒ヶ岳、八海山の手前には奥利根湖、ならまた湖も見えている。
2016年06月04日 12:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 12:50
越後駒ヶ岳、八海山の手前には奥利根湖、ならまた湖も見えている。
至仏山の向こうの平ヶ岳。奥深い。
2016年06月04日 12:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 12:50
至仏山の向こうの平ヶ岳。奥深い。
至仏山と燧ヶ岳の間には会津駒ヶ岳も見えていた。
2016年06月04日 12:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 12:50
至仏山と燧ヶ岳の間には会津駒ヶ岳も見えていた。
もと来た道を下っていく。
2016年06月04日 12:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 12:58
もと来た道を下っていく。
日本武尊像。伊吹山の石造りのものの方が古そうだが、どちらが古いのだろう?
2016年06月04日 13:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 13:01
日本武尊像。伊吹山の石造りのものの方が古そうだが、どちらが古いのだろう?
日光白根山と皇海山。
2016年06月04日 13:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 13:24
日光白根山と皇海山。
日光白根山
2016年06月04日 13:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 13:24
日光白根山
皇海山
2016年06月04日 13:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 13:24
皇海山
ミツバオウレン
2016年06月04日 13:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 13:30
ミツバオウレン
気持ちのいい稜線歩き。
2016年06月04日 13:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 13:30
気持ちのいい稜線歩き。
岩場遠景。
2016年06月04日 13:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 13:35
岩場遠景。
下りてきた道を振り返る。
2016年06月04日 13:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 13:43
下りてきた道を振り返る。
ムラサキヤシオのところまで帰ってきた。
2016年06月04日 13:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 13:58
ムラサキヤシオのところまで帰ってきた。
橙色が鮮やかなレンゲツツジの咲く散策路。
2016年06月04日 15:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/4 15:09
橙色が鮮やかなレンゲツツジの咲く散策路。
湧き水。
2016年06月04日 15:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 15:14
湧き水。
池に映えるレンゲツツジ。
2016年06月04日 15:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 15:14
池に映えるレンゲツツジ。
ツツジの中でも一番好きだ。
2016年06月04日 15:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 15:15
ツツジの中でも一番好きだ。
広々としたキャンプ場。
2016年06月04日 15:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 15:16
広々としたキャンプ場。
夏山リフトの周りもレンゲツツジ。
2016年06月04日 15:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 15:18
夏山リフトの周りもレンゲツツジ。
皇海山を眺めながら。
2016年06月04日 15:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 15:28
皇海山を眺めながら。
2016年06月04日 15:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/4 15:28
片品花咲の湯は新しい施設だった。
2016年06月04日 17:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/4 17:21
片品花咲の湯は新しい施設だった。

感想

前から行きたいと思っていた上州武尊山。
関越道を新潟方面に車を進ませると、榛名山、赤城山の間に子持山が見えてきて、その子持山の右横に堂々たる姿を現すのが武尊山だ。
公共交通機関だとかなり不便で、沼田駅から尾瀬方面に向かうと武尊口というバス停があるのだが、そこから武尊山の登山口へはかなりの距離がある。
ということでなかなか行けないでいたが、ここで友人が車を買ったということなので、さっそく車で行ってみることにした。

今回のメンバーはよく山登りをするメンバーのほか、新しい人も誘ったので登るのに一番標高差の少ない武尊牧場からのコースにすることにした。
武尊牧場の夏山リフトを使うと標高200m分を稼ぐことができるのだ。
ちょうど夏山リフトは6月4日から運行を開始だった。
しかもちょうどレンゲツツジが開花しているという。

夏山リフトの乗車場所の時点でかなり展望がよく、標高約1500mのほたか牧場キャンプ場に到着すると、日光白根山、皇海山などが間近に見える。
このほたか牧場キャンプ場には今は盛りとレンゲツツジが咲き誇っていた。
レンゲツツジの群落は湯の丸山が有名で見に行きたいと思っていてなかなか実現していないのだが、ここは植栽なのかもしれないけれど、思わぬ形でレンゲツツジの群落を見ることができた。

この辺りは、ぎりぎり太平洋側の気候帯に属するのだろうが、ブナ林の見事さは日本海側と同じだ。
それだけこの辺りは冬場雪が多いのだ。
林の中では、初めてムラサキヤシオツツジを見つけた。
この花は本州では東北地方から中部地方の日本海側に分布するのでやはりこの山の気候は日本海側気候に近いのだろう。
そのブナ林の森の中を気持ちよく緩やかに高度を上げていくと、徐々に右手に残雪が美しい山々が目に飛び込んでくる。
さすがは上越国境の山々はこの時期でも残雪が豊富だ。
そして、クサリ場のある岩壁あたりまで来ると、背後に思っていたより間近に至仏山、燧ヶ岳の姿が現れる。
こんなに近くに見えると思っていなかっただけに驚いた。
5年前から尾瀬から足が遠のいてしまったけれど、そろそろまた尾瀬に行きたいなと思った。

岩壁を登り切ってからは笹原が続く。
笹原の一見乾燥気味とも思える場所で、シラネアオイの花がぎりぎり残っているのを発見した。
それだけ普段は残雪の多い場所なのだろう。
シラネアオイは妙高山や秋田駒ヶ岳などの残雪が多い場所でしか見たことがなかったので、この花の名前のもとになった日光白根山を望む間近なこの山で見られたことに感動した。
この笹原辺りも例年はこの時期残雪が多いようだが、今年は記録的な積雪量の少なさだったのか、ほとんど残雪はなく、残雪のトラバースも1箇所のみだった。

山頂に到着すると、思いのほか登頂者が多い。
武尊神社方面から登ってきた人が多いのだろうか。
かなり土埃の立つ山頂からは、聞いていたように360度の大展望だ。
今日は天気は下り坂だったが、南側には赤城山と子持山が近くにそしてやや霞んで榛名山、その向こうに何とか浅間山が見えている。
西側から北側は天気も良く、谷川岳とその向こうに苗場山、巻機山と越後駒ヶ岳の間には八海山、そして至仏山、燧ヶ岳の向こうに平ヶ岳と会津駒ヶ岳というように大展望だった。
形のいい剣ヶ峰山へ縦走路も気持ちよさそうで、今日は武尊牧場からのピストンだったが、今度は武尊神社から剣ヶ峰山の周回コースも歩いてみたいと思った。

ムラサキヤシオツツジとレンゲツツジに大満足の梅雨入り直前の武尊山だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1645人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら