ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 890733
全員に公開
ハイキング
北陸

【大笠山〜行きはよいよい帰りは怖い〜】

2016年06月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 石川県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:49
距離
21.6km
登り
2,133m
下り
2,136m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:10
休憩
0:37
合計
9:47
距離 21.6km 登り 2,133m 下り 2,136m
5:57
54
6:51
25
7:16
7:17
80
8:37
8:39
87
10:06
10:07
2
10:09
10:39
3
13:25
13:26
78
14:44
14:46
58
15:44
0
15:44
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
五箇山から県道54号線に入って10kmブナオ峠に着きます。
途中いたるところに小さな落石が転がっているので、車高の低い車は要注意。
ブナオ峠より北側は通行止め(復旧の見込みなし)
コース状況/
危険箇所等
奈良岳から大笠山までの登山道は踏み跡がない状態で、草木で隠れていますが、
道はしっかりついています。
参考:ブナオ峠から大笠山までの登山道は3年ごとに予算がつき、
整備されます。
その他周辺情報 くたくたで帰ったのでどこにもよりませんでしたが、五箇山、福光いい温泉いっぱいあるはずです。
奈良岳から大笠山まで3.2km。
2016年06月04日 06:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 6:08
奈良岳から大笠山まで3.2km。
ブナオ峠の登山口。
2016年06月04日 06:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/4 6:09
ブナオ峠の登山口。
花の名前、あきらめました。
2016年06月04日 06:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/4 6:52
花の名前、あきらめました。
大門山頂上。ご覧のとおり眺望は良くありません。
2016年06月04日 07:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 7:05
大門山頂上。ご覧のとおり眺望は良くありません。
でも、大笠山、笈ヶ岳、白山は見えるよ。
2016年06月04日 07:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 7:06
でも、大笠山、笈ヶ岳、白山は見えるよ。
山の名前がわかればもっと楽しいだろうなと。
2016年06月04日 07:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 7:15
山の名前がわかればもっと楽しいだろうなと。
赤摩木古山頂上
2016年06月04日 07:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 7:30
赤摩木古山頂上
目指すは大笠山
2016年06月04日 07:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 7:30
目指すは大笠山
奥に薄らと見えるのが劔かな?
2016年06月04日 07:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 7:30
奥に薄らと見えるのが劔かな?
まだまです。
2016年06月04日 08:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 8:27
まだまです。
見越山頂上。狭い。
2016年06月04日 08:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/4 8:27
見越山頂上。狭い。
金沢の方かな?
2016年06月04日 08:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 8:27
金沢の方かな?
どっち方向かすらわからない。
2016年06月04日 08:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 8:28
どっち方向かすらわからない。
正面、奈良岳
2016年06月04日 08:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 8:31
正面、奈良岳
奈良岳頂上
2016年06月04日 08:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
6/4 8:52
奈良岳頂上
すばらしい眺望。
2016年06月04日 10:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/4 10:25
すばらしい眺望。
大笠山から見る笈ヶ岳と白山。
2016年06月04日 10:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 10:25
大笠山から見る笈ヶ岳と白山。
ズーム
2016年06月04日 10:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
6/4 10:26
ズーム
大笠山頂上
2016年06月04日 10:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/4 10:26
大笠山頂上
たぶん小松方面
2016年06月04日 10:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 10:26
たぶん小松方面
たぶん金沢方面
2016年06月04日 10:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 10:26
たぶん金沢方面
山では我慢してノンアル
2016年06月04日 10:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 10:27
山では我慢してノンアル
一応、ポーズ取ってます。
2016年06月04日 10:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
6
6/4 10:29
一応、ポーズ取ってます。
方角は東
2016年06月04日 10:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 10:31
方角は東
なにを撮ろうとしたのか?
2016年06月04日 10:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/4 10:33
なにを撮ろうとしたのか?
なにを思ったか母親がおにぎり作っくれた。
2016年06月04日 10:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
6
6/4 10:37
なにを思ったか母親がおにぎり作っくれた。
何年か前、5月の連休に登った笈ヶ岳。
すぐそこなので行けそうな気がしないでもないが、道なし。
2016年06月04日 10:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 10:46
何年か前、5月の連休に登った笈ヶ岳。
すぐそこなので行けそうな気がしないでもないが、道なし。
大笠山の避難小屋
2016年06月04日 10:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/4 10:55
大笠山の避難小屋
さあ帰ろう。この時はまだ元気ハツラツ。
2016年06月04日 10:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 10:57
さあ帰ろう。この時はまだ元気ハツラツ。
そっちに戻るよ。
2016年06月04日 10:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/4 10:59
そっちに戻るよ。
下にはちゃんと道があります。
大笠山直下のここ、笹多し。
2016年06月04日 11:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/4 11:03
下にはちゃんと道があります。
大笠山直下のここ、笹多し。
2016年06月04日 11:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 11:07
残雪部が何箇所かあり、迷ってしまった。
2016年06月04日 11:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 11:10
残雪部が何箇所かあり、迷ってしまった。
この時点では方向は間違っていない。
2016年06月04日 11:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 11:12
この時点では方向は間違っていない。
崩落したところも何箇所かある。慎重に
2016年06月04日 11:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 11:18
崩落したところも何箇所かある。慎重に
ここは見えるが、鉄筋の杭、草木で覆われて見えないところは危ないと感じた。「
2016年06月04日 11:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/4 11:41
ここは見えるが、鉄筋の杭、草木で覆われて見えないところは危ないと感じた。「
俺でもわかるカタクリ
2016年06月04日 11:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
6/4 11:44
俺でもわかるカタクリ
2016年06月04日 11:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/4 11:59
2016年06月04日 13:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 13:42
赤摩古木山への登り。
なかなか進まなかった。
2016年06月04日 14:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/4 14:47
赤摩古木山への登り。
なかなか進まなかった。
桂湖
2016年06月04日 15:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/4 15:00
桂湖
2016年06月04日 15:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/4 15:02
たぶん泣きながら撮った。
2016年06月04日 15:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
6/4 15:03
たぶん泣きながら撮った。
撮影機器:

感想

前日(3日)、テレビのレポ−タ−として来沢する(生)壇蜜を見に行こうか、
山に行こうか迷った末の山行。
生壇蜜を見たいという煩悩を抑えての山行。
煩悩には打ち勝ったのですが、帰り道2度も道に迷ってしました。(反省)

会社の元上司で現在砺波の山岳会で活躍しているNさんに情報収集。
「ブナオ峠から大笠山まで、最近の登山道の情報あれば教えてください」
「2日前にブナオ峠から奈良岳まで行ってきました。
奈良岳から大笠山までも問題ないと思います」
グッドタイミングでした。少なくとも奈良岳までは大丈夫。

現在、何年か前の土砂崩れの影響で通行止めとなっている富山県道54号福光上平線。
約30年ぶりに五箇山側から訪れました。
ブナオ峠から北側(金沢側)が通行止区間です。
たぶん土砂崩れがなく金沢側から通行できれば距離は半分ぐらいだと思います。
(自宅から五箇山経由ブナオ峠まで66.2km)

自宅4:20発 ブナオ峠 5:42着。
車はすでに7台(だったと思う)

朝食(例によってあま〜いパン)を取って、いざ出発。
緩〜い坂をテクテク歩くと、
大門山(だいもんさん)と赤摩木古山(あかまっこやま)の分岐につきます。

元気があるうちにと大門山に。
大門山頂上、眺望はいまいち。でも白山は見えました。

次に目指すは赤摩木古山。
記憶ではここが一番気持ち良く(楽に)歩けるとこかな?
赤摩木古山からは西側に山々(人形山、金剛堂山等々)が綺麗に見えます。
遠くにはうっすらと北アルプスも。
今思い返すとここら辺は超元気でした。

次、見越山(みこしやま)。
1回下って、登り返しだったかな?
歩いているとき、実際は何か考えているんでしょうけど、
自分の中では無の境地です。
(少なくとも壇蜜のことはすっかり忘れていた)

次の奈良岳(金沢市の最高峰)まではあっという間に着きます。確か。
(今、酒を飲んでちょっと酔っ払っているのと、
年のせい昨日の記憶も曖昧ですが::)
大笠山が正面に大きく見えます。(後ろには先週登った白山も)

ここからが問題。昨年秋のヤマレコを参照させていただきました。
ありがとうございます。

登山道が草木で隠れてわかりにくい。藪こぎもあり。
登山道を確認しながら、慎重に歩きます。
途中何度か残雪があり登山道が消えていましたが、難なくクリア。
たぶんここで慢心が・・(なぁ〜んだ、思ったより楽じゃん!)

今、ビ−ル 500 ハイボールグラス3杯、酒を「飲むと元気になるな)

直下の藪こぎを終えて、大笠頂上へ!!
ちょうど下山する方がおいでました。
一言二言。
昼飯には早いけど、ばーちゃんが作ってくれたおにぎり一個とバウムクーヘン、
コーヒーを飲んでまtったり。
笈ヶ岳がすぐそこ、後ろには白山。最高の眺望です。
西側には小松、金沢の平野部。
何も考えずに書くと、ダラダラ書いてしまいます。ごめん。

さ〜あ、あとは下山するだけ。
来た道を戻ります。
途中、同じコースを登る二人の方とスレ違いました。
俺を含め3人がこのコースにチャレンジです。

順調に道を歩いて出発したブナオ峠を目指します。
今思うとGPSを持っていたのに、なぜ確認しなかったのだろうか?
油断でした。(行きが順調だったので)
下りで目の前に残雪が見えたので、「あっ、ここだ」
藪をかき分け、直進。
「あれ?道がない」

じゃあ、最後はロックで。(これで止めるよ)

ここで冷静にGPSで確認すれば・・
逆方向(大笠山の方向)に戻ってしまいました。
方向音痴の私は全く気づかず、大笠山に引き返していたのです。
気づいたのやはり残雪(確か大笠山に向かう最後)の「ところでした。
中断、ちょと早い夕食です。

再開、
この時は「狐つつまれる」そのもの。
あれ〜さっき登ってくる人と話したとこや〜。目の前の山、大笠山????
どこで間違ったん?
かなり焦った。

「ここで冷静にならねば」と思ったはわかりませんが、気を取り直して逆方向に。(ブナオ峠)
どこで間違ったか全然わからなかったので、超慎重に歩いたと思う。
「ここ歩いた」GPSの軌跡を確認しながら。
少し歩くと、目の前にさっきの残雪が。
ここで立ち止まり、周囲を良く見渡すと、左側に登山道が。
「あ〜、ここや〜〜」
左側にある登山道に。
GPS確認。
よし!
進みます。
これで終われば良かったのですが。
再び現れた大きな残雪。
GPSの奇跡を確認するも、道がわからない。
足あとは?
残雪の周りを歩いて、道を探しました。
10分ほどでしょうか?
「あった!」
左側に登ったところに登山道発見!
あ〜良かった。
本当に嬉しかったです。(ほっとした)
実は、この時先ほどすれ違った人たちを待とうかと頭をよぎりました。

奈良岳についた時には心底ホットしました。
精神的な疲れが限界に。
赤摩木古山への登りは肉体的にも限界状態。
途中何度も止まりながら最後の気力を振り絞って登りました。

もう迷う道はない。自分に言い聞かせながら、半泣き状態で歩いていた。

最後の分岐からは異常に長い道のりでした。

無事に帰れて良かった。
調子に乗りすぎた。
反省の気持ちでいっぱいです。

遭難、他人事ではない。肝に銘じます。





お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1474人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白山 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら