（大峰北部）吉野〜青根ヶ峰〜大天井岳〜山上ヶ岳〜稲村ヶ岳〜洞川温泉

2016年06月04日(土) 〜 2016年06月05日(日)

• GPS: 16:00
• 距離: 33.7km
• 登り: 2,542m
• 下り: 1,904m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:00

7:22 近鉄吉野駅
7:42 7:42 吉野山駅
7:59 8:01 金峯山寺
8:51 8:55 花矢倉展望台
8:59 9:03 吉野水分神社
9:19 9:20 高城山
9:32 9:32 奥千本口バス停
9:43 10:00 金峯神社
10:20 10:21 青根ヶ峰
11:59 12:22 四寸岩山
12:39 12:39 足摺の宿跡
13:22 二蔵宿小屋

2日目

• 山行: 9:15
• 休憩: 3:48
• 合計: 13:03

4:50 二蔵宿小屋
6:01 6:01 大天井ヶ岳
6:40 6:41 五番関
8:07 8:32 洞辻茶屋
9:17 9:18 西の覗岩
9:41 9:44 山上ヶ岳
10:12 10:13 レンゲ辻
11:00 11:11 稲村小屋
11:32 11:32 大日山分岐
11:40 11:41 大日山
11:49 11:49 大日山分岐
12:02 12:08 稲村ヶ岳
12:17 12:17 大日山分岐
12:31 12:43 稲村小屋
13:39 14:04 法力峠
14:51 14:54 五代松鍾乳洞
15:08 15:08 稲村ヶ岳登山口
15:29 17:48 洞川温泉
17:53 洞川温泉バス停

天候

6/4 曇り、6/5 雨のち曇り（午前中は風強い）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

6/4 7:13

近鉄吉野線で吉野川を渡ります。本来の大峰奥駆けでは、近鉄吉野線で少し手前にある六田（むだ）の河岸「柳の宿」から、まず川を渡ってスタートするそうです。

6/4 7:18

今回の出発点。

6/4 7:40

6/4 7:47

6/4 7:48

金峯山寺・黒門

6/4 7:51

金峯山寺・銅鳥居（かねのとりい）。

6/4 7:55

金峯山寺・仁王門。

6/4 7:59

金峯山寺・蔵王堂。

6/4 8:28

6/4 8:34

6/4 8:51

花矢倉展望台からの金峯山寺。バックは、左から、金剛山、葛城山、二上山。

6/4 8:59

吉野水分（みずまくり）神社。

6/4 9:01

水分神社の中。

6/4 9:20

高城山展望台から。奥は、左から金剛山、葛城山、二上山。

6/4 9:32

金峰神社・修行門。

6/4 9:38

左の顕著なピークは竜門岳。そこから右に続く稜線上のピークは烏ノ塒山。背後には、貝ヶ平山、額井岳。

6/4 9:43

金峰神社。

6/4 9:48

義経かくれ塔。

6/4 10:00

金峰神社手前にある休憩舎に登山ポストがありました。ここで登山靴に履き替え。

6/4 10:07

宝塔院跡。

6/4 10:20

青根ヶ峰山頂。

6/4 10:20

6/4 10:53

6/4 11:58

左寄りに大天井ヶ岳。

6/4 11:59

四寸岩山。

6/4 12:39

足摺茶屋。

6/4 13:22

二蔵宿。

6/4 13:27

二蔵宿の広い庭（？）から3つの道に分岐します。中央は従来道で大天井ヶ岳を巻きます。右は古道で、大天井ヶ岳に登ります。

6/4 13:27

そして、一番左が水場への道。

6/4 13:33

水場の少し手前に、座禅岩。

6/4 13:33

座禅岩から東側の展望。

6/4 13:34

高見山方面のズーム。

6/4 13:36

水場。晴れの日が続いた後でしたが、設置されているパイプのおかげで、たやすく水が確保できました。

6/4 13:47

二蔵宿が本日のお宿。綺麗に整備されていますが、ノートを見ると管理人の方は滋賀県の方のようでした。

6/5 5:45

【ここから二日目】大天井茶屋跡の石祠。

6/5 6:01

大天井ヶ岳山頂。

6/5 6:42

五番関。ここが北側の女人結界。

6/5 7:13

鍋カツギ行者。大きな鍋がぶら下がっていました。

6/5 8:18

洞辻茶屋に到着です。

6/5 8:18

ここから洞川温泉に下る道は、2012年11月に辿ったことがあります。

6/5 8:32

洞辻茶屋の中で少し休憩。まだ時間が早いからか、開いているお店は1軒だけでした。

6/5 8:44

洞辻茶屋から少し先にある陀羅尼助茶屋。

6/5 8:44

陀羅尼助茶屋も参詣道が中央を通り抜けています。こちらの方が（お店の）人が多くいました。

6/5 8:46

茶屋がもう一つ。

6/5 9:01

鐘掛岩。

6/5 9:03

6/5 9:10

いよいよ大峯山。

6/5 9:17

西の覗。

6/5 9:18

西の覗岩。逆さに吊り下げられて、修行（懺悔）するところです。

6/5 9:27

立派な宿坊。左から竹林院、東南院、そして、喜蔵院。

6/5 9:30

裏行場近くの小さな池。

6/5 9:31

東の覗岩などがある裏行場ですが、勝手に入ってはいけないようです。

6/5 9:35

そして、大峯山寺へ。

6/5 9:38

大峯山寺。戸開式が五月三日午前三時で、戸閉式が九月二十三日午前三時と、昔から決まっているようです。

6/5 9:43

山上ヶ岳の三角点は一等です。

6/5 9:43

山上ヶ岳の最高地点は、この湧出岩。聖蹟なので、勝手には入れません。

6/5 9:49

山頂の先から、レンゲ辻に向かって尾根を急降下します。

6/5 10:05

要所には鉄製の階段が整備されています。

6/5 10:12

レンゲ辻は、西側の女人結界。

6/5 10:15

レンゲ辻の東側にあった岩峰を振り返ったところ。

6/5 11:00

山上辻まで来ました。

6/5 11:00

ここには稲村岳山荘があります。

6/5 11:02

大日山と稲村ヶ岳の案内板。

6/5 11:11

トイレもあります。有料で￥100円。ちょうど良いタイミングで利用させて頂きました。

6/5 11:32

稲村ヶ岳登頂が主目的ですが、大日山にも寄って行きましょう。

6/5 11:39

稲村ヶ岳は雲の中。

6/5 11:40

大日山の山頂。

6/5 11:40

6/5 11:48

大日山と稲村ヶ岳の間にはキレット状の地形となっています。

6/5 12:02

こちらは稲村ヶ岳の山頂。無粋な展望台が占領していました。しかもこの付近「食事禁止」の看板がたくさん目につき、ちょっとなんだかね。

6/5 12:03

展望台の片隅に括りつけられた山頂標識

6/5 12:07

三角点。プチトマトでアクセントをつけてみました。

6/5 12:17

山上辻に戻る途中から大日山を振り仰ぐことができました。

6/5 12:43

稲村岳山荘に戻り、遅めの昼食にしました。

6/5 12:58

山上辻から法力峠への道は、こんなトラバース道が続きます。一部、崩壊している橋もありました。

6/5 13:39

法力峠。ここから観音峰に行けますが今回はパス。

6/5 14:51

五代松鍾乳洞。ここは出口。

6/5 14:54

少し下の入口側のそばまで、簡易モノレールが観光用に設置されていました。

6/5 14:55

簡易モノレール。

6/5 15:06

奥院入口。

6/5 15:08

稲村ヶ岳登山口に無事下山しました。

6/5 15:18

洞川温泉は、陀羅尼助丸を売る店が軒を並べています。

6/5 15:19

陀羅尼助丸とは・・・

6/5 15:21

参詣者のためのお宿も並んでいます。

6/5 16:34

ここでの挨拶は「こんにちは」ではなく、「ようまいり」（あるいは省略して「まいり」）です。

6/5 17:48

洞川温泉で雨と汗を流してさっぱりします。

6/5 17:53

温泉でのんびりした後、最終バスで下市口へ。

6/5 19:09

下市口駅についたら、雲が切れて青空も顔を覗かせていました。

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

感想

nomoshin

大峰山脈は4回目でした。稲村ヶ岳登頂を主たる目的とし、せっかくなので、大峰山奥駈道の最北部である吉野〜山上ヶ岳をつまみ食いしてきました。
山上ヶ岳は、2012年11月に南側である大普賢岳から辿りついたことがありましたが、この時もお天気は今一つでした。今回、初日は曇り空で雨は落ちませんでしたが、二日目はしっとりしたwetな山行となりました。ちなみに、近畿地方は、入山した日（6/4）午後から梅雨入りしたとのことでした。

宿とした二蔵宿小屋（無人小屋）は良く整備されていて、水も10分トラバース道を歩くだけで手に入れることができます。同宿となった浜松市から来られたという女性の二人連れパーティは、奥駈道を熊野まで歩く予定で6日分の食糧を背負って来られたらしいですが、女人結界をどうされましたでしょうかね？　（山上ヶ岳が女人禁制だということをご存じないようでした！）