和泉葛城：高鍋山から松尾山

2016年06月08日(水) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 13.1km
• 登り: 525m
• 下り: 650m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:53

11:29 スタート地点
12:00 12:06 行者の滝
17:22 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

危険場所なし。

その他周辺情報

熊取駅から犬鳴山まで粉河駅前行きのバスにて約20分。約一時間おきに
出ます。

写真

6/8 11:32

犬鳴山は役の行者が開いた修験道の道場。
境内は大阪府緑の百選に選ばれています。
和泉葛城山系の山々の中で、太古の自然が残されているのは槙尾寺周辺とここ犬鳴山、牛滝山周辺だけです。

6/8 11:35

犬鳴山入り口。

6/8 11:38

犬鳴大明神（犬鳴山のおわす特別の神様）の旗。この岩は大黒天（もともとはインドの神様、日本ではお金と食べ物の神様になった）岩。　犬鳴山にはいろいろな神様が住んででおられます。

6/8 11:39

この世と来世を分ける滝。3柱の神様が関わっておられます。。

6/8 11:41

白鳳時代に役の行者がここで修業されたときに、滝から神様が現れたそうです。

6/8 11:41

犬鳴大明神と書かれた小さな石塔が建っています。

6/8 11:48

一面に照葉樹林の森が広がっています。

6/8 11:48

杉の大樹の中に社が見えてきます。

6/8 11:50

大峰山（山上ヶ岳）は修験道の山として有名ですが、
犬鳴山は約1300年前に大峰山よりも6年早くに
開かれました。

6/8 11:52

南無九頭龍大神（？）と稲荷大明神です。

6/8 11:53

縁切大神。いろんな神様がいます。

6/8 11:54

豆八大明神です。いったい何の神様でしょうか。

6/8 11:55

五帝龍王の誦文とあります。

6/8 11:55

大きな岩崖が御神体。毘沙門天ほか4柱の神様が守っておられます。

6/8 11:55

計子爾童子（けいしにどうじ）。不動明王の配下にあり実働隊員である36童子の一員。犬鳴山の童子はみなかわいい。

6/8 11:56

倶梨伽羅大滝不動明王。

6/8 11:56

清瀧大神と白瀧大神。

6/8 11:57

清瀧大神の由緒書。

6/8 12:00

癌除けお岩竜王の祠。昭和13年に作られた。

6/8 12:00

志津の涙水。犬鳴山へ修行僧を追ってやってきて遭難した女性が倒れていた付近から流れ出る水。この水を毎日飲むと願い事がかなうそうです。

6/8 12:00

召請光童子（ちょうしょうこうどうじ）。

6/8 12:02

犬鳴山（七宝瀧寺（しっぽうりゅうじ））は、真言宗犬鳴派のお寺で御本尊は不動明王。

6/8 12:04

休憩所の泥落としの上にたくさんの天狗蝶が水を吸いに来ていました。

6/8 12:05

五本松・高城山への登り口。

6/8 12:13

高城山への分岐点。

6/8 12:13

6/8 12:25

布引の滝。修行場の一つらしいが、なぜか、ロープがはられている。

6/8 12:26

波羅波羅童子。このあたりが表行場らしい。

6/8 12:41

弁天岳への案内板。尾根まで登りつめて、高鍋山までピストンし、永楽ダム方向を目指しました。結局どこが弁天山なのかわからないままでした。

6/8 12:53

高鍋山への取り付き点。

6/8 13:08

高鍋山の山頂が、見えました。

6/8 13:27

尾根に沿って松尾山を目指します。山と高原地図には載っていませんが、道があります。

6/8 13:36

展望が悪く、松尾山への尾根を歩いているはずが、キビ谷側へ下りる尾根に迷い込んでいました。

6/8 14:03

樹間から見える尾根を歩くべきだと気がつきました。でもこの迷い込んだ尾根の樹林はいい雰囲気です。

6/8 14:18

このあたりが、山と高原地図にある分岐点で、左の道は中大木へでる道だとおもい、右の尾根道を登ります。

6/8 14:22

テープがたくさん巻かれている木があります。右松尾山とあるので、そちらの方へ。

6/8 14:28

樹間から西の方角に見えた山の名前はわかりません。

6/8 14:31

永楽西コースのあたりが見えてきました。遠くに関空と、淡路島も見えます。

6/8 14:31

こんなに身近に、こんな深い森があるとは驚きです。
薮こぎ覚悟で来たのですが、尾根筋の快適な道が続きます。

6/8 14:39

ウバメガシの森。

6/8 14:43

松尾山山頂。立派な案内板があります。ここが熊取町の最高点か。

6/8 14:43

熊取町と泉佐野市の境界石。

6/8 14:53

ヤマモモの森がありました。

6/8 15:38

熊取町斎場の横に下りてきました。登り口に案内板はありません。

6/8 16:04

永楽ダムの横を通り熊取駅へ歩きます。
ササユリが咲いていました。

6/8 16:24

雨山登山口の横をとおりひたすら熊取駅まで歩きます。

6/8 16:25

イモ畑の向こうに見えるのは大阪体育大学。この地点から熊取駅まで約一時間。

撮影機器：

COOLPIX S33 ニコン

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具［ポンチョと傘 檜笠］ 靴 ザック 行動食 （玄米握り飯3個） 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

備考

道がないところを歩くのを覚悟して、日帰りにしては、いささか大げさな装備になりました。檜笠は思いがけないときに頭を木の枝や石にぶつけたときショックアブソーバーになりました。

感想

alpenrot

熊取町の奥山ハイキング西コースから見える和泉葛城山へ向けて
のいくつかの山が気になっていたので、ひょっとしたらササユリが咲いているかもと期待して、犬鳴山ー高鍋山ー松尾山ー永楽ダムのコースを
歩きました。　山と高原地図には高鍋山から熊取町の奥山雨山自然公園に下りるコースはのっていないので、薮こぎを覚悟して出かけたのですが、尾根筋には踏み跡道や山林管理用の道があり、とくに危ないところはありませんでした。　ヤマモモやウバメガシ、コナラの林が高鍋山から松尾山に向けての稜線に広がっており、身近な山での思いがけない発見でした。