塔ノ岳(表尾根ピストン)。土曜日は人が多いね。
- GPS
- 07:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,157m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
梅雨いりしました。
雨降っている時まで山歩きをしようとは思わないので週末の土日、どっちに行くのかは数日前から「てんきとくらす」をチェックします。
毎日チェックすると天候の動きがわかります(オーバーかな?)。
この週末は火曜・水曜時点では主な山は雨模様だったのですが、日に日に雨ではなくなっていく模様。なかでも土曜はほぼ大丈夫そう。
なので今週末の山行きは土曜日にします。
行き先は? 少し間が空いたのですが1ヶ月ぶりの塔ノ岳にします。
ただねー、ヤビツ峠=>秦野駅のバスがヤビツ峠16:16が最終。これに間に合わせようとすると少しキツイんだよねー。
帰りは久々にバカ尾根にしますか。たまにはいいよね。
小田急、秦野駅到着前には富士山が見えました。見えると思ってなかったからラッキーかな。
秦野駅到着。急いでバス停まで。
もう結構バス待ちの列が長くなっています。第一コーナーを曲がっています。
多分、土曜日に塔ノ岳行くのは初めて。いつも日曜か祝日だったからね。
土曜は日曜よりも登山客が多いのですね。ある程度、予期していたけど。
7:50ぐらいに臨時バスがきます。座ることをあきらめたら乗れたのですが、次の臨時バスはいつぐらいになるのか神奈中バスの職員さんに聞いてみます。
「次は8:18の定刻ですが、タイミング合えば臨時バスがでます。」
ま、いいや。次を待つことにします。
結局臨時バスは8:10頃に出ました。
ヤビツ峠途中、富士山が見えるところ(菜の花台)からは富士山は見られません。
途中気がついただけで3台のバスとすれ違い。
やっぱり多いんだ、登山客。
ヤビツ峠到着。いつものようにトイレに寄って出発。
思っていたほど寒くはないから、最初からT-shirt 1枚になります。
富士見橋に到着。ここでも人は多い。
表尾根登山道入口、いきなり渋滞気味。
止まることはないけれど、段差のあるところでは詰まります。
あぁあ、こんな感じが続くのかな。
林道を一旦またいでまた登山道に。
少しバラけてきましたがまだまだ詰まっています。
そんな調子で進んでいくにつれ少しずつはバラけてきます。
資材置き場、道が左に90度おれるベンチのあるところ。
ここで一休み。ベンチがちょうどあいたので、ザックを下ろして水分補給。
この時ミネラルウォーターをザックのポケットに戻す際にスルリと落としてしまいました。
全く気がつかなかったのですが、外国人御一行様(多分中国人)に拾ってもらいました。
ありがとうございます!
二ノ塔への登り道。この辺りはほとんど熟知しているから疲れることはありません。
もっともペースはゆっくりですけどね。
振り返れば大山の所。
この日は海がかなり見通せます。
江ノ島はもちろん、大島、伊豆半島まではっきり。
快晴というわけではないんですけどね。
秋で快晴だった時よりも遠くまで見えていたと思います。
二ノ塔到着。でも富士山は見えません。
仕方ないね、やや曇っているから。
二ノ塔こら三ノ塔へ行く途中の左手、晴れていたら富士山がドカーンと見えるところ。
富士山は見えません。仕方ないです。
三ノ塔に着いたら富士山見えました。
山頂のあたりだけですけどね。裾野までは見えません。
ここでおにぎり1個。
富士山眺めながら。贅沢な気分。
少しすると富士山、雲に隠れてしまいました。
さあ、お地蔵さんに会って烏尾山を目指しますよ。
急な坂を下って、登り返して最後は階段。
今日も烏尾山山荘が見えてきます。
登り階段は疲れるけど慣れちゃいましたね。
いつものようにトイレを借りてベンチで水分補給。
富士山見えます。
海側もとてもはっきり。
人は多い。
次は行者岳。そろそろ疲労蓄積し始めてきていますが、ま、全然大丈夫。
行者岳を過ぎて少し進んだところで渋滞しています。
鎖場はまだもう少し先なんだけど。
待ち時間どの位になるんだろうか。
時計をチェックして、ストックをたたんで、富士山とかこれから行く先の崩壊階段を眺めたりします。
崩壊階段の先の登りも人の列がつながっています。
仕方ないね、梅雨どきの週末で雨降ってないから。
みんな考えることは同じ。
結局鎖場の待ち時間は20分ほどでした。
その後は崩壊尾根の階段、それに続く痩せ尾根の急登。
マイペースで登って少し下って政治郎の頭。
タイムスタンプ代わりに1枚パシャ。まだ少しツツジがのこっています。
書策小屋跡、ここでも一休みします。
ここのベンチは座りにくい。座面がかなり鋭角になっていてテーブルに向かうとその鋭角が太もも裏側に食い込みます。
もう誰もメンテナンスしないのかな。
(そういう自分がやれと言われそうですが、道具がなければ厳しい)
新大日への登り坂。鎖場手前でたたんだストックを再び取り出します。
坂道の途中でしたが、やっぱり疲れてきたので。
新大日でも人が多くてベンチ確保はできませんでした。
なので立ったまま水分補給。次に向かいます。
木ノ又小屋をこして、道が水平になって富士山がまた姿を現わすところ。
海側も見えるところ。
やっぱり数人が立ち止まって景色を眺めています。
ボクも。
その後の第二の崩壊階段。少し下りて渡って登り返すのですが
ここはゆっくりいかないと微妙に疲れます。
なんでだろう?
登る高さはそれほどでもないのに。
であとは水平な道、またまた登り道を繰り返して
塔ノ岳山頂到着。時間は12:45。鎖場待ち時間が20分だったことを思えば自分としては結構いいペースでこれました。
富士山ははっきりと見えます。相変わらず裾野部分ははっきりとは見えてないのですけどね。
でも梅雨時なので全く期待していなかったのでお得感はいっぱい。
塔ノ岳山頂も人は多かったのですが、富士山側の最前線。特等席のベンチがたまたま空いていたのでそこに陣取ります。ラッキー。
2度目の昼食、この日はセブンイレブンのカレーパン。
具がいっぱいで美味しかったです。
この日は土曜日でヤビツ峠の最終バスは16:16。
去年、一度このバスに乗れたのですがきつかったし、日曜日だから17:40が最終で乗り遅れても、ボーッと待っていればよかったし。
ということもあって帰りははなからバカ尾根と思っていました。
が、人が多いし、つまりバカ尾根も、当然ところどころ渋滞になる可能性があるし、ということを考え始め、もし16:16の最終バスに遅れても、1時間ほど林道を下っていけば蓑毛にでられる。そこまでできるのは日の長い今がチャンスという思考も芽生えてきて。
表尾根ピストンにします。
嫁さんには帰りはバカ尾根と伝えていたので、電話して来た道の表尾根を戻ると伝えます。
遭難するとは思っていませんが、一応念のためね。
そうと決まればそそくさと帰りの準備。
靴紐結び直して、ストックの長さを調節して、トイレに寄って出発。
帰りの表尾根も景色がいいです。特に海側がスキッと見渡せて。
新大日まで行くとすれ違う人の数も少なくなってきます。
やっぱりバカ尾根よりもピストンした方がストレスなくいいです。
崩壊階段を下って鎖場。たまたま2人並んでいましたがすぐに順番がきて岩に向かって左側の鎖をとります。多くの人は右側の鎖をとるのですがボクは左の方。どっちもあまり変わらないんですけどね。
ところでこの間から、鎖に加えてロープもあるんですね。
これ邪魔。撤去してくれないかなー。
なんのためにあるんだろう?
16:16の最終バスは計算上ギリギリ。
三ノ塔への登り返しでばてなきゃいいんだけれど。
行者岳を越えて烏尾山。
一休みして時間を確認。
うんやっぱりギリギリだ。
焦って足首ひねったりするのが最悪だから間に合わなくてもいいよ、そしたら新しいコース(蓑毛までのコースのこと)が歩けるじゃないか。と気持ちを整理します(本当は間に合いたいんですけどね)。
三ノ塔への登り返しはやっぱりキツイですね。朝からの疲労がたまっているし。
ところどころ一息入れながら進みます。
この時に思ったのですが、一息つくときには何か理由があると良い。
水を一口口に含むとか、汗を拭うとか。
理由なくただ疲れて止まると、歩き始めるキッカケがなくズルズルいつまでも止まってしまうきがする。
ゆっくり歩幅はなくて良いので少しでも動き続けるのが良さそうってこと。
ということでお地蔵さんのところまで戻ってきました。
朝はね、またお地蔵さんに会えると思ってなかったよね。
三ノ塔ではまだ富士山が見えていました。これも意外。うれしい意外。
三ノ塔でも一息ついて、要所要所で一息つきます。ザック下ろして、水一口、汗を拭って。ただし短時間。
三ノ塔からの下り。まだ海側の見通しは良いです。最後まで持ったなー。
二ノ塔到着。最後の休憩。先客2人。男子の2人です。20代半ばかな。
二ノ塔からは富士山見えなくなっていました。朝もそうだった、二ノ塔からは富士山見えなかった。大したことではないけれど。
男子の1人が声をかけてきました。
「どこから来たのですか?」
ボク「ヤビツ峠から塔ノ岳まで行って、そのまま来た道を戻ってきて、これからヤビツ峠の最終バスに間に合うようにいくところですよ。」
その男子もヤビツ峠に行くつもりだとのこと。
最終バスまで丁度間に合うかどうかのタイミング、その時の時刻が丁度15:00で、コースタイムを足すと16:20。最終バスは16:16だから、あんまりのんびりはできないけど。
と、教えたら随分お礼を言われました。
バスの時間、あまり気にしていなかったみたい。
ヤビツ峠まででたら、バスは当然あると思っていたのかな。
二ノ塔でストックをたたんで、男子2人よりも先に出発します。
下りはいつものペース。少し早めです。まだヒザにはきていないし、下りだから息切れはしない。
道はいくらなんでも迷わないから、あとは滑ったりしないようには気をつけてね。
何も問題なく登山道入口到着。
あとは退屈な登りの車道。
前回気に入った水場はあきらめます。というのはヤビツ峠茶店のビールを期待。
水場で時間をとって茶店が閉まっちゃうことを恐れました。
ズンズン車道を早足で登っていきます。
途中、草に泡のようなものがついています。
何かの卵なのかもしれません。、一応写真を撮っておきました。どなたかもしご存知の方いらっしゃったら教えてください。
ヤビツ峠茶店到着。店のおじさんに「ビールください」
「奥にあるからだして」と一旦外に出て行ってまた戻ってきて、そこでお会計。
店の中のベンチに腰を下ろして缶を開けようとしたら、「もうバス出るよ」って。
確かに茶店に入る時にバスはとまっていたなぁ。でもそれは16:16発の最終バスが待機しているんだと思い込んでいた。
あわててバスに乗り込みます。バスは方向指示器を出して発車寸前でした。バスに乗ったらすぐにドアが閉まり発車。よかった。ギリギリセーフ。
あとで確認したら15:51発のバスでした。日・祝の17:41と平日・土曜の16:16は頭にはいっていたんだけど、その前の時間のバスはまったく気にしていなかった。間に合うとも思っていなかったし。とにかくラッキー。茶店のおじさん、ありがとう!
茶店で買ったビールはバスの中でゆっくり楽しみました。
秦野駅でもビール1本購入、長い新宿駅までの時間つぶし。
思ったよりも早く帰宅。これからは土曜日も表尾根ピストンできるね。日の長いあいだは。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する