サルギ尾根-大岳山-馬頭刈尾根
- GPS
- 06:43
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,334m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:38
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:15:35発十里木-武蔵五日市、15:55発ホリデー快速 |
コース状況/ 危険箇所等 |
晴れていたので泥濘等はなく歩きやすかった。マイナールートで案内などがなく迷い込む道はそれなりにあった。岩場等の危険個所は特になし。 |
その他周辺情報 | 秋川渓谷瀬音の湯。時間がなかったので立ち寄らず。 |
写真
装備
個人装備 |
軽量ザック(20L程度)
ハイドレーション(水1.5L)
行動食
レインウェア
ヘッドランプ
タオル
帽子
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感想
大岳山は何度も行っているのでGPSログを見て道を繋ぐべく、行ったことのないルートを歩くことにした。自分のペースで歩きたかったのと、破線ルートが入ってたり他の人を誘うにはそんなに楽しくないだろうからソロで行くことにした。
武蔵五日市駅からのバスは都民の森行は臨時便が出るほどの人気に対して上養沢行はバスも小さく10人ちょっと。途中でほとんど下りてしまい、大岳鍾乳洞入り口で残りの数人が下りた。養沢神社で山伏がほら貝を吹きながらぞろぞろ車に乗り込んでいたが何かあるのだろうか。
サルギ尾根はいきなり急な登りが続く。平坦なところに出るまで30分ほど。道も細く人の気配が全くない。何箇所か足跡があったので先行者がいるのは確かだと思うが。シカの糞らしきものがあちこちに落ちていた。最初を除けば高岩山までは特筆するところもないくらい普通の登りで、呼吸が整ってからはペースも少し上がった。高岩山でようやく先行グループに追いついて、人がいると安心した。高岩山からの途中で道を間違えて急な斜面に出かかって、これは違うぞと戻った。戻って確認したけどやっぱりわかりにくかった。
上高岩山まで来ると、ここから大岳山までは慣れた道。上高岩山展望台は見晴らし良いのに相変わらず人がいない。芥場峠からは子供連れなど人が多い。ここまでの疲れもありペース上がらず。
大岳山頂はぎりぎり富士山が見えるくらいの見晴らし。朝よりもいくらか空気が澄んできた様子。一応大休憩ということで食事しながら座って足を休める。人は多いものの座るスペースは確保できる程度だった。
さて、下りは大岳山頂からいったん山荘に下りずに直接馬頭刈尾根に下りるルートがあるはずなので、そちらを進むことにした。とはいえ入るところもわからず、それらしいところに突っ込むことにしたが、どうやら間違えたみたい。もう一つ東寄りの踏み跡の細い方が正解だったのかな。最初はしっかり踏み跡があったのだが、急に落ち葉の積もったただの斜面になり、戻るのは無理そうだった。下に下りればやがて道に当たるのはわかっているのだが、藪に突っ込むのも嫌なので、近くにあるだろう道を探すことにした。西側は岩があって進むのは危険そうだったので、GPSで位置も確認しつつ東側に進むとなんとなく道のように見える木の隙間があったのでずりずりと滑って少し下降しつつも進み、何とか道に合流することができた。登ってどこに出るのかを確認すべきだったのかもしれない。馬頭刈尾根への道に合流したけど、これは下からもどこから入るのかわからないだろうなぁ。
馬頭刈尾根も人は少なく、3人ほどすれ違った程度。時間も遅いから登ってくる人には会わないか。岩を登るのか巻くのかわかりにくいところや細い場所が数か所あった以外は特に問題なかった。緩やかな下りがずっと続くのではなく、階段や急な下りが比較的多く道幅も狭いのでペースは全く上がらず。疲労もかなりのもので休み休みになった。
瀬音の湯の駐車場のわきに出てくる感じで急ににぎやかになる。バス停の時刻を見ると出て行ったばかりで、十里木のバス停に7分後に来るのを逃すと待たされると思ったので急いで走って、バス停到着後すぐに来たバスに財布を出す間もなく乗り込んだ。おかげでホリデー快速に乗ることができて帰りは楽だった、座れなかったけれど。
荷物はかなり減らしてほぼ行動食と水だけだったのに非常に疲れた。もう夏に近い気温のため水の消費は激しく、1.5Lのハイドレーションは空に、予備の500mlのペットボトルもほぼ空になってしまった。長距離歩くのはもう少し涼しい時期が良いと思った。大岳山頂からの下りはかなり焦ったので、もっとじっくり周辺を調べてから行くべきだとは思ったのだけど、山頂は人多くて食事している人が多いからうろうろと探しにくかった。事前にwebで調べても明確に書いてるところはなかったしなぁ。破線や人のあまり通らないルートはもっと慎重になるべきだと思ったので、その後の道を間違えた時はすぐに戻ることができた、2回も間違えた後ではあったが。もっとマイナールートを歩くのに慣れると自然と道を見分ける能力が身につくのだろうか。尾根の頂が岩でそのまま進むのか巻くのかわかりにくく、巻き道っぽい方に明確な踏み跡があって、岩の方には足跡もないようなところは本当にわかりにくいので注意しないと。奥多摩はまだまだマイナーな道を歩こうと思っているので、今後に活かしたい。
はじめまして。馬頭刈尾根の記事を追ってこちらに辿り着きました。
大岳山頂から直接馬頭刈尾根へ行く道の入口ですが、山頂にいくつか
ベンチがあると思いますが、御前山と三頭山がよく見えるベンチの横に
大きな岩があって、その横が入口です。ただ昨年あたりの台風の影響か
わかりませんが、倒木があり踏み跡がわかりづらくなりました。
馬頭刈山方面から山頂直下の道を行く場合は、御前山方面と大岳山荘方面
との分岐から大岳山荘方面へ20mほど進むと左に太い幹の木があって
そこから尾根筋へ登る明確な踏み跡がついています。坂が急になってきま
すが尾根をはずさず登ると大きな岩があって、その裏側へ笹薮をかきわけて
まわると石垣があり、もうひと登りするとベンチの横にひょっこり出ます。
この大きな岩がポイントで、裏側へまわらず西へ進むと道がなくなるよう
です。下りだとなおさらわかりにくいところです。
この季節だと草木が生い茂っていて踏み跡も景色も見ずらいので
落葉した季節で、下から登るコースだとわかりやすいと思います。
それでは〜。
ありがとうございます。
下った時に入るところを間違えたと思うのですが大きな岩の下には出ました。
西側には道は見つからず、東側に進んだところ道らしき踏み跡が見えて、合流することはできました。
次に大岳山に行くときに参考にさせていただき、上下からじっくり探してみようと思います。
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