堀山〜鍋割山稜マルガヤ尾根(読図講習)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 979m
- 下り
- 979m
コースタイム
8:40西山林道/二俣手前林道分岐点9:05-
9:20堀山南西尾根-
10:53大倉尾根/堀山の家下部コル11:10-
12:15花立山荘12:30-
金冷シ-
13:50鍋割山稜/マルガヤ尾根下降点14:05-
15:25西山林道/四十八瀬川本沢徒渉点-
15:45二俣-
15:55西山林道/二俣手前林道分岐点
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■講習情報 http://homepage3.nifty.com/kanagawatozanschool/ |
写真
感想
この時期になってもさすがに鍋割山方面へ行く人々は絶えない。
西山林道を車で走っていて何組もの登山者を抜いていき
その度頭を下げる。
今回の読図ルート自体はどちらかというとハイカー向けに選んでみた。
受講者さんも冬の表丹沢を歩き
行く行くは西丹沢や裏丹沢を歩くことが目標とのこと。
今回のような脱一般登山道ルートは初めてのようだ。
堀山南西尾根(一ノ沢右岸尾根)は等高線通り一部急登だが
植林帯なのでよく見れば作業径路がジグザグに伸びている。
腐葉土のような柔らかい斜面にステップを切りながら登る。
大倉尾根に出ればさすがにハイカーが絶え間ない。
11時頃になれば登るばかりでなく下る人も数多い。
3シーズンに比べ単独行者は少なくなってきたように思える。
鍋割山稜に入るとトレラン講習のような団体さんが追い抜いていった。
さて小丸尾根分岐点を過ぎてからマルガヤ尾根の取り付きを探る。
取り付き点から微妙に変わる一般登山道の方向と
展望からマルガヤ尾根を特定していく。
読図の要は「100%思い込まないこと」だ。
「たぶんここが○○であろう」
「でももしかしたら××かもしれない」
と常に5%程度の疑念の余地を持って行動することが大事。
尾根下降の出だしはこの時期だけあって広葉樹も散り
ミズヒ沢を挟んで鍋割山の展望がよい。
寝転んで昼寝でもしたくなってしまう。
少し下りれば尾根は分派する。
この辺から尾根の選択に細心の注意をする。
所々森林作業用ではない黄テープが巻かれてはいるが
このような残置物はその目的を推察し
我々の目的との違いがあるか否かも考慮すべきであろう。
土壌は小岩も混じる斜面となり
初めてのバリエーションを下る受講者さんに先行しながら
エールを送る。
読図はもとより今回は登り方と下り方、登山の基礎である
ウエイトシフトの仕方に重きを置いた。
ドタドタと平足で歩くと結果的には余計な力が加わり
時間的にも体力的にも非効率的になるからだ。
最後の植林帯急斜面は間伐枝が時折うるさかったが
無事に西山林道へ降りた。
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