廃・廃・廃・・・碓氷峠 廃線・旧中山道巡り
- GPS
- 07:53
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,021m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
9:40 軽井沢駅付近
11:30 旧碓氷峠見晴台 12:00
14:30 峠の湯
天候 | よし! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新線廃線は立入禁止? |
写真
感想
碓氷峠には馬車鉄道、アプト式鉄道(旧線)、粘着式鉄道(新線)と廃線となったいろんなものがあります。さらに明治以前の旧中山道の古道。これらを横川(峠の湯)から巡ってきました。
まずは新線廃線を行きます。(ここは立入禁止かもしれませんのでお勧めしません。) バラストが敷いてあるので足場は不安定。1.2kmの長いトンネルをヘッドライトをつけて通ります。トンネルはカーブしているので、真ん中でヘッドライトを消すと真っ暗。トンネルを抜けると、旧線メガネ橋が望めます。日の出と重なって逆光でした。さらに800mのトンネルを抜けると、旧熊の平駅。ここはかつて給炭、給水のための場所ですが、その後駅に格上げ、でも新線開業時に廃止となったそうです。山崩れで50名の犠牲者が出たところでもあります。今も治山工事をしていて、工事の方に旧線で実際に使われていたアプト式の歯を「もってけ!」と勧められました。(があまりに重たいので辞退。)
熊の平を抜けると、短いトンネルが連続します。旧線と一部合流し、横川側にあったとされる煙を遮る作業員の小屋を探したり、「鉄労ブッツブセ!」っていう落書きを見つけたりして進んでいきます。旧線のレンガ作りの橋やトンネルの遺構の数々に心奪われます。またこの辺りから雪が積もってきました。廃線に積もる雪とそこを横切る兎の足跡。往時の賑やかさを想像しながら、静かになった現在を歩いていきます。
やがて最後のトンネルを抜けて軽井沢。止まった時間から賑やかなプリンスホテル方面、豪快な浅間山と、雰囲気が一気に変わるのが面白い。
別荘地、旧軽銀座を抜けて、旧碓氷峠見晴台への遊歩道を行きます。ここらは積雪5cmぐらい。気持ち良い雪道です。
見晴台で休憩後、旧中山道を戻ります。旧中山道も見どころ一杯。昭和時代の廃屋となった別荘やプレハブ、明治か江戸時代の石垣や集落跡など。ひとつひとつ楽しみながら下っていって、峠の湯に到着。約8時間の楽しい周回コースでした。
コメント
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こんばんわ 一度はたずねてみたい場所です。
「アプト式の歯」欲しい気もしますが
重たそうですね 新線は良い状態で残ってますね。今にも列車がきそうな雰囲気ですね。
こんにちは。アプトの歯は30kgぐらいありました。
さすがにもらっても、取扱いに困りますね。
sunameryさんこんにちは
アプトの道は
昔、鉄っちゃんだった私も
暖かくなったら絶対行こうと思っています。
sunameryのレコは
今回の碓氷峠や、金峰山の水晶ハントなど、
私が興味がある所をついてきますね。
自分も水晶が欲しい〜
nikoさんこんにちは。
私も鉄ではないですが、廃線跡を歩くのは楽しいですね。そのうち山の中の廃線でお会いしそうですね?!
廃モノ良いですねえ。
私も自分で訪問した場所は数少ないですが廃モノファンです。
廃線で特に好きなのが古いトンネルで、美しいレンガ積みの抗口には見とれてしまいます。
古い橋梁を見ると鳥肌が立ちます。
鉄労と国労、動労との対立がありましたね。
特に廃線区間ではリストラ対象者を巡っての対立が激しかった様で、歴史を感じます。
私も廃モノ素人です。
労組同士の対立があったんですか・・・そのあたり不勉強で、って部外者は普通知りませんよね。 ここまで時間が経つと落書きもちょっとした遺産ですよね。
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