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Yamareco

記録ID: 909431
全員に公開
ハイキング
中国

岡山市南区 三頂山〜小名郷池〜畑池〜貝殻山 7月の風物詩

2016年07月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:54
距離
8.6km
登り
507m
下り
488m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:49
休憩
1:05
合計
3:54
8:06
13
スタート地点(三頂山登山口)
8:19
8:25
26
三頂山
8:51
9:18
30
小名郷池
9:48
9:50
60
畑池
10:50
11:20
40
12:00
ゴール地点(三頂山登山口)
三頂山〜貝殻山 7月の風物詩を楽しむコース
歩行距離8.5km、歩行時間3時間、歩行数14,700歩
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三頂山と八丈岩山の登山口に自動車が10台程停められる駐車場<写真01>があります。大きな案内図と道標があるのですぐにわかります。トイレは使用禁止となっていました。また、貝殻山西側(ネジバナ<写真29>撮影地点すぐ)に貝殻山駐車場があり、こちらは30台程停められます。
コース状況/
危険箇所等
 大半がザラついた土の道ですが、比較的急な傾斜は階段状になっており、安全に山行ができました。ぬかるみもなく、濡れている箇所もほとんどありませんでした。ただし、この時期、蜘蛛の糸に引っかかることも多く、時に「上を向いて歩こう」を意識しながら進まなければなりません(*_*;
 磐座(いわぐら)?<写真18>撮影地点とクチナシ<写真19>撮影地点の間に沢がありますが、水量はかなり少なく、乾いた岩盤の上をまたいで通過できました。
 畑池<写真20>の南側に土の道がありますが、池は一瞬見えただけで、草の茂った中を歩くとすぐに舗装道路に合流しました。わざわざ歩く必要はありませんでした。
 コオニヤンマ<写真25>撮影地点から南下する道は一部岩盤の周辺がザレて滑りやすそうですが、上りは大丈夫でした。
 畑山峠から三頂山登山口まで岡山市と玉野市の境界に沿って、踏み跡レベルの道が車道と並行してあります。畑山峠側の入口はアスファルト道の北側、箱型のコンクリートが目印です。この間、アスファルト道を避けて土の道を歩けます。ササが茂っていますが、足元は見えます。途中で南に寄りすぎてしまい、踏み跡がなくなったので北寄りに修正し踏み跡に戻りました。地形図の実線の道に合流するとまた整備された散策道になります。
その他周辺情報  2016年7月18日(月・海の日)から9月4日(日)までの49日間、今回の貝殻山からの展望でも出てくる直島、豊島 、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島 などの瀬戸内海の島々で「瀬戸内国際芸術祭」が開催されます。
詳細はhttp://setouchi-artfest.jp/
01三頂山登山口(駐車場)
大きな案内板と標識がありますので、すぐに気が付きます。自動車は10台以上停めることができます。奥に見えている岩群に満ちた山が三頂山(さんちょうざん)です。
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01三頂山登山口(駐車場)
大きな案内板と標識がありますので、すぐに気が付きます。自動車は10台以上停めることができます。奥に見えている岩群に満ちた山が三頂山(さんちょうざん)です。
02三頂山&八丈岩山分岐
登山口から程なく休憩舎が出てきます。この大きな休憩舎が三頂山と八丈岩山の分岐となります。北(写真奥)の三頂山に向かいました。
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02三頂山&八丈岩山分岐
登山口から程なく休憩舎が出てきます。この大きな休憩舎が三頂山と八丈岩山の分岐となります。北(写真奥)の三頂山に向かいました。
03三頂山頂上の祠
祠を覆っている岩は磐座(いわくら)でしょうか。向かって右側の扉に「石」の文字が見えるので、石鎚神社の祠だという書き込みもあるようですが、何を祀っているのかは不明です。
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03三頂山頂上の祠
祠を覆っている岩は磐座(いわくら)でしょうか。向かって右側の扉に「石」の文字が見えるので、石鎚神社の祠だという書き込みもあるようですが、何を祀っているのかは不明です。
04三頂山より八丈岩山
平らな広い岩からの眺めです。この日は八丈岩山には行きませんでした。
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04三頂山より八丈岩山
平らな広い岩からの眺めです。この日は八丈岩山には行きませんでした。
05三頂山から西北西景観
山頂は岩場が多いので、まるで山城から下界を望む感覚です。南側の瀬戸内海の逆方向には児島湾、吉井川、旭川などの海や川が一望できます。
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05三頂山から西北西景観
山頂は岩場が多いので、まるで山城から下界を望む感覚です。南側の瀬戸内海の逆方向には児島湾、吉井川、旭川などの海や川が一望できます。
06シオヤアブ♂
日本昆虫界最強のハンターと言われています。普段は木の枝や葉の裏側で獲物が通りかかるのを待ち続け、獲物となる虫が飛んでくると、こっそり背後から近寄り狙いを定め、次の瞬間、鋭い口吻(こうふん)の一撃によって獲物の神経節を切断し、即死させます。オオスズメバチやオニヤンマですら例外ではありません。オスの腹部の先端には白い毛が生えています。
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06シオヤアブ♂
日本昆虫界最強のハンターと言われています。普段は木の枝や葉の裏側で獲物が通りかかるのを待ち続け、獲物となる虫が飛んでくると、こっそり背後から近寄り狙いを定め、次の瞬間、鋭い口吻(こうふん)の一撃によって獲物の神経節を切断し、即死させます。オオスズメバチやオニヤンマですら例外ではありません。オスの腹部の先端には白い毛が生えています。
07金甲山&貝殻山&剣山
三頂山から西方面を望むと、児島半島の人気の山々、左から金甲山(きんこうざん)、貝殻山、右に剣山が並んで見えました。この辺りから北から西方面の動画も撮りました。
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07金甲山&貝殻山&剣山
三頂山から西方面を望むと、児島半島の人気の山々、左から金甲山(きんこうざん)、貝殻山、右に剣山が並んで見えました。この辺りから北から西方面の動画も撮りました。
08コシアキトンボ♀
その名の通り、腹部の黄色の部分が腰空(こしあき)に見えます。オスはこの部分が白いです。動画を撮りましたが、すぐに飛び去ってしまいました。
08コシアキトンボ♀
その名の通り、腹部の黄色の部分が腰空(こしあき)に見えます。オスはこの部分が白いです。動画を撮りましたが、すぐに飛び去ってしまいました。
09三頂山と小名郷池分岐
三頂山の尾根道を下り、アスファルト道を横断した所に、道標がありました。小名郷(こなご)池まであと600mです。
09三頂山と小名郷池分岐
三頂山の尾根道を下り、アスファルト道を横断した所に、道標がありました。小名郷(こなご)池まであと600mです。
10オオキンケイギク
北米産で繁殖力が強く、周りの在来種が駆逐される恐れがあるので、岡山県では定期的な堤防の草刈りに合わせてオオキンケイギクを刈り取り、焼却処分しています。どっこい、まだ生き残っているものがいました。
10オオキンケイギク
北米産で繁殖力が強く、周りの在来種が駆逐される恐れがあるので、岡山県では定期的な堤防の草刈りに合わせてオオキンケイギクを刈り取り、焼却処分しています。どっこい、まだ生き残っているものがいました。
11小名郷池近くの東屋
この山域は東屋(休憩舎)がいくつかあるので、暑い日の山行は助かります。
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11小名郷池近くの東屋
この山域は東屋(休憩舎)がいくつかあるので、暑い日の山行は助かります。
12小名郷池&八丈岩山
麓まで下りると、スイレンに満ちた小名郷(こなご)池の西側に出てきました。チョウトンボが飛んでいましたが、じっとしてくれないので写せませんでした。スイレンはズームしながら動画を撮りました。池の北側にまわると、向こう(南側)には八丈岩山(左)と三頂山(さんちょうざん)が見えていました。
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12小名郷池&八丈岩山
麓まで下りると、スイレンに満ちた小名郷(こなご)池の西側に出てきました。チョウトンボが飛んでいましたが、じっとしてくれないので写せませんでした。スイレンはズームしながら動画を撮りました。池の北側にまわると、向こう(南側)には八丈岩山(左)と三頂山(さんちょうざん)が見えていました。
13ピンクのスイレンズーム
蓮(ハス)に似ていますが、睡蓮は葉に切り込みが入っています。また、水面より高い位置で花が咲く蓮(ハス)とは異なり、ほとんどが水面上に花が咲いています。
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13ピンクのスイレンズーム
蓮(ハス)に似ていますが、睡蓮は葉に切り込みが入っています。また、水面より高い位置で花が咲く蓮(ハス)とは異なり、ほとんどが水面上に花が咲いています。
14白のスイレン群生
池の西側はピンク、東側は白のスイレンが多かったです。
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14白のスイレン群生
池の西側はピンク、東側は白のスイレンが多かったです。
15白のスイレンズーム
小名郷池の東側の木道から下をのぞくと、ミシシッピアカミミガメや小さな魚がたくさん泳いでいたので、動画を撮ってみました。
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15白のスイレンズーム
小名郷池の東側の木道から下をのぞくと、ミシシッピアカミミガメや小さな魚がたくさん泳いでいたので、動画を撮ってみました。
16ラクウショウ気根
ラクウショウ(落羽松)はヒノキ科の針葉樹です。湿地では土中に酸素が少ないことから、根元周囲に膝根と呼ばれた呼吸根(気根)が出てきます。 動画も撮りました。引き返し畑池へ向かいます。
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16ラクウショウ気根
ラクウショウ(落羽松)はヒノキ科の針葉樹です。湿地では土中に酸素が少ないことから、根元周囲に膝根と呼ばれた呼吸根(気根)が出てきます。 動画も撮りました。引き返し畑池へ向かいます。
17三頂山&八丈岩山
三頂山(右手前)は北から見ると、素朴で岩場が目立たない山容に映ります。その向こう側の八丈岩山も柔和な山容です。
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17三頂山&八丈岩山
三頂山(右手前)は北から見ると、素朴で岩場が目立たない山容に映ります。その向こう側の八丈岩山も柔和な山容です。
18磐座(いわぐら)?
台座の上に大きな石が置いてあるように見えます。これでよく上の石が落ちないものです。きっと神の力!?少し歩くと沢がありましたが、水量はかなり少なく、乾いた岩盤の上をまたいで通過できました。
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18磐座(いわぐら)?
台座の上に大きな石が置いてあるように見えます。これでよく上の石が落ちないものです。きっと神の力!?少し歩くと沢がありましたが、水量はかなり少なく、乾いた岩盤の上をまたいで通過できました。
19クチナシ
何度か見ましたが、すべて八重咲きでした。散策道整備の際に植えられたのかもしれません。顔を近づけるといい香りがします。
19クチナシ
何度か見ましたが、すべて八重咲きでした。散策道整備の際に植えられたのかもしれません。顔を近づけるといい香りがします。
20畑池&貝殻富士
阿津集落まで下りてくると舗装道路沿いに畑池があります。この池から望む貝殻富士がもっとも富士山の形に似ています。
20畑池&貝殻富士
阿津集落まで下りてくると舗装道路沿いに畑池があります。この池から望む貝殻富士がもっとも富士山の形に似ています。
21貝殻富士ズーム
「貝殻富士おまえもか!?」と唸りたくなるような、岩場の多い山です。今回はこの山を通らず、別の道を進むことにしました。
21貝殻富士ズーム
「貝殻富士おまえもか!?」と唸りたくなるような、岩場の多い山です。今回はこの山を通らず、別の道を進むことにしました。
22オオシオカラトンボ♂
シオカラトンボに似ていますが、シオカラトンボより体色の青みが強く、腹部の先端の黒い部分が少なく、後翅(こうし)付け根は黒褐色で先っぽが黒く、複眼の色は黒褐色です。メスの体は黄色です。池の南側にガードレールの切れ目があり、土の道に下れますが、池は一瞬見えただけで、草の茂った中を歩くとすぐに舗装道路に合流しました。
22オオシオカラトンボ♂
シオカラトンボに似ていますが、シオカラトンボより体色の青みが強く、腹部の先端の黒い部分が少なく、後翅(こうし)付け根は黒褐色で先っぽが黒く、複眼の色は黒褐色です。メスの体は黄色です。池の南側にガードレールの切れ目があり、土の道に下れますが、池は一瞬見えただけで、草の茂った中を歩くとすぐに舗装道路に合流しました。
23ワルナスビ白花
ワルナスビは北アメリカ原産の帰化植物で茎と葉にとげがあり、繁殖力があり強く、有毒なので”悪”と名づけられました。
23ワルナスビ白花
ワルナスビは北アメリカ原産の帰化植物で茎と葉にとげがあり、繁殖力があり強く、有毒なので”悪”と名づけられました。
24ワルナスビ淡紫花
<写真23>とは異なる色のワルナスビが咲いていました。
24ワルナスビ淡紫花
<写真23>とは異なる色のワルナスビが咲いていました。
25コオニヤンマ♂
オニヤンマはオニヤンマ科なのに対し、コオニヤンマはサナエトンボ科に分類されており、その名前や外見ほど両者は近縁ではありません。左右の複眼が離れており、木に水平に止まろうとするのもコオニヤンマの特徴です。ここから南下する道は一部岩盤の周辺がザレて滑りやすそうですが、上りは大丈夫でした。
25コオニヤンマ♂
オニヤンマはオニヤンマ科なのに対し、コオニヤンマはサナエトンボ科に分類されており、その名前や外見ほど両者は近縁ではありません。左右の複眼が離れており、木に水平に止まろうとするのもコオニヤンマの特徴です。ここから南下する道は一部岩盤の周辺がザレて滑りやすそうですが、上りは大丈夫でした。
26畑山峠の北西の池
畑山峠に出る前のアスファルト道の合流点近くに突如出てきました。固有名詞はついていないようでした。舗装道路を歩いて貝殻山へ向かいます。
26畑山峠の北西の池
畑山峠に出る前のアスファルト道の合流点近くに突如出てきました。固有名詞はついていないようでした。舗装道路を歩いて貝殻山へ向かいます。
27ナガバモミジイチゴの実
ナガバモミジイチゴは数多いキイチゴのなかでも甘くて美味しいと言われています。単にキイチゴと呼ばれることが多いです。乾燥しすぎて一粒一粒がぺったんこになり、茎の先端部分はほとんど枯れていたので、食べるのは避けました。
27ナガバモミジイチゴの実
ナガバモミジイチゴは数多いキイチゴのなかでも甘くて美味しいと言われています。単にキイチゴと呼ばれることが多いです。乾燥しすぎて一粒一粒がぺったんこになり、茎の先端部分はほとんど枯れていたので、食べるのは避けました。
28サルトリイバラの未熟な実
トゲのある茎を伸ばしてヤブのようになり、そこに入りこむと猿も動けなるであろうと思われることから命名されたというのが一般的な説です。 ヤブコギでは絶対に会いたくない植物です。
28サルトリイバラの未熟な実
トゲのある茎を伸ばしてヤブのようになり、そこに入りこむと猿も動けなるであろうと思われることから命名されたというのが一般的な説です。 ヤブコギでは絶対に会いたくない植物です。
29ネジバナ
貝殻山駐車場の奥の石段近くに生えていました。たくさんの小さな花がネジのように螺旋状に付いているために、この名前がついた野生ランです。別名をモジズリといいます。
29ネジバナ
貝殻山駐車場の奥の石段近くに生えていました。たくさんの小さな花がネジのように螺旋状に付いているために、この名前がついた野生ランです。別名をモジズリといいます。
30貝殻山城跡?
散策道沿いにありました。貝殻山の周辺に城があったという記録がありますが、詳細は不明です。周辺にはいくつか石垣がありますが、散策道整備の際に造られたものかもしれません。
30貝殻山城跡?
散策道沿いにありました。貝殻山の周辺に城があったという記録がありますが、詳細は不明です。周辺にはいくつか石垣がありますが、散策道整備の際に造られたものかもしれません。
31ヤマハギ
マメ科の植物で7〜9月にピンクや白、紅紫の花を枝先に垂れながら咲かせます。ハギというと一般的にはこのヤマハギを指すことが多いです。
31ヤマハギ
マメ科の植物で7〜9月にピンクや白、紅紫の花を枝先に垂れながら咲かせます。ハギというと一般的にはこのヤマハギを指すことが多いです。
32貝殻山から南東景観
石垣の上から動画も撮りました。左から豊島(てしま)、井島、直島や向こうに男木島(おぎじま)、女木島(めぎじま)など、瀬戸内国際芸術祭2016の舞台となる島々が一望できます。
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32貝殻山から南東景観
石垣の上から動画も撮りました。左から豊島(てしま)、井島、直島や向こうに男木島(おぎじま)、女木島(めぎじま)など、瀬戸内国際芸術祭2016の舞台となる島々が一望できます。
33貝殻山から東南東景観
手前に犬島、向こうには小豆島が見えます。小豆島は「船でしか渡れない離島」としては国内で最大の人口(約29.000人)を有する島です。オリーブの国内栽培の発祥地で、『二十四の瞳』の作者壺井栄の故郷としても知られています。
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33貝殻山から東南東景観
手前に犬島、向こうには小豆島が見えます。小豆島は「船でしか渡れない離島」としては国内で最大の人口(約29.000人)を有する島です。オリーブの国内栽培の発祥地で、『二十四の瞳』の作者壺井栄の故郷としても知られています。
34豊島&五剣山
手前には小豆郡土庄(とのしょう)町に属する豊島(てしま)、そして、その向こうに尖った山容の高松市の五剣山が見えています。五剣山はぜひ訪ねてみたいと考えている魅力的な山です。
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34豊島&五剣山
手前には小豆郡土庄(とのしょう)町に属する豊島(てしま)、そして、その向こうに尖った山容の高松市の五剣山が見えています。五剣山はぜひ訪ねてみたいと考えている魅力的な山です。
35小豆島&犬島
手前左の犬島は東京ディズニーランドの1.27倍規模の小さな島ですが、犬島精錬所美術館や猫の多い島として有名です。
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35小豆島&犬島
手前左の犬島は東京ディズニーランドの1.27倍規模の小さな島ですが、犬島精錬所美術館や猫の多い島として有名です。
36ヒナギキョウ
キキョウ科の多年草で、花の直径は1cmもありません。長く伸びた細い茎の先端に花がつくので、弱々しく可憐に見えます。周辺にまばらに生えていました。
36ヒナギキョウ
キキョウ科の多年草で、花の直径は1cmもありません。長く伸びた細い茎の先端に花がつくので、弱々しく可憐に見えます。周辺にまばらに生えていました。
37貝殻山三角点288.1m
やや目立たない所に地味に三角点が設置されていました。この辺り一帯からは弥生時代中期の6棟の竪穴住居跡や貝塚、分銅形土製品などが発見され、貝殻山遺跡と呼ばれています。貝殻山駐車場から舗装道路を引き返しました。
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37貝殻山三角点288.1m
やや目立たない所に地味に三角点が設置されていました。この辺り一帯からは弥生時代中期の6棟の竪穴住居跡や貝塚、分銅形土製品などが発見され、貝殻山遺跡と呼ばれています。貝殻山駐車場から舗装道路を引き返しました。
38オニヤンマ
オニヤンマは日本のトンボで最大、かつ、飛行速度は時速70kmと、日本昆虫界では最も速く飛行します。めったに木に止まるシーンが見られませんが、たまたまその瞬間が訪れ動画も撮影しました。畑山峠まで舗装道路を歩き、北側の箱型のコンクリートがあるところからササが茂った踏み跡を進みました。途中で南に寄りすぎてしまい、踏み跡がなくなったので北寄りに修正し踏み跡に戻りました。地形図の実線の道に合流するとまた整備された散策道になりました。ゴール直前のプチ冒険?でした。
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38オニヤンマ
オニヤンマは日本のトンボで最大、かつ、飛行速度は時速70kmと、日本昆虫界では最も速く飛行します。めったに木に止まるシーンが見られませんが、たまたまその瞬間が訪れ動画も撮影しました。畑山峠まで舗装道路を歩き、北側の箱型のコンクリートがあるところからササが茂った踏み跡を進みました。途中で南に寄りすぎてしまい、踏み跡がなくなったので北寄りに修正し踏み跡に戻りました。地形図の実線の道に合流するとまた整備された散策道になりました。ゴール直前のプチ冒険?でした。
39三頂山西斜面
奇岩に満ちた三頂山を最後に望みゴールしました。
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39三頂山西斜面
奇岩に満ちた三頂山を最後に望みゴールしました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス ファスナー付クリアーファイル 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 当初は鳥取県の山を計画していましたが、一日中雨の予報だったので、急遽天候が安定するだろうと思われたこの山域にしました。この日、岡山市内は35度を超える猛暑でした。標高も300m足らずですので、下界の気温とほとんど変わりありません。こんな猛暑の日に低山山行をする人なんていないと思っていましたが、貝殻山駐車場には20台以上の自動車が停まっていました。またサイクリングやランニングをしている人も多数いました。何かのイベントだったのかもしれませんが、この時期にも魅力的なシーンが見られるのでしょう。
 花はほとんど期待していなかったのですが、7月になってもまだオオキンケイギクが咲いていたり、池にはスイレンが旬の時期を迎えていたり、7月上旬の花もなかなか楽しめました。
 また、多種多様なトンボが至る所にいました。写真で紹介しているトンボ以外では小名郷(こなご)池でたくさんのチョウトンボが舞っていました。文字通り、チョウのようにひらひらと優雅に飛んでいます。一方、オニヤンマのオスは一定の区域をメスを求めて往復飛翔しています。この往復飛翔は縄張り維持ではないようです。この飛翔はほぼ休むことなく続くので、写真を撮るのが至難の業ですが、今回はラッキーなことに一時的に木に止まってくれたので、写真と動画の撮影ができました。
 なお、暑い日の低山山行は脱水症状を生じやすいので、一人当たり1リットル以上の飲料を持っていき、こまめに水分補給をしたほうがよさそうです。貝殻山へ向かう途中のカンカン照りの舗装道路歩きで連れが少しバテてしまい、ペースが落ちましたが、山頂の日陰で数分休憩し水分補給をしたら復活しました。
 生き物や猛暑で夏の訪れを実感した一日となりました。そろそろ梅雨明けで天候が安定してくるのでしょうか。久しぶりにハードな山行もしてみたいものです。


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