北高尾山稜〜堂所山〜陣馬山


- GPS
- 08:05
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,561m
コースタイム
06:36 霊園前BS下車
06:53 八王子城跡入口
07:16 八王子城山頂上・八王子神社
07:39 八王子城天守閣跡
07:57 富士見台 (ルートミス有り)
08:40 杉沢の頭
09:15 狐塚峠
10:21 関場峠
10:56 堂所山
11:19 明王峠
11:52 陣馬山 (休憩・昼食)
12:22 栃谷尾根道下山
13:35 陣馬山温泉 (入浴休憩:約30分)
14:35 陣馬登山口BS到着 (14:43藤野駅行き乗車)
14:50 JR藤野駅到着→都心へ
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路: 陣馬登山口BS停・JR藤野駅→都心 [ 藤野行乗場(1時間に1本)・約5分/\170 ] |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:不明 ■登山口→八王子城山 (八王子神社) 北高尾山稜の正式な登山口である八王子城史跡入口へ向かう。駅から5分「霊園前」バス停で下車、高尾駅からは歩くことも可能だが道は登りとなり約30分はかかると思われるのでバスが便利だ。霊園前バス停は中央高速道高架下に位置し、そこから先へ進み八王子城跡入口への案内板を左(西側)へ折れる。道の終点に八王子城史跡の施設がある。史跡巡りのコースへ行かずに道なりさらに進むと八王子神社の鳥居がある。入口すぐのところに新道、旧道の分岐がある。今回は旧道を登り城山山頂(八王子神社/本丸跡)を目指す。九合目までは林に囲まれた急な坂をひたすら登る。九合目の山道から眼下が拓け、八王子市内や都心の眺望が現れる。山頂を経由して八王子神社に到達する。八王子神社の天狗の像の横を通り抜けて先へ進むと八王子城天守閣跡のピークに到着。 <注意>:この山は戦国時代の要害の為、山道に多くの横道があり、標識に従って進まないと道迷いしやすいと思う。また新道のほうが整備されていて歩きやすいとのこと。調査不足でした。それから、この山を登山として楽しみたい方は、この城の悲惨な歴史をあまり考えずに無心に登られたほうがいいでしょう。 ■富士見台 富士見台へ立寄るため分岐点から案内板に従って小高いピークへ登ると展望台が現れる。運が良ければ前方の高尾城山と景信山の間から富士が見える。テーブルとベンチがあり小休止が可能。そのまま進むと小下沢へ抜けるコースや高尾駅まで通ずるルートに出てしまう。なので分岐まで戻って次の杉沢の頭へ向かう。 ■北高尾山稜 北高尾山稜は、20個以上のピークが連なる痩せた尾根のアップダウンの繰り返しで歩きがいがある。尖がり山で木の根が張り出した急な坂道が多く登りも下りも歩きにくい。ちょうど中間地点の狐塚峠の手前で林道と景信山へ向かう山道の分岐があるので林道へは進まず、林道横の尾根道を行く。各ピークにはピーク名の標識が無いので、現在地がどのピークなのか判断しにくい。また案内板が手書きなので見落としやすい。道ははっきりしているので迷うことは無い。但しこのコース、殆ど人通りが無い。 ■堂所山〜底沢峠〜明王峠〜陣馬山 堂所山に近ずくにつれ、人通りが徐々に多くなり合流したことが判る。ピーク点にはテーブルが2つあり休憩ポイントとなる。ここは北山稜からは合流地点だが、従走路を行く一般のハイカーは巻き道を通るため、この場所はあまり知られていないようだ。本日は団体者に陣取られており撮影できなかった。 ■陣馬山〜栃谷尾根〜陣馬温泉 道は普通の山道で、正面に丹沢山塊や道志山系を見ながら下る。約40〜50分で栃谷集落が現れ、陣馬温泉ヘの行き先案内が出るので、これに従って降りると林道に出る。陣馬温泉は3軒の温泉宿が営まれている。 案内に従って降りると最初「陣渓園」到着する。大岩風呂がある「姫谷」はさらに林道を奥(山側)へ戻る。「陣屋温泉」は「陣渓園」から3分程度下山したところにある。日帰り入浴は「陣渓園」のみ\900、他の2軒は\1000である。また入浴だけでは駅までの送迎バスには乗せてもらえない。温泉も泊まり客優先だ。 ■陣馬温泉から陣馬登山口BS 沢づたいの林道を20〜30分歩けば国道522ヘ合流。陣馬登山口BSヘ到着。 バスは1時間に1本。本日14:45のバスは2台で到着。1台目は満員で乗れず、2台目に乗せられた。ここから駅まで歩いても30分もかからないと思う。 ■補足 今回、富士見台で誤って先ヘ進んでしまった。途中で気づき逆戻りで往復30分のロスとなった。富士見台が山稜途中のピークと思い込んでいた為である。分岐まで戻る必要があった。また、富士見台で2名の登山者と会った、彼らは城山を経由せずに圏央道八王子JCTを交差して富士見台へ合流するルートを登ってきたのだろう。 また、狐塚峠の手前で林道に出るので尾根に登る必要がある。注意書きがあるので判るが、私はしばらく林道を進んでしまい、逆戻りとなった。今回はこの2点がミスである。原因は地形図を持たずにエアリアしか持参していなかったので細かい判断が出来なかったのだ。 北高尾山稜は奥高尾主脈と異なり人が殆ど歩かない感じだが、ここはトレラン者が良く利用しているようだ。本日は先ほどの2名と併せて3名のみと出会っただけである。1名はトレラン者だった。 |
写真
感想
今夏に高尾から明王峠までしか行けなかったので、今年の締めくくりとして、人混みを避け、未踏の北高尾山稜マイナールートで陣馬まで行くことにした。半日のロングコースである。
本日、北高尾山稜は全体的に暖かく陽気に感じたが、奥高尾主脈へ入ると、急激に寒くなり、所々に霜も残っており、高度の違いや尾根の位置による気温差を実感した。
また、本日は北高尾のアップダウンの下りで走ったりもしたせいか膝を傷めたらしく陣馬からはびっこで下山したのでスローペースとなった。バス停まで歩行がきつくなった為、陣馬温泉に立寄ることにした。
集落からは「陣渓園」のみの看板が目立ち、何の予備情報も持ちえて無い人はそこへ向かってしまう。他の温泉の看板はそれまで全く見ることは無かったのだ。
温泉は\900だが狭い内風呂(岩風呂)のみで設備も古い。4人で満員になる感じだ。でも温泉効能なのか足の傷みが嘘のように直ったのだ。それだけは良かったとしておこう。
また、私の時は誰もおらず1人でのんびりできたが、帰るまでに次々に登山者が増えていった。満員の状態ではくつろげないだろう。宿の前で1人のハイカーが入ろうか迷っていたので「狭いけど汗を流すだけならいいのでは!」とアドバイスしてあげた。はたして良かったのだろうか?。そして、ここを出て少し道を歩くと感じのいい「陣屋温泉」がすぐ先に在ったのだった。こちらは\1000、渓流が見える檜風呂らしい。建物から想像するとこちらの方が。。。また、次に「姫谷」の看板があり、大岩風呂(露天)が自慢らしい。こちらは道をさらに奥へ入らなくてはならない。いずれにしろ事前に調べておくべきだった。
バス停までの渓流沿いの下山道(車道)、タオルを頭にのせて風呂上りの体を涼むのにちょうどいい。道端では集落で採れた野菜やお茶の葉など無人販売しており、ほのぼとした光景だ。
兎に角、本日は快晴で良かった。特に快晴の陣馬は気持ちが良い。ここまでの苦労が報われる。
来年は、この方面なら、陣馬から三頭山まで続くこの先の尾根を順に攻略しようと思う。また南山稜コースもいつかは歩かなくてはならないだろう。
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