木曽駒ヶ岳(悪天候の為敗退)

2010年12月18日(土) [日帰り]

• GPS: 04:09
• 距離: 2.9km
• 登り: 292m
• 下り: 303m

コースタイム

9:35千畳敷駅-10:55乗越浄土-11:05宝剣山荘(様子見→撤退)12:20-12:25乗越浄土-13:35千畳敷駅

天候

小雪、ガス
気温:-14度

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

バスセンター発8:12の始発バスに乗りましたが、15名程で余裕でした
駒ヶ根ICから駐車場までも積雪無し

コース状況／危険箇所等

積雪は60cm程
八丁坂上部はクラストしてカチコチでした
乗越浄土から上の稜線も凍っており、強風&ガスって視界は30m程でした

写真

12/18 7:57

11月末に着た時には無かった、バス停に張ってあった注意書き

12/18 8:49

しらび平の様子、少し雪が積もっていました

12/18 9:05

凍り付いていたロープウェイの窓

12/18 9:13

千畳敷駅の温度計　-12.5度

12/18 9:40

外に出ると・・・ガスって真っ白

12/18 9:46

いざ、登山道へ〜

12/18 9:49

カールの中央から
看板の後方には美しいカール・・・は今日は見えず;;

12/18 10:00

ガスの中、八丁坂へ向かいます
先のチームによるトレースがありました

12/18 10:15

八丁坂の様子
息切らしながら登ります

12/18 10:27

段々上が見えてきました

12/18 10:33

八丁坂では風が無く、ふかふか
新雪を踏みつつ歩きます

12/18 10:46

八丁坂上部へ
この辺りから足下が徐々にクラスト状になってきました

12/18 10:47

最上部の、つづら折へ
この辺りはバキバキに凍っていました

12/18 10:52

ピッケルを突いて慎重に登ります

12/18 10:56

もうあと一息

12/18 10:57

乗越浄土へ到着

12/18 10:58

看板はバキバキに凍っていました
稜線上は強風です

12/18 11:03

手元の温度計で-14度ぐらい

12/18 11:06

宝剣山荘方面へ・・・ガスって視界悪いです

12/18 11:18

宝剣山荘前

12/18 11:19

小屋の横を抜けて進みます

12/18 11:21

・・・真っ白け〜;;

12/18 12:22

すぐ近くの天狗荘ですら良く見えない状態

12/18 12:22

視界も悪く、クラストしていてトレースも確認出来ない・・・
初心者が無理して進む状況ではないと判断し、宝剣山荘へ戻って様子見することに

12/18 12:27

宝剣山荘横の見事な海老の尻尾

12/18 12:27

足下は完全な氷状態でした

12/18 12:29

小屋で小一時間休ませて貰うも、天候はより悪化
大人しく乗越浄土経由で撤退することにする

12/18 12:29

見事な海老の尻尾

12/18 12:32

乗越浄土より八丁坂へ

12/18 12:33

八丁坂上部はカチコチに氷っています
慎重に進む

12/18 12:40

八丁坂を少し降りると風もなくなり、寒さも一段落

12/18 12:43

この辺りのスレ違いは緊張します

12/18 13:14

深い所では、積雪は膝ぐらいまでありました

12/18 13:17

坂を下って、カールの底まであと少し

12/18 13:23

看板まで戻ってきました
やっぱり真っ白け

12/18 13:30

千畳敷駅が見えてきた

12/18 13:37

駅に到着
相変わらずガスって居ました

12/18 14:05

ホテル千畳敷にてソースカツ丼を頂く

12/18 15:09

下りのロープウェイでは、すっかり晴れた南アが眩しく輝いていました

撮影機器：

EOS 5D CANON

感想

u-teijin

雪山の経験を積む為、一月前に来た木曽駒へ

前回はコンディションが良すぎたので、今回はクラストした所でのアイゼンワークの練習目的で行きました

天気は予報では晴れるかと思っていましたが、終始雪が舞いガスで視界が悪い状態でした

八丁坂の上部からはクラストしており、かなり気を使いながらの登りでしたが、良い経験が出来ました

乗越浄土から上については、本格的な強風と雪を体験
ガスが服の上で氷結していく様は、良い体験でした

天狗荘あたりでガスの視界不良による道迷いの恐れを感じた為、宝剣山荘に引き返して様子見
宝剣山荘の暖かいストーブがしても有難かったです

小1時間程様子見ましたが、回復するどころかガスがより濃くなってきた着た為、撤退する事にしました

下りの八丁坂もカチコチに凍っていたので、アイゼンとピッケルの石突を注意深く突き立てて進む、これまた良い経験が出来ました

千畳敷駅に戻ってからは、いつもは時間が無くて食べられないソースカツ丼を美味しく頂き
アイゼンを外してカールに向かい転倒時の静止練習などをしてから下山しました

頂上には行けませんでしたが、冬の天候、クラスト斜面など、なかなか実りのある山行になったと思います

ただ、良い写真が撮れなかったのは残念ですね;;