続・ここにしか咲かない花 花の名山早池峰山へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,057m
- 下り
- 1,050m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場無料、登山案内所、トイレ、ポストあり。 駐車場は平日の10時頃到着であと少しで満車って感じでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
河原坊からの登山道は大規模な崩落があったようで通行禁止。 現地の方の話ではあれだけ崩れちゃうとそう簡単には直らないとの事でした。 なので河原の坊から小田越までは車道を歩きました。 小田越には駐車場はありませんのでマイカーの場合は河原の坊の駐車場に停めることになります。 <河原の坊〜小田越> 30分前後の車道歩き。 トイレは小田越まで。そこから先は携帯トイレを推奨してますので。 400円(3つで1000円) <小田越〜5合目> スタートは木道歩きから。すぐに樹林帯の登山道になります。 整備されて危険と感じるようなところはありません。 途中熊避けの缶を叩いて音を鳴らすものが何箇所か設置されてます。 携帯トイレ用のブースが一箇所設けてあります。 樹林帯から岩が増えてきて高山植物対に入ります。 ごつごつした岩が増えてきますがルートは明瞭。歩きやすいです。 が、蛇紋岩なので滑りやすいかもしれません。 特に濡れたら滑るでしょうね。多少気をつけて歩く方が良いでしょう。 そこそこ急ですが少し穏やかななると五合目。 <五合目〜山頂> ごつごつ岩ののぼりです。 先にも書きましたが蛇紋岩なので滑りやすいです。 そこそこ急な登り。 八合目を過ぎると梯子場が現れます。結構高度感はありますがしっかりしているので安心です。人が多いときは順番をしっかり守って上りましょう。 梯子場をこえて一登りで剣が峰との分岐。 気持ち良い木道歩きで山頂まではあっという間です。 ハイマツと岩、花と緑が美しいです。 <早池峰剣ヶ峰> 分岐からしばらくは岩場の脇を歩いて行きます。 そこからハイマツの中に突入。 ルートは分かりやすいようにしっかりと刈り取られていますが少しだけハイマツや石楠花がうるさいです。虫が非常に多かった。 少し下って登り返すと稜線に出ます。 ハイマツの稜線は眺めもよく気持ち良いトレイルです。 先っぽのピークが剣ヶ峰。 その先は行っていないけど踏み後も少なく、一応通行禁止となっていました。 初心者には厳しそうな感じだと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
今年は空梅雨とはいえやっぱり今の時期はお天気が不安定なので、アルプスの縦走なんかよりも花を楽しみたいねなんて話を友人としていました。
前回キタダケソウを見に行ったのもそんな流れからなのですが、もうひとつ候補がありました。
ハヤチネウスユキソウ。
和製のエーデルワイス。早池峰にしか咲かないこれまた限られた場所で、限られた次期にしか見られないお花です。
仕事を終えジャスト24時に帰宅。
30分で荷物をまとめシャワーを浴びて出発。
静岡からよりはだいぶ近くなったけどやっぱ岩手は遠いのよね。
とりあえず北上します。去年東北巡った時に花巻辺りから見えたのでその辺まで行けば何とかなるでしょ。4号線をひたすら北上し520キロ走って登山口へ。
勘で走った分ちょっと峠越えなんかをする羽目になった分若干到着が遅くなっちゃった。
河原の坊からの登山口は大規模な崩落のため現在は通行禁止になっているとのこと。
駐車場は河原の坊より先の小田越には無いので河原の坊の無料駐車場に車を停め、そこからは車道を歩いて行きます。
今日はこの地域は梅雨の合間の晴天。
歩き始めた直後に彩雲も現れ幸先良いですね。
10時過ぎの登山開始なのでまぁ暑い!車道歩きですでに汗だくです。
小田越の登山口にはポストやトイレも用意されていて準備するには良いです。
最初は木道を歩いで樹林の中へ。
一斗缶が吊り下げられ棒が付いてます。熊避けですね。
少し進むと携帯トイレ用のテントがありました。
東北なんかは結構多いけど携帯トイレを推奨していて、ちゃんとそれを使う場も用意されています。
今日は登り始めが遅いのと、お天気が良いからなのか団体さんも多く細い登山道には人がいっぱい。
五合目ぐらいまでは何度か渋滞に巻き込まれました。
ここではガイドさんやら、リーダーなどの力量や質によってだいぶ違いが出ますね。登山道いっぱいに広がってしゃべりながら歩いて登りも下りも渋滞をつくってしまっているパーティーもいれば周りの登山者に気を配って道を明けたり挨拶したりしているパーティーもあったり。
残念ながら前者のようなパーティーが多くてちょっと残念でした。
この間北岳登ってた韓国人の団体さんの方がマナーは良かったです。
樹林を抜けると岩が多くなり、登りも少し急になります。
一旦傾斜が緩まると5合目。
一息ついて再び登り始めます。
お天気はすこぶる良いので暑いですが標高が上がるにつれ多少は暑さが和らぐ感じがします。目の前に大きな岩がずっと見えていたんだけどそこまで登ってくると梯子が待っています。
しっかりとした梯子なので安心感はありますが垂直だしちょっと長めです。
一段登るともう一回梯子。
上手いこと人がいなくなったタイミングで登れたので問題なかったですが、先程みたいな団体段とかがいる場合は順番待ちが必要なので渋滞するでしょうね。
梯子を上りきってすこし進むと稜線に。
剣ヶ峰の分岐を過ぎ、木道の敷かれたお庭のようなところを歩いて行きます。
さすがは花の名山!
可憐なお花がたくさん咲いています。
見渡せば岩とハイマツ、花と青空が一面に広がっていて素敵な場所です♪
そこを通り過ぎると小屋見えてきて、その奥が山頂。
多くの人で賑わっていました。
山頂の少し奥で一息。
仕事を終えてからすぐにここへ向かってまだ寝てなかったので少しお昼寝♪
ぽかぽかで気持ちいいです。
休んだ後は食事を摂り、コーヒーを淹れてのんびりと。
その後も登山者は増えて来るので山頂を後にし剣ヶ峰に向かいます。
もうちょっと計画的に早目から上り始めてたら鶏頭山の方に縦走したかったな。
分岐まで戻り剣ヶ峰方面へ。
最初は岩の多い山頂付近と同じようなところを歩きますが、小ピークを境にハイマツの中へ入って行きます。ある程度枝が刈り取られてあるので道はしっかりしていますが、虫が多い!幸い刺したり噛んだりするような虫にはやられませんでしたが半そで短パンの自分にはちょっと鬱陶しかったです。
ハイマツと石楠花に覆われていますが登山道上は歩きやすくしてあります。
細い稜線歩きは景色がホント良くって気持ちいいです。
分岐からすぐの一旦下ってハイマツ帯に入ったところで引き返してきた登山者に会ったっきりでそれ以外は誰もいませんでした。
剣ヶ峰のピークは360度の眺めで周囲の山々の緑がとっても綺麗でした。
少し休んだ後は来た道を引き返すだけ。
のんびり花を楽しみながら貸切の登山道を自分のペースで歩いて戻りました。
分岐から小田越までも既に多くの方は下ってしまった後だったので人も少なく快適に歩けました。ただ、蛇紋岩の下りなのでちょっと滑るのには気を使いましたが・・。
小田越まで戻って山荘で帽子の落し物無かったか聞いて(登り初めてすぐに帽子を無くしました。見つからず・・・)一息ついたら車道を歩いて河原の坊に到着。
荷物をまとめて長い長い帰路につきました。
いや〜花の名山と呼ばれるに相応しい素敵な山でした。
お目当てのハヤチネウスユキソウもある程度上まで行けばどこにでも咲いてるぐらい。大満足の山行くとなりました。
一応帰りに盛岡冷麺食べて、一人焼肉して・・・。
往復1118キロの楽しい日帰り旅となりました。
ハヤチネウスユキソウ 覚えました。でも遠くてとても会いには行けない。
mamepyonさんは 恋人に会えた気分だったでしょ? でも浮気もいっぱいでしたね。それにしてもいつも弾丸登山! 帰りの運転で眠くなりませんか?
帽子を失くしたのは残念でしたね。(私はストック忘れの常習犯 )くれぐれもぺんたくんを置き去りにする事のないよう祈ります。
素敵なお花でした〜♪
お花が目的だったけど、それなしでも充分楽しめるお山です。遠くから遠征するなら、近隣の観光や、もう1日他の山も絡めたりすれば良いんじゃないかな?
ぺんたは二回ぐらい置き去り事件があります。大事な相棒、忘れないようにしなきゃ
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