伊豆ケ岳から子の権現へ。梅雨空の下、足腰の健康祈願。

2016年07月16日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.4km
• 登り: 977m
• 下り: 1,039m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:50
• 合計: 8:00

8:00 正丸駅
8:25 0:00 伊豆ヶ岳登山口
9:25 0:00 大蔵山
9:40 9:50 五輪山
10:20 10:50 伊豆ヶ岳
11:20 0:00 古御岳
11:55 12:25 高畑山
12:45 0:00 中ノ沢ノ頭（イモグナノ頭）
13:10 13:20 天目指峠
14:15 14:45 子の権現
16:00 西吾野駅

天候

曇り、午前中は霧雨というか雲の中

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：川越線乗車、八高線東飯能駅にて西武秩父線乗り換え
　　　「正丸駅」7:49着
帰路：「西吾野駅」16:13発池袋行、東飯能駅で乗り換え10分待ち
　　　東飯能駅16:49発川越行。川越駅発17:30埼京線電車に乗る

コース状況／危険箇所等

・前日の雨と霧雨で山道は濡れていたが、奥武蔵の山道は水はけが良く、ぬかるみが無いのが助かる。
・男坂の鎖場は濡れていて滑りやすい。少々丸くすり減った岩の角が多いので、足の置き場に神経を使う。後半斜度が増し、岩角減少、鎖の両腕掴み両足登行を強いられた。
鎖場通過後の大きな岩登りが、雨で滑りやすく、こちらも注意が必要。
・伊豆ケ岳から天目指峠までダウンアップが多く、下りの平滑道はスリップに注意。
・天目指峠から子の権現。高低差は150m程の登りだが、階段や岩場の急登が何回も現れて、気持ち的にも大変。
・子の権現から西吾野駅。大半がなだらかの下りの山道で歩きやすい。山道が終わり駅までの舗装道路は正丸駅〜馬頭様と同じくらいで助かりました。

写真

7/16 7:52

正丸駅。ベンチでハイカーさんたちが準備します。

7/16 8:01

駅を出て最初の難所？、自然に降りると体が横にもっていかれる感覚が・・・。

7/16 8:02

西武線をトンネルでくぐります。

7/16 8:25

舗装道路を1.5キロで分岐点の”馬頭観音”。右手は正丸峠に、左は山道で稜線に直接向かいます。

7/16 8:36

林道が伸ばされ、登山道は左手に。倒木が一瞬行き止まりを思わせる。

7/16 8:41

分岐点。左は”五輪山”方向、右の”げんきプラザ”方向に行きます。道が濡れてるので、早く尾根に出たい。

7/16 8:54

霧雨のなか時々急登。確かに大岩がふたつ、もう一つ奥にも見える。

7/16 9:09

亀のかたちの岩なんでしょうね、雨で良くわからない。山道の水はけが良く、ぬかるみはありません。

7/16 9:26

主稜線に出ました”大倉山”。右手が正丸峠、左の伊豆ケ岳に向かいます。

7/16 9:40

五輪山直下の階段。踏面は流されてなく、造りがしっかりしてます。

7/16 9:42

「五輪山」到着。

7/16 9:53

鎖場のある”男坂”入口。以前の、強い表現の通行禁止から、”落石危険”と少し穏やかなものに変ってます。むしろ、”滑落危険”のほうが実態にあってるのではないだろうか。

7/16 9:58

取り着きの一枚岩は滑りそう。右手から斜めに登りました。

7/16 10:01

中間部から上をあおぎます。岩が濡れてるので、半分以上鎖を跨ぎ、靴のグリップを確かめながら、鎖の両手掴みで登行。

7/16 10:16

山頂手前の男坂出口。こちらは通行止め表示。確かに下りは、足場探しに時間が取られそうで、かなり危険かもしれません。

7/16 10:19

無事、伊豆ケ岳山頂。ハイカーの方に撮ってもらいました。

7/16 10:27

時間は10時過ぎ、おやつに”牛乳プリン”。コンビニスイーツは新製品がよく出るので、つい買ってしまいます。

7/16 10:58

伊豆ケ岳山頂直下の分岐。
前回は武川岳に向かう右手へ、今日は5年ぶりに左手、天目指峠に向かいます。

7/16 11:13

急降下が続きます。地面は濡れてるけど、それほど滑らない。

7/16 11:18

登りかえして、古御岳山頂。

7/16 11:18

唯一、山頂に東屋があり昼食でもと期待しましたが、先客がいたので通過。

7/16 11:50

湿度100％か。ダウンアップでたいへんですが、濡れてる木々はきれい。

7/16 11:56

高畑山到着、標高が下がったので霧も薄くなりました。
ここでベンチにザブトンを敷いて昼食です。

7/16 12:31

穏やかな並木のなかを歩きます。

7/16 12:33

突然、伐採地が出現。電線もはずし、鉄塔を解体するのでしょうか。

7/16 12:35

南側、初めての眺望。右手、雲がかかってるのは蕨山のようです。

7/16 12:50

前回は巻道で通過してしまった”中ノ沢の頭”。木々に囲まれ、標識が無ければ、多分わからない。

7/16 13:13

下って、”天目指峠”到着。林道が無かった時はここが峠だったようです。

7/16 13:21

天目指峠の”子の権現”方面取りつき。ハイカーが写ってる階段が伊豆ケ岳方向。

7/16 13:50

岩道、階段やザレた道の急登が3〜4回出てきます。
後半戦、子の権現へは簡単に着かせてくれない。

7/16 13:38

途中の小ピークで道が分かれていて、手書き赤テープがありました。

7/16 14:05

子の権現はもうすぐ、”愛宕山”の祠。高校生？の集団をパスしました。

7/16 14:10

愛宕山直下のズルズル滑り道。竹寺方向に降りると簡単。

7/16 14:13

子の権現に入りました。林の中に大きな”てのひら”が出現、目立ちます。

7/16 14:16

子の権現本堂、お参りしました。
無事、登山できることに感謝。

7/16 14:16

足腰守護の仏様。鉄のワラジに夫婦下駄。

7/16 14:24

土産物屋さんに「ペナント」発見。
半世紀前にタイムスリップ。

7/16 14:28

駐車場出口に標識看板、「大高山→」の手書き文字があります。

7/16 14:50

舗装道路をしばらく行くと「吾野駅」の標識。
浅見茶屋のご案内が目立ちます。

7/16 14:54

道路をさらに行くと、地味に「西吾野駅」の標識。ここから山道に入ります。

7/16 15:07

ゆるやかに下っていきます。歩きやすい道です。

7/16 15:27

山道終了、ここから駅まで舗装道路。

7/16 15:48

小床橋で国道299号線に出ました。

7/16 15:56

西吾野駅入口の標識。高山不動尊も、子の権現も同じ所要時間。

7/16 15:56

橋を渡り、左手に登っていくと「西吾野駅」。

7/16 15:57

角の自販機前で三毛猫がお迎え。
一度、チラ見されて、あとは職務？に専念されてました。

7/16 16:02

4時「西吾野駅」に到着。きれいなトイレを使わせていただきました。

7/16 16:13

やってきたのは、8両編成の池袋行急行。

7/16 16:41

オマケ。乗り換えの東飯能駅前、お祭りの山車が出ていました。

撮影機器：

FUJIFILM XQ1 富士フイルム

装備

個人装備

長袖ベースレイヤー ズボン 靴下 雨用と滑り止め手袋 レインウェア 雨用帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料計1.7Ｌ ざぶとん コンパス 笛 計画書ヤマレコ作成 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

備考

午前中、小雨がパラつきましたがレインウェアを出すほどでは無かった。

感想

kiha52

週末、天気が悪かったりして、一カ月以上山から遠ざかってました。天気予報が曇りだったので、近場の伊豆ケ岳に、その先の子の権現までは5年ぶりでした。
午前中は霧雨や小雨の中、中々汗が蒸発しないのですが、気温が低かったのでヘトヘトにならずに済みました。
男坂の鎖場は2回目、今日は岩が濡れてるので足場を慎重に選んで登りました。鎖場の後の大きな岩登りも、足掛かりが小さく濡れているので、じっくり観察して慎重に登りました。
伊豆ケ岳通過後はアップダウンが多く、特に急下降が目立ちます。スリップするとそれだけで消耗するので、時間をあまり気にせず行きました。
5年前、後半の天目指峠から子の権現の連続急登でへばってしまった。今日はゆっくりでも一定のペースを心掛け、なんとか休憩なしで歩けました。
天気はいまいちですが、子の権現はグループやペアで賑わい、人気がありますね。このコースはハイキングコース的な紹介が多いけど、実はそこそこハードな登山コースだと思います。そんな達成感が子の権現の賑わいにつながってるのでは、と感じました。