北戸蔦別岳へ 本当は幌尻岳を目指したが 残念!


- GPS
- 11:30
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,723m
コースタイム
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 11:40
7月18日
15:10 安曇野穂高発
22:30 新潟港発 フェリー
7月19日
17:20 苫小牧港着
21:00 日高 二岐川登山口 車中泊
<復路>
16:30 日高 松屋旅館泊
天候 | 曇り 視界なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢登り 徒渉がある しかし印もしかりしていて踏み跡もあり問題ない 山頂・分岐に方向を示す表示がないので視界のないときには要注意 |
その他周辺情報 | 沙流川温泉 ひだか道の駅 コンビニもある |
写真
感想
2016(平成28年)7月20日(水)
幌尻岳へ(北戸蔦別岳へ)
「視界なく 3時間ロス 北戸蔦別」
結果は北戸蔦別岳で道を間違え3時間のロス。
泣く泣く北戸蔦別岳から下山した。
今回の「北海道・百名山5座の旅」での
最大の目標が
幌尻岳
北海道での1日目はキロロ川の上流
二岐川登山口での車中泊
私の車だけが暗闇の中で一夜を明かす。
霧雨が幌尻岳への不安を掻き立てる。
そのためなかなか眠ることができなかった。
3:30頃起床。
まだ暗い中3:50二岐川のゲートを出発した。
北海道の山で一番怖いのはヒグマ。
鐘を鳴らし、笛を吹き、大声も出し林道を進む。
徐々に明るくなるが霧雨は上がっていない。
天気予報では曇り、これから天候は良い方向にあった。
林道の終点から本格的な登山道となる。
大きな北海道の蕗の葉が登山道を覆う。
たっぷり露を含み、上半身があっという間にびしょぬれ。
蕗の葉の後は沢に沿って、徒渉、そして沢を登るところもある。
かなりきつい登山道だと感じ始めていた。
沢を歩き滝が出てきたところから、
滝を巻くように急登が始まった。
濡れた登山道は滑り、ぬかるんでいるところもあり
急坂に輪をかけ厳しい登りとなっていた。
ヌカビラ岳にたどり着いた時にはほっとしたが
全くの視界のない状況だった。
ヌカビラ岳から北戸蔦別岳への緩やかな登りの稜線には
お花畑と雪渓が残っていた。
北戸蔦別岳へ到着
時間的には幌尻岳へ十分行ける余裕はあった。
ところが視界がないのと、地図を見間違えたのと、
さらに北アルプスの丁寧な表示に慣れているのがあだになった。
本当は自分のいい加減さが
この大目標であった幌尻への途中で
最大のミスを犯してしまったのだ。
北戸蔦別岳へ到着した安心感から
見えた登山道に入って行ってしまったのだ。
幌尻岳の山容が見えていれば間違えなかっただろうし
幌尻岳の方向を示す表示があればまず間違えることはなかった。
それが見えた登山道に疑いなく入っていてしまったのだ。
ハイマツの壁にぶつかりながら進むのも苦しくこの道でいいのか
考えながらも進んでしまった。
そんな中でもツガザクラの絨毯が敷かれたような
お花畑には感激した。
1時間30分ほど進み幌尻山荘への分岐、戸蔦別岳が出てこない。
おかしいと思い地図をもう一度見るに
逆方向に来ているように思ったのだ。
これ以上進むとどうなる?
不安になり来た道を戻ることにした。
相変わらず回りは雲がかかり様子は分からないが
かなり下ってきていることがうっすらと見える山から分かった。
1時間30分ハイマツの枝に悪戦苦闘しながら北戸蔦別岳へ戻った。
そして周りを見るともう1本の登山道が伸びているのを確認できた。
間違えた!
がっかり!
3時間のロスは幌尻岳を諦めざろう得なかった。
霧雨にびしょびしょになりながら
ヌカビラ岳からの急坂に気を付け下山となった。
幌尻岳は微笑んでくれなかった。
もう一度挑戦しなければと思い長い林道を歩き
登山口に戻ることができた。
それにしても北戸蔦別岳までもかなりの距離があっただけに
もう一度か!
という思いも頭の中を巡らした。
続けて幌尻岳に向かうのは精神的にかなりきついものがあった。
続けては難しい。
他の山を登ってから再挑戦しようという気持ちになっていた。
ふるちゃん
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