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Yamareco

記録ID: 931069
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道北・利尻

利尻山北峰 ゆ〜にスタート鴛泊ピストン

2016年08月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:52
距離
18.7km
登り
1,792m
下り
1,784m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:32
休憩
1:14
合計
11:46
距離 18.7km 登り 1,792m 下り 1,791m
4:31
209
8:00
8:01
16
8:17
8:26
83
9:49
9:50
25
10:15
10:48
17
11:05
60
12:05
12:07
13
12:20
151
14:51
14:57
8
15:21
ゴール地点
帰りのフェリーの時刻、フェリーターミナルまでのバスの時刻、テントをたたむ時間を逆算して、チェックポイントの最終出発時刻を決めて行動した。
ゆ〜にキャンプ場(55M)からの標高差、1663M。せっかくなら0から歩けば良かったな!(セイコーマートまで往復したから、実際はもうちょっと標高差あるんだけどな〜!)次回はぜひ0スタートで♪
天候 曇り、8合目から上はどピーかん (暑すぎる!)
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
わっかないの道の駅に駐車(無料)してフェリーで移動。フェリーターミナルから前泊地のキャンプ場ゆ〜にまでバス。(歩いても30分)。登山口まで更に40分ほど歩く。ゆ〜にから登山口までの散策路は閉鎖。アスファルトをウォーミングアップがてら歩いた。
コース状況/
危険箇所等
9合目より上はじゃらじゃらと石が転がるのが当たり前。滑落落石に注意。他の登山者との距離にも注意したい。
ルートは明瞭で迷うような箇所はない。
昼前から、鴛泊コース上部は日陰がまったくなく、ずっと直射日光を浴び続けることになる。帽子は必ず持っていくこと。また水分も十分に持っていくこと。
その他周辺情報 登山口の野営場の管理棟に有料シャワーあり。また、ゆ〜にキャンプ場の向かいには温泉施設がある。
登山届は登山口管理棟に提出。下山報告書も提出するようになっている。
食料などはフェリーターミナルから徒歩15分ほどのセイコーマート(23:00まで)で買える。
クルマバツクバネソウ 結実
2016年08月02日 04:47撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 4:47
クルマバツクバネソウ 結実
オトギリソウの一種
2016年08月02日 05:07撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/2 5:07
オトギリソウの一種
ランの仲間??? 宿題
2016年08月02日 05:08撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/2 5:08
ランの仲間??? 宿題
イワガラミ。(ユキノシタ科)
装飾花が1枚ずつのあじさいかと思った。 
2016年08月02日 05:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/2 5:10
イワガラミ。(ユキノシタ科)
装飾花が1枚ずつのあじさいかと思った。 
イチヤクソウの一種
2016年08月02日 05:21撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 5:21
イチヤクソウの一種
イワギキョウ。かわいいな
2016年08月02日 06:15撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/2 6:15
イワギキョウ。かわいいな
2016年08月02日 06:30撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 6:30
なんだろう 宿題
2016年08月02日 07:12撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 7:12
なんだろう 宿題
やっと青空が見えてきました
2016年08月02日 07:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 7:26
やっと青空が見えてきました
生まれて初めて利尻山を見ました!かっこいい!
2016年08月02日 07:52撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/2 7:52
生まれて初めて利尻山を見ました!かっこいい!
クルマユリ
2016年08月02日 08:17撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 8:17
クルマユリ
ハンゴンソウ
2016年08月02日 08:20撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 8:20
ハンゴンソウ
セリ科の何か エゾヤマゼンゴでしょうか 宿題
2016年08月02日 08:20撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 8:20
セリ科の何か エゾヤマゼンゴでしょうか 宿題
ミソガワソウ シソ科イヌハッカ属
2016年08月02日 08:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/2 8:24
ミソガワソウ シソ科イヌハッカ属
オニシモツケソウ もう咲き終わりだけどきれいでした
2016年08月02日 08:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 8:26
オニシモツケソウ もう咲き終わりだけどきれいでした
リシリブシ キンポウゲ科 トリカブト属 茎が分岐せずに直立 利尻で見つかった附子(ぶし=トリカブト)
2016年08月02日 08:36撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/2 8:36
リシリブシ キンポウゲ科 トリカブト属 茎が分岐せずに直立 利尻で見つかった附子(ぶし=トリカブト)
イワベンケイ
2016年08月02日 08:37撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 8:37
イワベンケイ
バイケイソウ ユリ科シュロソウ属
めちゃ可愛い
2016年08月02日 08:38撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 8:38
バイケイソウ ユリ科シュロソウ属
めちゃ可愛い
2016年08月02日 08:46撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/2 8:46
本当にきれいに整備されています。石はごろごろ転がるけれど。歩きやすいからと階段の外を歩かないように注意したい。
2016年08月02日 08:49撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 8:49
本当にきれいに整備されています。石はごろごろ転がるけれど。歩きやすいからと階段の外を歩かないように注意したい。
エゾウメバチソウ ユキノシタ科ウメバチソウ属 ウメバチソウとの違いは、仮雄しべの裂けた裂片の数だそうです。
2016年08月02日 08:52撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 8:52
エゾウメバチソウ ユキノシタ科ウメバチソウ属 ウメバチソウとの違いは、仮雄しべの裂けた裂片の数だそうです。
かたつむりさん
2016年08月02日 09:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 9:00
かたつむりさん
2016年08月02日 09:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 9:01
イワギキョウとサマニヨモギ
2016年08月02日 09:19撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 9:19
イワギキョウとサマニヨモギ
9合目を見下ろす
2016年08月02日 09:20撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 9:20
9合目を見下ろす
エゾウメバチソウ(たぶん。仮雄しべ数えられないからわからん)
2016年08月02日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/2 9:21
エゾウメバチソウ(たぶん。仮雄しべ数えられないからわからん)
シコタンハコベ ナデシコ科
めちゃ可愛い。可愛すぎます。目立たないです。
2016年08月02日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 9:21
シコタンハコベ ナデシコ科
めちゃ可愛い。可愛すぎます。目立たないです。
ナデシコ科ですがこの写真ではなんだかわかりません。
2016年08月02日 09:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/2 9:24
ナデシコ科ですがこの写真ではなんだかわかりません。
ミソガワゾウ シソ科イヌハッカ属 咲き終わりですが群生していて美しい
2016年08月02日 09:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 9:26
ミソガワゾウ シソ科イヌハッカ属 咲き終わりですが群生していて美しい
バイケイソウ ユリ科シュロソウ属 ユリ科というのがよくわかります。可愛い。
2016年08月02日 09:30撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 9:30
バイケイソウ ユリ科シュロソウ属 ユリ科というのがよくわかります。可愛い。
リシリトウチソウ
2016年08月02日 09:31撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 9:31
リシリトウチソウ
滑落したら…!
2016年08月02日 09:45撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 9:45
滑落したら…!
よく整備されています。ありがとうございます!!!
2016年08月02日 09:54撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 9:54
よく整備されています。ありがとうございます!!!
なんだか気になって撮影 宿題
2016年08月02日 09:55撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 9:55
なんだか気になって撮影 宿題
よく整備されている。
2016年08月02日 09:56撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 9:56
よく整備されている。
エゾアズマギク
2016年08月02日 09:57撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/2 9:57
エゾアズマギク
ずっと向こうまでお花畑 イブキトラノオとエゾトウチソウが目立つ
2016年08月02日 09:59撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 9:59
ずっと向こうまでお花畑 イブキトラノオとエゾトウチソウが目立つ
コケモモ(の仲間)結実
2016年08月02日 10:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 10:01
コケモモ(の仲間)結実
足場が悪い
2016年08月02日 10:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 10:03
足場が悪い
なんだろう 宿題
2016年08月02日 10:05撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 10:05
なんだろう 宿題
オトギリソウの一種
2016年08月02日 10:08撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
8/2 10:08
オトギリソウの一種
リシリリンドウ
2016年08月02日 10:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/2 10:09
リシリリンドウ
山頂。
2016年08月02日 10:14撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
4
8/2 10:14
山頂。
2016年08月02日 10:15撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
8/2 10:15
ほんとの山頂は閉鎖されている
2016年08月02日 10:15撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
8/2 10:15
ほんとの山頂は閉鎖されている
2016年08月02日 10:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/2 10:41
2016年08月02日 10:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 10:51
2016年08月02日 12:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 12:10
エゾゼミ 羽化したてです ふうっと息を吹きかけてもピクリともしません
2016年08月02日 14:19撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/2 14:19
エゾゼミ 羽化したてです ふうっと息を吹きかけてもピクリともしません
ナルコユリでしょうか。結実。
2016年08月02日 14:29撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/2 14:29
ナルコユリでしょうか。結実。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 携帯トイレ

感想

利尻と礼文が高山植物の宝庫だというのはなんとなく聞いていた。お花が大好きな私はやってみたいことがあった。それは、「あえて下調べせず、見た事のないお花に、実際のフィールドで、初めて出会う」こと。すごくわくわくした。情報があふれているこの社会では、滅多にできない体験だと思った。「どこどこにこんなきれいなお花があるよ!」と聞いて探しに行くのも楽しいけれど、偶然の出会いに期待して、まるで自分が第一発見者のような気持ちになれるんじゃないか。
少し前まで利尻礼文にまったく興味がなかったので、何も知らなくて、ちょうど良かった。期待に胸が弾む。

羊蹄山を登ったのは頭の片隅に利尻に登りたい気持ちがあったからでもあった。人から聞いた話によると、羊蹄より厳しいとか、羊蹄よりは楽とか、いろいろだった。
いづれにせよ、行動時間はとても長く、しっかりとした計画と水分、体力や判断力が必要と感じていた。
実際登ってみたら、山頂まで、あっと言う間だった。(とは言え、ゆ〜にキャンプ場から7時間15分ほどかかっている。)もう山頂?と思ったほど、まったくバテていなかった。いくらでも登り続けられる気がした。
下りはやはり緊張した。太ももに負担をかけての長時間の下りが恐怖でしかなく、かなり慎重にストックを駆使しながら下山した。個人的には、山登りは好きだけど山下りは嫌いだ。
野鳥の森と表示のある4合目の上部で、薮の中にいるクマゲラと至近距離で遭遇。ばたばた飛んでいったあと、木をつつき始めた。初めて見る野生のクマゲラ。思ったより大きく、また図鑑のとおりなんだか不思議なバランスの体型だった。

バテはしなかったが、ペースは相変わらず早くない。早く登れればもっとたくさん登れるし、遠くまで行けるのに、と欲がわいてくる。行程が長かったので、「あせらず、ゆっくり、止まらず、足のサイズで歩く」ことを常に心がけた。足がパンパンになる事も、上がらなくなる事もなく、また息も上がらず、ときどき歌いながら登っていたほどだ。これから少しずつ、早く登る練習もしていきたい。

お花との出会いはものすごくたくさんあった。見た事ないお花には興奮した。リシリリンドウを見つけたときには息をのんだ。始終お花に話しかけながらの登山だった(笑)。

たくさんの人が登っていた。登山口の管理棟の方によると、40人くらいは入山したようだ。
ナップザックの方(方にひも食い込んで痛くないのかしら?このかたは途中で引き返したようです)、ガイドつき登山の方(うらやましい!)、家族連れ(小学校低学年くらいの子供達はロープでつながれてました)、ヘルメットかぶっている方、ジーパンの方などなど、いろんな方がいました。
しっかりした装備の方も多い反面、こんなに本格的な山なのに、観光地の真ん中にあるからでしょうか、軽装の方が多いことが、心配です。

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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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