古道巡礼 島々谷より徳本峠を越えて

2016年08月04日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 26.1km
• 登り: 1,715m
• 下り: 928m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:25
• 合計: 9:45

5:30 島々(徳本峠入口)
5:40 5:40 第１ゲート
6:30 6:30 ゲート(小嵩沢出合)
7:10 7:10 二俣
8:00 8:00 島々谷川南沢
8:40 9:00 岩魚留小屋
10:20 10:20 力水
11:00 11:00 徳本峠(徳本峠小屋)
12:20 12:20 徳本口(徳本峠分岐)
12:25 12:25 明神館
12:30 12:50 明神橋
13:30 13:30 岳沢湿原・岳沢登山口
13:50 13:50 河童橋
14:00 14:00 上高地アルペンホテル
14:10 14:10 ウェストン碑
14:15 14:55 上高地温泉ホテル
15:00 15:00 田代橋
15:05 15:10 上高地帝国ホテル
15:15 帝国ホテル前バス停留所

夏山シーズン真っ盛りだが個人的に8月は連休が1回しかなく日帰りメインなのが目下の悩み。
この機会に前々から興味のあった島々から徳本峠を越えて上高地へ抜けるクラシックルートを歩いてみた。

天候

朝方は快晴、時間を追うにつれ雲は湧いてくるものの夕方まで晴れ間はあった

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR中央本線 松本駅、松本電鉄上高地線 新島々駅、アルピコ交通バス 安曇支所前停留所

写真

8/3 23:43

夜行列車に乗りこみ

8/4 4:32

4時半に松本駅に到着

8/4 4:37

松本電鉄に乗り換え

8/4 5:09

しんしましま到着

8/4 5:27

バスで安曇支所前下車

8/4 5:33

そしてようやく登山口

8/4 5:34

川沿いに歩くと

8/4 5:40

最初のゲートがあり

8/4 5:44

ここから一般車両通行止

8/4 6:03

沢らしくなってきた

8/4 6:26

第二のゲート

8/4 6:34

吊り橋、何気に怖い

8/4 6:48

泥んこ道

8/4 7:01

戦国落人悲話

8/4 7:08

二俣トンネル

8/4 7:13

二俣

8/4 7:14

あがりこサワラ

8/4 7:22

行き橋

8/4 7:22

橋の番犬？

8/4 7:30

戻り橋

8/4 7:40

紫陽花

8/4 7:42

土砂崩れの上を渡る

8/4 7:49

その様子を見張られていた

8/4 8:05

沢

8/4 8:12

瀬戸上橋

8/4 8:20

フシグロセンノウ

8/4 8:21

花

8/4 8:43

オトギリソウ？

8/4 8:44

岩魚留橋を渡ると

8/4 8:45

岩魚留小屋、ここで休憩

8/4 8:46

今回の荷物、体感6kg位

8/4 8:48

朝ご飯

8/4 8:50

あんぱん

8/4 8:51

軒下で存分にくつろいで

8/4 8:54

おいとまする

8/4 8:55

岩魚留沢橋

8/4 9:02

ミヤマカラマツ

8/4 9:04

沢

8/4 9:08

倒木の墓場

8/4 9:11

朽ちかけた橋

8/4 9:20

丸木橋

8/4 9:24

ウド系

8/4 10:09

コオニユリ？

8/4 10:19

雲がかかってきた

8/4 10:26

きのこ

8/4 10:38

ナナカマドっぽいが？

8/4 10:41

ハクサンフウロ？

8/4 11:05

徳本小屋

8/4 11:05

峠のテント場

8/4 11:07

展望台からの風景

8/4 11:13

明神へ向け下る

8/4 11:17

どんどん標高を落とし

8/4 12:02

平べったい道を歩き

8/4 12:20

徳本口

8/4 12:25

そして明神

8/4 12:29

明神橋、ここで休憩

8/4 12:59

湿原ルートで河童橋へ

8/4 13:34

湿原

8/4 13:36

明神前穂吊尾根

8/4 13:36

六百山

8/4 13:41

おサルの家族

8/4 13:42

おもむろに仰向け

8/4 13:43

でもカメラ目線

8/4 13:44

起き上がってもカメラ目線

8/4 13:49

河童橋から穂高

8/4 14:07

ウェストン碑

8/4 14:15

温泉に入って

8/4 15:03

帝国ホテル前から乗車

撮影機器：

COOLPIX S7000 ニコン

感想

monkichikun

新宿23時54分発のムーンライト信州号に乗り込む、満席らしいが隣席には誰もこなかった。
仮眠できないまま4時半に松本駅に到着、4時45分発の松本電鉄上高地線に乗り換える。
5時10分頃に終点の新島々駅に到着、4時20分発のバスに乗って安曇支所前で下車。
そこから数分歩いて徳本峠入口(登山口)に到着。

川沿いに歩くとすぐに最初のゲートがありその奥に駐車場があった。
駐車場の先には一般車両通行止の標識と車止めのバリケードがあった。
川はいつしか沢になりしばらく沢沿いを歩いていると第二のゲートがあった。
さらにしばらく行くと道は二手に分かれ右手にトンネルがあったので入ってみる。
トンネルを抜けた先は草ぼうぼうで車はおろか長らく人さえ通っていないようす。
二俣までは車も入ることができそうな林道だったがここから先は本格的な山道になる。
道は明確だが途中土砂崩れの場所などもありナイトハイクするにはちょっと辛そう。
いくつかの橋を渡りしばらく歩いていくと岩魚留小屋に到着、ここで朝食をとる。
今は営業をしていない小屋だが古の街道に思いを馳せるにはうってつけの場所である。
岩魚留という名前は沢の流れが速く岩魚もそこから先は登れないというのが由来らしい。
再び出発、一時間ほど行くと沢が途絶え勾配がきつくなり九十九折の道へと変わる。
今回は日帰りで荷物をかなり軽めにしたのにかかわらず一気に登りきることはできず。
10分ほど休んで5分ほど登ったところで上から話声が聞こえてきてそこが徳本峠だった。
そこから45秒、と表記がある展望台に行ってみたが曇り気味なため眺望はよくない。
霞沢岳方面へ歩いてみようとも思ったが稜線はガスに包まれているためやめておく。
まだ時間が早いが上高地でゆっくりしようと思い明神へ向け道を下る。
マイナールートとばかり思っていたが明神方面からは結構な数の登山者とすれ違う。
明神橋で休憩、買ったばかりのパステルを使い明神岳を描いてみるがうまくいかない。
老後の趣味のひとつに描画を加えるにはまだまだ修行が必要らしい。

梓川右岸歩道を通り河童橋まで歩く、少し距離が伸びるが左岸歩道より魅力あるコース。
途中猿の親子が戯れていた、上高地は猿好きにとって堪らなく魅力的な地だ。
河童橋に到着し、ついでにウォルター・ウェストン碑まで歩いてみる。
よく知らなかったが日本に近代登山を紹介し上高地ではちょっと知られた人物らしい。
近くの温泉旅館で入浴し、帝国ホテル前からバスに乗って松本へ戻った。