ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 933802
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

気温20℃の別天地★赤城山で逍遥

2016年08月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:13
距離
11.3km
登り
458m
下り
455m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:42
休憩
0:27
合計
4:09
12:10
12:13
25
12:38
12:38
10
12:48
12:49
35
13:24
13:27
11
13:38
13:39
13
13:52
13:52
6
13:58
13:58
30
14:28
14:37
23
15:00
15:00
12
15:12
15:16
13
15:29
15:29
16
15:45
15:51
25
16:17
ゴール地点
天候 曇り、ときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県立赤城公園ビジターセンターに車を置き、覚満淵から鳥居峠、長七郎山、八丁峠、地蔵岳と歩き、小沼を一周したあと、鳥居峠、覚満淵を経由し戻りました。
(赤城山には無料の駐車場があちこちにあり、目的地に応じて車を駐める場所を変えるといいでしょう)
コース状況/
危険箇所等
木道、木の階段などよく整備されていますが、小沼南面の遊歩道は敷石の上に苔が生えていて、ヌルヌルに滑りました。
その他周辺情報 赤城山に向かう、通称赤城県道沿いには蕎麦店が何店舗かあり、こだわりのお蕎麦が頂けます。
まずは赤城県道沿いにある有名店、桑風庵でちょっと早いお昼にします
2016年08月07日 10:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
5
8/7 10:59
まずは赤城県道沿いにある有名店、桑風庵でちょっと早いお昼にします
しっかりとしたコシのあるお蕎麦、おいしかったです
2016年08月07日 11:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 11:12
しっかりとしたコシのあるお蕎麦、おいしかったです
ビジターセンター前の路肩には、さっそくコバギボウシ
2016年08月07日 12:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:09
ビジターセンター前の路肩には、さっそくコバギボウシ
ピンク色がかわいらしいカワラナデシコ
2016年08月07日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:10
ピンク色がかわいらしいカワラナデシコ
ゲンノショウコ(白)も咲いています
2016年08月07日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:10
ゲンノショウコ(白)も咲いています
覚満淵への入り口にはシシウドの大木
2016年08月07日 12:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:12
覚満淵への入り口にはシシウドの大木
霧の覚満淵
2016年08月07日 12:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:13
霧の覚満淵
アザミはあちこちで咲いています
2016年08月07日 12:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:14
アザミはあちこちで咲いています
ツリガネニンジン
2016年08月07日 12:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
8/7 12:15
ツリガネニンジン
キンミズヒキ
2016年08月07日 12:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:17
キンミズヒキ
ワレモコウ、秋ですねぇ・・・
2016年08月07日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:18
ワレモコウ、秋ですねぇ・・・
クガイソウは終盤
2016年08月07日 12:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
8/7 12:19
クガイソウは終盤
マルハダケブキを吸蜜するヒョウモンチョウ
2016年08月07日 12:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:20
マルハダケブキを吸蜜するヒョウモンチョウ
キオン
2016年08月07日 12:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:20
キオン
チダケサシ
2016年08月07日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:22
チダケサシ
ウツボグサ
2016年08月07日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:22
ウツボグサ
クルマバナ
2016年08月07日 12:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:23
クルマバナ
シュロソウ、地味でも目立つ、っていいですねぇ(笑)
2016年08月07日 12:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:24
シュロソウ、地味でも目立つ、っていいですねぇ(笑)
ヤマハギ、地蔵岳にもありました
2016年08月07日 12:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:26
ヤマハギ、地蔵岳にもありました
オトギリソウ
2016年08月07日 12:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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オトギリソウ
サワヒヨドリ?
2016年08月07日 12:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:29
サワヒヨドリ?
あと少しで咲きそうなリンドウ、山は一気に秋の風情
2016年08月07日 12:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:30
あと少しで咲きそうなリンドウ、山は一気に秋の風情
怪しげな雲が垂れ込めます(−−)
2016年08月07日 12:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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怪しげな雲が垂れ込めます(−−)
そんなときにはコオニユリに活力をもらいましょう(^^)
2016年08月07日 12:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:32
そんなときにはコオニユリに活力をもらいましょう(^^)
立派なオカトラノオ
2016年08月07日 12:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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立派なオカトラノオ
アップで見ると美人さんですね
2016年08月07日 12:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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アップで見ると美人さんですね
ヒメシロネ
2016年08月07日 12:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:35
ヒメシロネ
シモツケ
2016年08月07日 12:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:36
シモツケ
ファミリーとおぼしき水鳥たちが足下で遊んでいます
2016年08月07日 12:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:40
ファミリーとおぼしき水鳥たちが足下で遊んでいます
白いナデシコ発見!
2016年08月07日 12:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:44
白いナデシコ発見!
イトトンボ、よく見ると各パーツがいい色をしています
2016年08月07日 12:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:47
イトトンボ、よく見ると各パーツがいい色をしています
ノリウツギ
2016年08月07日 12:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:48
ノリウツギ
鳥居峠から覚満淵を見下ろします
2016年08月07日 12:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:52
鳥居峠から覚満淵を見下ろします
ホトトギス(白)
2016年08月07日 12:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 12:59
ホトトギス(白)
ホトトギス(紫)ヤマジノホトトギスかな?
2016年08月07日 13:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 13:02
ホトトギス(紫)ヤマジノホトトギスかな?
日差しをたっぷり浴びるオオカメノキ
2016年08月07日 13:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 13:05
日差しをたっぷり浴びるオオカメノキ
元気爆発、モミジカラマツをアップで
2016年08月07日 13:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 13:06
元気爆発、モミジカラマツをアップで
ミヤマタムラソウ、足下でひっそりと咲いています
2016年08月07日 13:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 13:10
ミヤマタムラソウ、足下でひっそりと咲いています
ホトトギス(黄)タマガワホトトギスかな?
2016年08月07日 13:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 13:16
ホトトギス(黄)タマガワホトトギスかな?
ノコンギク?
2016年08月07日 13:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 13:16
ノコンギク?
ウスユキソウの仲間
2016年08月07日 13:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ウスユキソウの仲間
長七郎山1,579mに到着!
2016年08月07日 13:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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長七郎山1,579mに到着!
三等三角点
2016年08月07日 13:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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三等三角点
帰り道では小地蔵に寄り道
2016年08月07日 13:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 13:42
帰り道では小地蔵に寄り道
小沼が見えてきましたが、まずは地蔵岳に向かいます
2016年08月07日 13:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 13:52
小沼が見えてきましたが、まずは地蔵岳に向かいます
つる性の白い花、名前分からず(汗)→イケマ、という植物のようです(Landsbergさん、ありがとうございました)
2016年08月07日 13:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 13:54
つる性の白い花、名前分からず(汗)→イケマ、という植物のようです(Landsbergさん、ありがとうございました)
小沼沿いの車道に上がると、これから向かう地蔵岳のアンテナ群が見えてきました
2016年08月07日 14:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 14:01
小沼沿いの車道に上がると、これから向かう地蔵岳のアンテナ群が見えてきました
ヤマオダマキ
2016年08月07日 14:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 14:18
ヤマオダマキ
ウメバチソウ、周りには蕾がいくつかありました
2016年08月07日 14:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 14:21
ウメバチソウ、周りには蕾がいくつかありました
トモエシオガマ
2016年08月07日 14:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 14:22
トモエシオガマ
花が巴の形をしています
2016年08月07日 14:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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花が巴の形をしています
小沼と先ほど歩いた長七郎、小地蔵が見えてきました
2016年08月07日 14:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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小沼と先ほど歩いた長七郎、小地蔵が見えてきました
コメツツジ
2016年08月07日 14:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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コメツツジ
アンテナ群は怪しい雲のなか
2016年08月07日 14:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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アンテナ群は怪しい雲のなか
山頂にある地蔵信仰の名残り
2016年08月07日 14:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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山頂にある地蔵信仰の名残り
数字は摩滅していますが、三等三角点のようです
2016年08月07日 14:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 14:31
数字は摩滅していますが、三等三角点のようです
目当てのマツムシソウは見つかりませんでしたが、
2016年08月07日 14:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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目当てのマツムシソウは見つかりませんでしたが、
ハクサンフウロがあちこちに咲いていました(^^)
2016年08月07日 14:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ハクサンフウロがあちこちに咲いていました(^^)
可憐な花をアップで!
2016年08月07日 14:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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可憐な花をアップで!
もうちょっとで全貌が見渡せるか、と思ったら、数秒後には全面真っ白になりました(涙)
2016年08月07日 14:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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もうちょっとで全貌が見渡せるか、と思ったら、数秒後には全面真っ白になりました(涙)
ツリガネニンジン?
2016年08月07日 14:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ツリガネニンジン?
やっぱり高山にはコオニユリ
2016年08月07日 14:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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やっぱり高山にはコオニユリ
蘭の仲間、ヤマサギソウがありました(^^)
2016年08月07日 14:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 14:45
蘭の仲間、ヤマサギソウがありました(^^)
こちらはネジバナ
2016年08月07日 15:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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こちらはネジバナ
アップで見ると美しさが引き立ちます
2016年08月07日 15:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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アップで見ると美しさが引き立ちます
小沼の湖畔まで降りてきました
2016年08月07日 15:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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小沼の湖畔まで降りてきました
小沼の伝説を思い起こさせる小さな祠に手を合わせます
2016年08月07日 15:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 15:14
小沼の伝説を思い起こさせる小さな祠に手を合わせます
霧が晴れるとそこは高原の夏
2016年08月07日 15:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 15:16
霧が晴れるとそこは高原の夏
水際に同じ周期で小さな波が行き来します
2016年08月07日 15:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 15:27
水際に同じ周期で小さな波が行き来します
登山道をこちらに向かってくる小さな物体
2016年08月07日 15:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 15:34
登山道をこちらに向かってくる小さな物体
なんと野ウサギで、数十メートルまで近づくと一転、まさに脱兎のごとく去って行きました
2016年08月07日 15:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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なんと野ウサギで、数十メートルまで近づくと一転、まさに脱兎のごとく去って行きました
お顔が白いからホオジロかな
2016年08月07日 15:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
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お顔が白いからホオジロかな
日が差すと気持ちのいい登山道を鳥居峠に下ります
2016年08月07日 15:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 15:38
日が差すと気持ちのいい登山道を鳥居峠に下ります
鳥居峠のレストハウスで自分にご褒美(^^)
2016年08月07日 15:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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鳥居峠のレストハウスで自分にご褒美(^^)
山に歴史あり、知らないことって多いですね・・・
2016年08月07日 15:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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山に歴史あり、知らないことって多いですね・・・
赤城の子守唄と名月赤城山がごっちゃになっていた自分(汗)
2016年08月07日 15:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 15:52
赤城の子守唄と名月赤城山がごっちゃになっていた自分(汗)
桐生、みどり市方面はうっすら
2016年08月07日 15:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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桐生、みどり市方面はうっすら
右端に桐生市広沢町、みどり市笠懸町方面が見えているようです
2016年08月07日 15:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/7 15:54
右端に桐生市広沢町、みどり市笠懸町方面が見えているようです
日差しの戻った覚満淵
2016年08月07日 16:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 16:00
日差しの戻った覚満淵
小尾瀬、と呼ばれるのもガッテンしてもらえるかな(^^)
2016年08月07日 16:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 16:00
小尾瀬、と呼ばれるのもガッテンしてもらえるかな(^^)
アザミも楽しげ
2016年08月07日 16:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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アザミも楽しげ
木道も堂々としているような気が(^^)
2016年08月07日 16:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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木道も堂々としているような気が(^^)
秋の花、ワレモコウも斜めの光を浴びて赤みを増します
2016年08月07日 16:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 16:03
秋の花、ワレモコウも斜めの光を浴びて赤みを増します
リンドウももう少し
2016年08月07日 16:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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リンドウももう少し
今日はコオニユリ三昧
2016年08月07日 16:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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今日はコオニユリ三昧
ノギラン、なかなか綺麗に咲いているのに巡り会いません
2016年08月07日 16:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 16:09
ノギラン、なかなか綺麗に咲いているのに巡り会いません
サワギキョウ、木道脇の下の方でひっそりと咲いていました
2016年08月07日 16:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
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サワギキョウ、木道脇の下の方でひっそりと咲いていました
出発点の赤城ビジターセンターに戻ってきました
2016年08月07日 16:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/7 16:19
出発点の赤城ビジターセンターに戻ってきました

装備

備考 またまた帽子を忘れました。(後で見たら、リュックの天蓋に丸まって入っていました・汗)

感想

毎日毎日、否が応でも仰ぎ見ている地元の山、赤城山。どっしりと裾野を広く構え、重量感のあるその姿は、見る方角で形が千変万化するのにもかかわらず、関東平野のどこにいても、まずこの母なる山を探してしまう。

上毛かるたでいうところの、雷と空っ風、義理人情。雷はお隣の榛名山から湧くものだけれど、冬の赤城おろしは県央部、それも前橋、伊勢崎エリアに顕著だし、義理人情といえば国定忠治、名月赤城山や赤城の子守唄の世界そのもの。

そんな赤城山を深田久弥は、登山というよりも逍遙するにふさわしい地であると評したが、下界で高温注意情報が発令されるような日には、まさに避暑がてら歩くのが最高の贅沢。怪しげな雲も湧いているけど、お構いなしに向かってみます。

道すがら評判の蕎麦店で贅沢三昧をし、山頂に到着したのは例によってお昼過ぎ。晴れたりガスが巻いたりの微妙な天気で、外気温はなんと20℃。木陰でリクライニングチェアを広げる人たちの脇を抜け、まずは花巡りを愉しみます。

小尾瀬とも呼ばれる覚満淵を一周した後は、鳥居峠から長七郎山へ。ガスで眺望はないものの、ときどき日差しが戻ると気持ちのいい木漏れ日の径を尾根伝いに登ります。そして、山頂からいったん小沼に降り、地蔵岳へと歩みを進めます。

地蔵岳も一面ガスの世界でしたが、霧が一瞬晴れると、向かい側にある黒檜山と大沼が夏の青空に浮かび上がります。目当てにしていたマツムシソウはまだでしたが、ハクサンフウロなど湿原にはない花たちに元気をもらいました。

下山は往路を戻りますが、勢い余って小沼を一周。悲しい伝説の残る小沼らしい、霧で幻想的な風景に心を打たれます。避暑で訪れた人や犬たちが歓声を上げる湖畔からは、ふたたび鳥居峠に向かい、覚満淵を半周してから出発点に戻りました。

のんびりゆるゆる登山を標榜する自分にとって、気軽に行ける里山は暑くて向かないし、8月は一番山が遠くなる季節。遠くのアルプスに行く気合いもない自分でも、夏山らしい雰囲気を味わえる地元山、久しぶりに歩いて奥深さを実感しました。

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訪問者数:733人

コメント

県民のホームマウンテン
yamaonseさん 確かに そうですね‼
私も 8月の山行が一番少ないです。
やはり この時期の里山は…
かと言って 遠出もできないし😅

ところで 小地蔵に
新しい山頂標識が出来たのですね?
あの標識はなかったような…
たしか 鳴神山で見るタイプですね❗

お盆明けに
奥秩父の123を登る予定です
大弛峠からなので
ロングではなく のんびり歩きます🎵
2016/8/8 2:40
Re: 県民のホームマウンテン
mikaboさん、こんばんわ!
真夏の山選び、気合い入ってる時はどこへ行こうか目移りしちゃうけど、
遠出しないでお手軽に・・・と思うと、行く場所は限られちゃいますね。

そして山頂標識、小振りなのが地蔵岳ほかにも枝にぶら下がっていました。
ちょっと前には神出鬼没な「福岡かんだ猿」さんの頑張れ看板が有名でしたが、
個人で設置した同じ書体のシリーズ標識は、気になっちゃいますね。

お盆明けの奥秩父、大弛峠から両側を攻める感じでしょうか。
天気がよければ楽しい尾根歩きが楽しめそうですね。
お互い、残り少ない夏山シーズン、たっぷり楽しみましょう(^ー^)!
2016/8/8 21:05
同じ日にシュロソウに出逢いましたね
yamaonseさん、おはようございます。

同じ日にシュロソウに出逢いましたね。
何時もの様にyamaonseさんのレコは沢山の花が登場して羨ましいです。
その中にシュロソウが登場したので驚きました。
シュロソウは色が濃く緑の中では大変目立つ花ですね。

46枚目はイケマではないでしょうか。大菩薩にも多くて結構好きな花です。
http://matsue-hana.com/hana/ikema.html

61枚目はシシウドなどセリ科の花ではないでしょうか。
http://matsue-hana.com/hana/sisiudo.html
ツリガネニンジンではないですね。
http://matsue-hana.com/hana/turiganeninjin.html

レコを楽しませて頂きました。

Landsberg
2016/8/8 5:30
Re: 同じ日にシュロソウに出逢いましたね
Landsbergさん、こんばんわ!
シュロソウ、渋いけどよく見ると豪華な花で、不思議な存在感がありますよね。
ユリの仲間らしいですが、日本蘭のような渋さもあって、面白い花。
小宮公園・片倉城趾公園のレコでも、渋いけど明るい色目の個体が目立っています。

そして46枚目画像、葱坊主のような花はなんだろうと思って撮影しましたが、
イケマというんですね。つきもの落ちたようですっきりしました(^^)
やはり分からないときは○○○?と書いて、お助けを求めるに限ります(爆)

そんな61枚目画像は、シラネニンジン?と書こうとして、間違えました(汗)
ツリガネニンジンは上の方の画像にちゃんと名前を振っているのにね。
最近、思ったことが咄嗟に出てこないyamaonseでした(滝汗)
2016/8/8 21:16
赤城山も
こんにちは〜

赤城山も秋の花が咲き始めていますね
何処のお山も秋の花がチラホラと咲いていて
お山は秋に向かいつつある感じがしてきていますね!
でも、やっと夏らしくなってきた下界は
暑くて暑くてバテそうです。
お山に逃げたくなりますよね
野ウサギ カワ(・∀・)イイ!!ですね!!
あおもみどりも🐇年
2016/8/8 14:36
Re: 赤城山も
あおさん、みどりさん、こんばんわ!
全国有数の猛暑地帯として夏は知名度の上がる群馬・埼玉ですが、
そんな猛暑の日でも、標高500mくらい(料金所跡地、お蕎麦屋付近)だと
すでにクーラーはなく、網戸に扇風機でちょうどいい涼しさでした。

そして山頂路肩の温度計は20℃、湖畔で読書や居眠りが最適な温度です。
各ご家庭にクーラーなんてない子どもの頃は、避暑目的で家族揃って赤城や
榛名に向かったものですが、そんな懐かしさを感じた真夏の一日でした。

鳥や虫たちもたくさんで、慌てて逃げ出す野ウサギもかわいかったですよ。
ちなみにyamaonseさんは、あおさん、みどりさんよりちょっとお子ちゃまの🐍年です。
折りたたみのポンポンベッド(死語?)を持って、スバル360で赤城や榛名に向かい、
湖畔で水遊びして遊んだ想い出がおありではないでしょうか(爆)

山はすでに秋の気配でしたが、下界でも夜風にお盆が近いことを感じさせられます。
本格的な夏の訪れと秋の気配は、同時進行なのかもしれませんね。
季節の移ろいを大切にして、残り少ない夏山や野原を楽しみたいものです・・・
2016/8/8 21:44
上毛かるた
yamaonseさん、こんばんは(´▽`)

確かに8月は暑くて里山にいくのも躊躇してしまいますね。
山に行かない休日は日が落ちる時間まで家に閉じこもっている事も多々あります(;´Д`)

赤城山は(沼周辺に?)お花がたくさん咲いているんですね。
上毛かるた、最近その存在を知ったのですが県大会とかあるんですね!
群馬県民にとっては当たり前の存在のようですが、群馬の歴史などを語り継ぐための郷土かるた、素敵だなあと思いました。
2016/8/8 22:13
Re: 上毛かるた
ruisuiさん、こんばんわ!
里山愛に満ちた自分の今の山行スタイルにとって、8月は鬼門。
下界なしでいきなり標高6百mくらいからのスタートでないと、
真夏の30℃超え予想の日は厳しいかもしれませんね。

そんな猛暑日の赤城山、思いの外涼しくてびっくりしました。
大沼沿いの覚満淵は花の宝庫で、気軽に散策が出来て別天地。
前橋駅からバスも出ていて、周回ロングも出来ますからぜひ。

そして小学校の授業で習う上毛かるた、県民の人口を詠んだ
「力あわせる○○万」の人口数が時代とともに変化していて、
この部分が何万人かで、およその年齢がバレます(笑)

同じような方言をしゃべり、生活圏も共通だったりする
埼玉北部や栃木南西部の人も、案外知らない上毛かるたは、
いわば地元民を判別する踏み絵のようなものです(笑)

ケンミンSHOWじゃないですが、ご当地限定なものがあるって、
なんだかほんわかしていいものですね(^^)
2016/8/8 22:42

こんにちは。秋が少しずつ近づいてきているのですね。少し寂しい気もしますが、低山歩きに夏は鬼門なので歓迎かも。涼しいほうが登山にしろ逍遥にしろやりやすいですよね。アルプスもいいんですが、樹林帯の中、ふかふかの土を歩くといったことがやりにくいかな。
2016/8/12 9:59
Re: 秋
kumahiroさん、こんばんわ!
猛暑で有名な群馬県も、お盆を前にしてめっきり朝晩は涼しくなりました。
もともと、昼間は猛暑でも朝晩は涼しいのが都心の暑さと違うところ。
ようやく、そんな昔ながらの暑さに戻ってきた感じがします。
アルプスで岩場を歩くのも楽しいですが、落葉樹のふかふかの道もいいですね。
季節の移ろいを山や里で楽しみながら、新しい季節を迎えたいものです。
2016/8/12 22:47
桑風庵さん♪
yamaonseさん こんにちは

桑風庵さん前から行こうと思っているのですが、なかなかいく機会がありません。
思った通りおいしそうな蕎麦ですね

20度とは涼しくていいですね・・・
こちらは暑いです、いや熱いです。外仕事はつらい
2016/8/12 16:49
Re: 桑風庵さん♪
ten-no-kiさん、こんばんわ。
噂の桑風庵さんへ初めて行ってみました。
混んでる割に手際もいいし、天ぷらも蕎麦も◎でしたが、
ちょっと締まりのない汁が△だったかも。
強気の蕎麦には強気な汁が相性いいのかも。

なお、平地ですが、前橋インター近くに、敷居低い人気店。
http://tabelog.com/gunma/A1001/A100101/10002040/
店主のノリがいいとき(粉が新しいとき?)には、喉がイガイガ
するくらい強烈なお蕎麦が頂けます。
伊香保温泉への道すがらにあり、山への展開がしやすい場所です。

そして群馬は朝晩めっきり涼しくなりました。
窓を開けていると涼しい風が吹き抜けます。
山も里も、動きやすい季節が一歩一歩近づいていますね。
暑い(熱い?ww)外仕事が飽きたら、お蕎麦ついでに是非。
2016/8/12 22:54
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