【美ヶ原】霧の美ヶ原高原山歩~霧ヶ峰キャンプ場泊
- GPS
- 04:21
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 269m
- 下り
- 264m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:21
天候 | 濃霧~時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○全体的に平坦な高原の牧場ハイキングコース ○アルプ展望コースの烏帽子岩付近の岩場の下は切れ落ちた崖 |
その他周辺情報 | ○王ヶ頭ホテル:カフェレストラン ○山本小屋:食事、休憩所 ○美ヶ原高原美術館:食事処、土産物、朝採れ野菜市 ○霧ヶ峰キャンプ場(車移動約40分) |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
タオル
携帯電話
雨具
ストック
時計
非常食
ファーストエイドキット
カメラ
|
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感想
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今回は霧ヶ峰キャンプ場でテント泊して、初日に美ヶ原高原、
二日目に霧ヶ峰高原の周回するお泊り山行であるが、
途中、車移動が入るので、其々を日帰り山行として記録する。
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【一日目:8月10日】
先月、天候の崩れで来そびれた、美ヶ原高原のハイキング。
午前3時ころに高原美術館駐車場に到着すると、
強風であるが、驚くほど綺麗な満点の星空であった。
二時間ほど仮眠して、午前5時過ぎに目を覚ますと、
濃霧で視界ゼロになっていたので、
再びクルマの中で、様子を見の待機。
午前7時過ぎに漸く明るくなり、陽射しも出てきた。
徐に身支度をして午前7時半に出発。
来ていそうで来ていなかった初めての美ヶ原高原、
風は涼しく心地よいくらいに治まっていたが、
その分、分厚い夏雲が高原全体を覆うよう流れている。
眺望はあまり期待も出来そうもないが、
爽やかな高原のお山歩、気分も弾む。
色とりどりの草花は、美ヶ原の名の由来通りに、
辺り一面に咲き乱れ美しい。
写真を撮りまくり、なかなか先に進めない。
平坦な牧草地に放牧されているポニーや牛達も景色に溶け込み、
爽やかさに加えて、のどかさもかもしだしている。
アルプス展望コースを進むが、きょうは案の定眺望は無かった。
それでも、色とりどりの草花が目を楽しませてくれる。
アルプス展望コースは進行方向に向かって左側がキレ落ちている。
時々、谷から吹き上げてくる風で霧状の雲が流れてくる。
霧の流れが一瞬途切れると、
上方にいきなり「天空の城」が姿を表した、
王ヶ頭ホテルが実に神秘的に出現した。
その先の王ヶ鼻へ進むと、時々雲の切れ目から青空が出始めた。
王ヶ鼻も始めは眺望は無かった。
先端の岩場に腰を降ろして小休止していると、
時々、雲の中にポッカリと青空が顔を出し、
遥か彼方に北アルプスの山脈を浮き上がらせて見せた。
目をよ~く凝らして見ると、槍ヶ岳らしきトンガリ頭も確認できた。
王ヶ頭に戻ると、王ヶ頭は霧の中であった。
風の運びで目まぐるしく景色が変化する。
王ヶ頭をあとにして、再び平坦な牧草路を歩き出すと、
段々と青空が大きく広がってきた。
美しく雄大な景色が限りなく続く、穏やかな気分になる。
山本小屋を過ぎ、牛伏山へ登り掛ると、
往きには見えていなかった蓼科山の姿も確認できる。
ちょうど正午に高原美術館へ戻ってきたが、完全に晴れ上がった。
きょうは、午後からスタートしたほうが眺望は良かったようだ。
まぁ、仕方ない、楽しいお山歩であった、また来よう。
美術館の玄関前で開いていた朝採り野菜市で、
椎茸、ナス、トウモロコシなどの食材を調達して、
本日の宿泊地、霧ヶ峰キャンプ場へ向かった。
霧ヶ峰キャンプ場は、先月来た時よりも、
ファミリーやグループ、バイクツーリングキャンパーで賑わっていた。
それでも広々とした敷地内は未だ未だ充分なスペース。
今回も前回とほぼ同じ位置にあたる第1テントサイトと
第2サイトの境界地点の水場とトイレにほど近い、
静かなプライベートエリアを選択した。
テントは前回のクイックタイプのものではなく、
久々の「ドマドーム2」+トレックタープ。
食糧は小型のソフトクーラーボックスに別荷としたが、
テント、シュラフ、マット、組立式のテーブルとチェアは、
70Lザックに無理やり詰め込んだ。
設営後、さっそく、美ヶ原高原で調達した椎茸を
薫製カキの缶詰の残ったオイルで炒める、これがかなり旨い。
プレミアモルツを一気のみ、プヮーッと、最高。
ナスも塩コショウのみでシンプルにオイル焼きする、
これがちょっと甘めの白ワインに良く合った。
きょうはまともな食事は摂っていなかったので、
何でも美味しく思えたのだが、涼しく心地よく、
鳥の鳴き声と、風にそよぐ笹の葉の音しか聞こえない、
至福の時間を感じていた。
ビール3缶、ワイン350ml、ポケットバーボン半分、
酎ハイ2缶、持ってきた充電飲料もほとんど飲み干して、
ほろ酔い気分のうちに、19時過ぎにはテント潜り込み、
夏用のシュラフを上掛けにして眠りについた。
【二日目:8月11日】霧ヶ峰周回山行へ続く
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-936716.html
記録ID: 936716
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