薬師岳(折立からピストン)

2016年08月14日(日) 〜 2016年08月15日(月)

• GPS: 25:20
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,745m
• 下り: 1,742m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 1:16
• 合計: 6:42

距離 11.0km 登り 1,659m 下り 324m

7:31 十三重之塔 慰霊碑
8:08 太郎坂(アラレちゃん)
8:35 8:41 青淵三角点(青淵山)
8:52 積雪深計測ポール
9:39 五光岩ベンチ
9:55 太郎兵衛平
10:16 10:29 太郎平小屋
10:47 10:50 薬師峠
11:20 11:21 薬師平
12:03 12:31 薬師岳山荘
12:59 薬師岳避難小屋跡
13:14 13:38 薬師岳
13:52 13:53 薬師岳避難小屋跡
14:13 薬師岳山荘

2日目

• 山行: 3:14
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:27

距離 8.6km 登り 85m 下り 1,421m

5:22 薬師岳山荘
5:48 5:49 薬師平
6:07 6:14 薬師峠
6:32 6:35 太郎平小屋
6:53 太郎兵衛平
7:07 7:08 五光岩ベンチ
7:47 7:48 積雪深計測ポール
7:55 青淵三角点(青淵山)
8:15 太郎坂(アラレちゃん)
8:46 十三重之塔 慰霊碑
8:49 ゴール地点

薬師岳山荘は人がいっぱいでしたが意外にも布団1枚につき1人で寝れました。
宿泊客は太郎平小屋とで分散するのかな？
あと登山道ではテント泊装備の方が多くいた印象。

天候

1日目：晴れ
2日目：くもり ときどき 雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆有峰林道☆
●通行料：1900円
●利用時間：6~20時
＊ゲート(亀谷連絡所)から駐車場まで1時間くらい走行する必要あり。

☆折立駐車場☆
臨時駐車場を含めて60~70台は停めれそうな大きな駐車場。
当日満車だったので路駐の列がずらりと並んでいました。

コース状況／危険箇所等

☆コース全体☆
危険箇所なし。
全体的によく整備されている登山道だと思います。


1. 折立駐車場~青淵山
●樹林帯の登山道。
●雨上がりだと少し滑るので注意。

2. 青淵山~太郎平小屋~薬師峠
●五光岩ベンチの辺りから高い木々が無くなります。
●木道もあり歩きやすい。

3. 薬師峠~薬師平
●樹林帯の急登。
●沢沿い、枯れ沢を登ります。ルートに注意。

4. 薬師平~薬師岳山荘~薬師岳
●薬師平からしばらく歩くと森林限界越え。
●比較的広い尾根なので濃霧時は道を外さないこと。

写真

8/14 7:20

折立駐車場。
運よく駐車場に停めれたけど路駐の列が下のほうまで続いていた…。

8/14 7:27

薬師岳登山口から出発。
トイレ・水場・自動販売機あり。

8/14 7:49

樹林帯の中を登っていきます。

8/14 8:17

細い所ですれ違い待ちが発生していました。

8/14 8:43

青淵山到着。
ベンチとテーブルがあり沢山の人が休憩していました。

8/14 8:59

展望が開けたと思いきやまたも樹林帯へ。

8/14 9:15

樹林帯を抜けると遊歩道のような道と開けた草原が！

8/14 9:34

薬師岳を横目に快適なトレイル。

8/14 9:40

太郎平までずっとこの開けた草原を歩いていける。

8/14 9:55

太郎平まで距離があるけどあっという間だった気がする。
そう思わせるくらいに素晴らしい道でした。

8/14 10:11

太郎平小屋。
素晴らしいロケーション。

8/14 10:25

太郎平小屋到着。
昼休憩の人が沢山いました。

8/14 10:32

黒部五郎岳(左)と北ノ俣岳(右)。

8/14 10:32

薬師沢の先に雲ノ平。その奥は水晶岳や鷲羽岳？

8/14 10:36

目指す薬師岳。

8/14 10:40

一回薬師峠のテン場へ下ります。
水量が多い水場とトイレが近いので良いテン場だと思います。

8/14 10:54

テン場を過ぎると樹林帯の急登。

8/14 11:14

樹林帯を抜けるとガレ場にでます。
岩にマークがつけられているのでそれに従って登ります。

8/14 11:19

薬師平到着。

8/14 11:19

見晴らしのいい道。
多分最盛期に来れば高山植物が咲き乱れるんだろうな〜。

8/14 11:21

一応ニッコウキスゲは咲いていてくれました。

8/14 11:22

北アの南部も見渡せました。

8/14 11:22

槍ヶ岳。

8/14 11:22

黒部五郎岳。
晴れていれば次の日行きたかった…。

8/14 11:28

まさに思い描いていた夏の高山って様相！
本当綺麗だった。

8/14 11:35

美しい景色を横目に斜面を登っていきます。

8/14 11:52

山頂へ続く尾根に取り次いだ。
あと少し！

8/14 11:59

薬師岳山荘に到着。

8/14 11:59

山荘手前の景色も素晴らしい。

8/14 12:31

山荘前にはテーブルとイス。
一休みした後に山頂を目指しました。

8/14 12:46

ザレ場のようにずるずる滑る坂を登っていきます。

8/14 12:59

手前のピークには避難小屋がありました。

8/14 13:00

ピークを巻くようにして山頂まで道がつけられています。

8/14 13:03

薬師岳の中央カール。
白い岩肌が美しい。今まで見た中でも一番綺麗な圏谷かも。

8/14 13:08

巻き道も少しゴツゴツしている。

8/14 13:11

山頂の祠が見えた。

8/14 13:13

薬師岳登頂！

8/14 13:17

北側には金作谷カール。

8/14 13:17

北東には黒部川によって作られた渓谷。

8/14 13:29

東側には赤土っぽい赤牛岳(手前)と真っ白な野口五郎岳(奥)

8/14 13:36

赤牛岳の稜線をたどっていくと水晶岳や鷲羽岳の姿も確認できます。

8/14 13:42

できれば富山湾も眺めたかったけど東側はガスっていて無理でした。

8/14 13:49

手前ピークの避難小屋は屋根が壊れていました。

8/14 13:54

視界は悪いけど広い尾根の一番高い所を通っていけば大丈夫。

8/14 14:08

薬師岳山荘に戻ってきた。

8/15 5:22

翌日。
予報では数日間は天候回復しそうになく不安定だったので下山することにしました。

8/15 5:27

視界は悪いけどロープや標識もあるので注意していけば迷うことはないと思います。

8/15 6:49

雨も少し降っていました。

8/15 8:17

まあ滑ること。

8/15 8:47

何とか下山しました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

K21

北アルプスの雲ノ平周辺を縦走する予定でした。
ですが二日目の時点であまり天候が良くなく、予報ではそこから三日間は不安定な天気が続くとあったので下山することにしました。

ということで悔いが残る山行だったのですが、あまり引きずっていないのは一日目の薬師岳が予想以上に素晴らしい山だったからだと思います。
まさに夏のアルプスを絵にかいたような山容、白く美しい圏谷、信仰の山であるのも頷けます。

次はいつ来れるかわからない山域だけど次こそは黒部五郎岳まで行きたい！