障子が岳とついでに竜門山


- GPS
- 15:34
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 2,610m
- 下り
- 2,704m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:15
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 9:56
天候 | 初日晴れのち雨、2日目快晴とガス |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大井沢〜南俣沢出合 林道の補修は終わっています。未舗装ですがそれほど荒れてはいません。普通車で入れます。 南俣沢出合〜上クビレ沢出合駐車場〜出合吹沢渡渉点 工事中で一般車は通行禁止です。歩いて進みます。渡渉ポイントは増水すると面倒かもしれません。下山に通る場合 天候に気をつけます。 渡渉点〜大クビト〜紫ナデ 一気に登ります。刈り払いされていますが足場がもろい所があります。スリップや落石に注意します。所々にロープが張られています。 紫ナデ〜障子ヶ岳〜天狗角力取山 刈り払いされていますが、片側が切れ落ちているところがあります。歩行に注意します。水場は天狗小屋の目の前にあります。 天狗角力取山〜湯沢峰〜二ッ石山 刈り払いされており歩行に問題ありません。 二ッ石山〜高松峰〜三方境 岩の上を歩くところがありますが、気をつけて歩けば問題ありません。二ッ石の水場はあまり使われていないようです。狐穴小屋前の水は冷たくて美味しいです。 三方境〜寒江山〜竜門山 綺麗な稜線の上を歩きます。刈り払いされて道がしっかり作られているので大変歩きやすくなっています。竜門小屋の目の前が水場です。 竜門山〜ユウフン山〜清太岩山 見通しの良い稜線歩きです。刈り払いされており歩きやすくなっています。 清太岩山〜ゴロビツ沢水場〜日暮沢小屋 一気に標高が下がります。濡れているときはスリップに注意します。道そのものは刈り払いされており歩行に問題ありません。ゴロビツ沢水場は2万5千の地図には記載ありません。登山道の看板も文字は判読できません。下ってきて左側が水場ですが水量の確認などはしていません。 日暮沢小屋〜根子集落〜大井沢温泉 小屋から500mくらい下がったところまで車が入れます。小屋近くのコンクリート橋は、水が橋の上を流れているので防水の利いた靴があると便利です。延々と車道歩きが続きます。水場は日暮沢小屋の前に一箇所と根子までの林道沿いに太い水道管から流れる湧水(コップつき)があります。 |
その他周辺情報 | 大井沢ゆったり館 入浴大人¥300シャンプー石鹸つき |
写真
装備
個人装備 |
着替え
タオル
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感想
当初の計画は泡滝ダムから以東岳に行くはずでした。しかし寝坊で時間をロスしてしまい やむなく天狗からのアプローチに変更となりました。こういう日はついて無いもので、午後から雷を含む土砂降りの大荒れと予報で告げられており 初日の行動は諦めて天狗小屋で一泊することにしました。
天狗に泊まるには障子ヶ岳経由と焼峰経由の二本の道がありますが、紫ナデ・障子ヶ岳はまだ登ったことが無いのでこちらを選びました。そして帰りは焼峰方向から下山と考え南俣沢の駐車場に車を入れます。すでに7〜8台停まっていましたが何とか隙間を見つけて駐車。そしてグルッと廻って上クビレ沢出合駐車場を目指して進みます。
進んですぐに道路補修工事のためのバリケードが設置されており、すぐ脇に仮設の駐車スペース(2〜3台分くらい)が設けられておりました。一般車の進入は禁止されていますが人間は通行できるようです。林道は以前の水害で流出した箇所を補修しているようですが、まだ所々道路が分断されています。分断箇所にはテープがついて登山者が迷わないよう処置されています。
出合吹沢は石の上を通って渉れますが増水時は気をつけたほうがよさそうな水量です。大雨の後などは通過を控えたほうがよさそうです。
渡渉後は急な登りの始まりです。足場の悪いところはロープが垂らされていますが、浮石やもろい岩の上に砂礫が乗って大変滑りやすくなっています。落石やスリップに注意して進みます。
高度が上がると見えるはずだった障子岳は残念ながら雲の中です。丁度稜線の高さが雲の高さで歩くごとに晴れたり曇ったり、紫ナデに差し掛かる辺りになるとポツポツと雨が降り出します。障子ヶ岳を過ぎる頃にはだんだん雨足が強くなって この上雷でも鳴り出したら逃げられなくなるので小屋まで急ぎます。
天狗角力取小屋は天狗角力取山から指呼の間。水場は小屋の前にあり、水が溜まっているのでビールなど冷やすのに丁度良い具合になっています。管理人さんは面白い方で到着したときにはすでに宴会が始まっていました。ご馳走のご相伴に預かり大変お世話になりました。
翌日の稜線上は超が付くほどの快晴です。すぐ下まで雲が上がっているので下界は見ることが出来ませんがこれから進む山々の雄姿が目前に迫ります。小屋を出発前は二ッ石山辺りまでピストンして南俣に下山かなと考えていましたが 歩くうちにすぐに下るのが勿体無くなり 竜門から日暮沢に下りるコースに変更です。
三方境までは前日と同じで雲海の中を出たり入ったりしながら進んで行きますが、おかげで直射日光に当たる時間がかなり短く体力を温存できました。それでも噴出す汗のおかげで狐穴小屋に着く頃にはTシャツが搾れるくらいには濡れていました。
狐穴小屋の水場の冷たい水で生き返るとそのまま竜門まで一気に進みます。竜門小屋の前の水場も豊富な水量でしたが、冷たさでは狐穴の水に軍配が上がります。
三方境から清太岩山までは眺めのよい稜線でアップダウンも大きくないので歩くのが楽しくなります。ただ日差しを遮るものが無いのでジリジリと日干しになりそうでした。
清太岩山から先は眺めの無い樹林帯を歩きます。結構な標高差なので登りで使う場合は時間と体力が一気に削られそうです。沢の音が大きくなってくると日暮沢小屋が突然現れます。宿泊する人は少ないかもしれませんが、綺麗に管理された小屋です。
小屋から先の林道は補修工事も大分進んでいて、小屋の前まではまだ無理ですが近くまでは車で乗り付けることが出来ます。
行き当たりばったりの無計画登山のツケがここで廻ってきます。南俣沢の駐車場まで車を取りに歩かなければなりません。やはり土の上とアスファルトでは疲労度が違います。稜線の上を歩くよりも車道歩きが脚に堪えます。幸いなことに大井沢温泉の先でキノコ取の地元の方に駐車場まで乗せていって戴いたので夕暮れを待たずに車に乗ることが出来ました。ありがとうございました。次回からもう少し考えた計画で臨みたいと思います。
コメント
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こんなルートもあるんですねぇ?
天狗小屋って知りませんでしたわ。
しっかし相変わらず長いの好きだなぁ〜(笑)
大朝日でも以東でもなくて主稜線から外れてるからマイナーって言うことになるんでしょうか
お盆後半だったって言うのもあるけど、すれ違う人もほとんど無く静かな山でした。
天狗の管理人さんはアナーキーな感じの人で、小屋に着いたときには既に飲んでいました(笑
トイレも綺麗な水洗だしナカナカ良い小屋でした。こっちに来たら是非どうぞ
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