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記録ID: 947551
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ハイキング
九州・沖縄

英彦山 千仏巌乗越しルートを探る

2016年08月23日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:02
距離
5.0km
登り
425m
下り
426m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 R500から車一台幅の細道に入り、対向車が来ないことを願いつつ暫く走り修験道館下に駐車。3台ほど駐車可。もしかすると神社関係用の道かもしれない。。
コース状況/
危険箇所等
 千仏巌乗越し?への崖登りは、最初の段差をなかなか上がれず補助ロープを木に掛けて輪にし足を掛けようやく上がったものの、この上が想定した岩峰の切れ目か定かでなく、進退窮まることも頭をよぎった。しかし、何とか鞍部に登り着くと目的の赤黒杭のある千仏巌の切れ目だったのでホッとした。ここから岩尾根を反対側に乗越して三呼峠に下り、一応、今日の目的を達した。しかし、コレが本来のルートなのかは定かではない。
修験道館から参道を横切り神駅(ディブ)へ続く石畳の途中に板柵囲いの”花月の座石”がある
修験道館から参道を横切り神駅(ディブ)へ続く石畳の途中に板柵囲いの”花月の座石”がある
謡曲”花月”は、ココで天狗にさらわれた息子”花月”を父親が全国を探し歩き京都清水寺で再会するという、”ファインディング花月”の物語・・
謡曲”花月”は、ココで天狗にさらわれた息子”花月”を父親が全国を探し歩き京都清水寺で再会するという、”ファインディング花月”の物語・・
学問神社分岐の上段、木漏れ日の写真を撮る人・・
学問神社分岐の上段、木漏れ日の写真を撮る人・・
”クサアジサイ”らしい

”クサアジサイ”らしい

衣ヶ池の背後の岩峰は、はるか千仏巌の先まで続いている。はじめは四王寺滝道を登り、途中から・・
衣ヶ池の背後の岩峰は、はるか千仏巌の先まで続いている。はじめは四王寺滝道を登り、途中から・・
右手の千仏巌の谷へ入る、写真は谷の左側岩尾根で千丈ヶ鼻に続く支尾根、その左の谷が四王寺滝右隣の谷(間違い易い)で、さらにその左が四王寺滝の谷・・
右手の千仏巌の谷へ入る、写真は谷の左側岩尾根で千丈ヶ鼻に続く支尾根、その左の谷が四王寺滝右隣の谷(間違い易い)で、さらにその左が四王寺滝の谷・・
千仏巌下流の尾根斜面に長く根を下ろした木 *
千仏巌下流の尾根斜面に長く根を下ろした木 *
その先のゴロ石の斜面は、先日、岩尾根を越えてこの辺に下って来た、目指す乗越はもっと上流にある
その先のゴロ石の斜面は、先日、岩尾根を越えてこの辺に下って来た、目指す乗越はもっと上流にある
一旦、谷中に移動し遡上、岩上の木の横を登る   
一旦、谷中に移動し遡上、岩上の木の横を登る   
苔から芽?が出ていた、ピントがずれてる・・
苔から芽?が出ていた、ピントがずれてる・・
谷から右の岩壁側に移動し、千仏巌の切れ目(乗越地点)を探しながら岩尾根沿いを登る
谷から右の岩壁側に移動し、千仏巌の切れ目(乗越地点)を探しながら岩尾根沿いを登る
途中、岩壁の窪みに仏石かケルンらしい石があった、目印はないが人跡有踏の谷らしい・・*]
途中、岩壁の窪みに仏石かケルンらしい石があった、目印はないが人跡有踏の谷らしい・・*]
岩壁に大きなイワギボウシが咲いていた
岩壁に大きなイワギボウシが咲いていた
少し先に登れそうな斜面があった、まだ切れ目には早いが様子見で登ってみた
少し先に登れそうな斜面があった、まだ切れ目には早いが様子見で登ってみた
何とか岩尾根の鞍部に登った、前方は崖・・

何とか岩尾根の鞍部に登った、前方は崖・・

右側(下流)は尖峰、似た様な岩峰だが例の赤黒杭はない
右側(下流)は尖峰、似た様な岩峰だが例の赤黒杭はない
障子ヶ岳の全景が見えた、向こうは崖で降りれない
障子ヶ岳の全景が見えた、向こうは崖で降りれない
岩尾根下に戻り先へ進む

岩尾根下に戻り先へ進む

少し行くと、崖上に斜めに登れそうなところがあったがGPSでは切れ目はもう少し先のはず・・(実はココが乗越地点だった)
少し行くと、崖上に斜めに登れそうなところがあったがGPSでは切れ目はもう少し先のはず・・(実はココが乗越地点だった)
出来るだけ岩根の近くの斜面をアップダウンしながら歩く
出来るだけ岩根の近くの斜面をアップダウンしながら歩く
岩壁帯の先が明るくなり、先日確認した岩尾根の終端と思われる、切れ目を行き過ぎた・・、谷間のせいかGPSがいまいち
岩壁帯の先が明るくなり、先日確認した岩尾根の終端と思われる、切れ目を行き過ぎた・・、谷間のせいかGPSがいまいち
さきほどの登れそうな岩場に戻り取り付く、最初の段差に足が届かず力がはいらない、暫く躊躇したが・・

さきほどの登れそうな岩場に戻り取り付く、最初の段差に足が届かず力がはいらない、暫く躊躇したが・・

輪にした補助ロープをこの木に掛けて足場にして何とか木の上によじ登った
輪にした補助ロープをこの木に掛けて足場にして何とか木の上によじ登った
最後まで登れる足場があるか少し不安だが、とにかく上へ斜めに登って行く
最後まで登れる足場があるか少し不安だが、とにかく上へ斜めに登って行く
右側(下流)を見るとモザイクを積み重ねた様な岩壁
右側(下流)を見るとモザイクを積み重ねた様な岩壁
岩尾根上部に近付いている・・
岩尾根上部に近付いている・・
小木に掴まりながら藪の中を登る

小木に掴まりながら藪の中を登る

岩尾根の鞍部に上った、左の谷向こうに表参道?の稜線が見える
岩尾根の鞍部に上った、左の谷向こうに表参道?の稜線が見える
赤黒杭あり!、例の岩峰の切れ目(乗越地点)だった・・

赤黒杭あり!、例の岩峰の切れ目(乗越地点)だった・・

違っていたら、また降りないといけないと思いながら登って来たのでホットした
違っていたら、また降りないといけないと思いながら登って来たのでホットした
先日の下見で、下を覗いて岩壁かもしれず降りるのを止めたが、今日下から登れた。補助ロープ併用で下りも可能だろうがコレが本来ルートだろうか?

先日の下見で、下を覗いて岩壁かもしれず降りるのを止めたが、今日下から登れた。補助ロープ併用で下りも可能だろうがコレが本来ルートだろうか?

鞍部の左(上流)の尾根

鞍部の左(上流)の尾根

上流の岩尾根を歩いて終端まで行けるかもと思い先へ登ってみる
上流の岩尾根を歩いて終端まで行けるかもと思い先へ登ってみる
見晴らしのよい岩場の左側、奥の稜線は行者尾根かな? *
見晴らしのよい岩場の左側、奥の稜線は行者尾根かな? *
右側、台形の山が県境尾根の石楠花の頭付近だろうか

右側、台形の山が県境尾根の石楠花の頭付近だろうか

灌木を抜けると前方に急な崖が・・
灌木を抜けると前方に急な崖が・・
手前の細い岩渡りと急崖登りは無理そうなのでココで引き返す
手前の細い岩渡りと急崖登りは無理そうなのでココで引き返す
鞍部に戻る途中、見晴らしのよい岩場から右の谷・・
鞍部に戻る途中、見晴らしのよい岩場から右の谷・・
あの岩は天狗の鼻、梵字岩辺りでは?、と思って暫く眺める・・
あの岩は天狗の鼻、梵字岩辺りでは?、と思って暫く眺める・・
灌木の向こうに切れ目の先の岩峰が頭を出している
灌木の向こうに切れ目の先の岩峰が頭を出している
鞍部手前から崖沿いに右に回り込んでトラバース、念願の千仏巌の切れ目を乗越した・・
鞍部手前から崖沿いに右に回り込んでトラバース、念願の千仏巌の切れ目を乗越した・・
岩場を横移動し振り返る、この辺は目印はない
岩場を横移動し振り返る、この辺は目印はない
石の河・・

材木石へ続く岩壁帯を見上げる、岩尾根終端に続く尾根
と材木石に続く岩壁帯がこの切れ目で分岐している?
材木石へ続く岩壁帯を見上げる、岩尾根終端に続く尾根
と材木石に続く岩壁帯がこの切れ目で分岐している?
三呼峠への下りで支尾根を間違え左側に下り引き返した、刻字岩の上に1つだけ赤テープを付けた

三呼峠への下りで支尾根を間違え左側に下り引き返した、刻字岩の上に1つだけ赤テープを付けた

スズタケの尾根付近から白い露岩、先日、この谷を琥珀窟から登って来た
スズタケの尾根付近から白い露岩、先日、この谷を琥珀窟から登って来た
展望露岩からさっき乗越した千仏巌の岩峰を眺める

展望露岩からさっき乗越した千仏巌の岩峰を眺める

ブロック状に剥がれオーバハングしている
ブロック状に剥がれオーバハングしている
ギザギザの岩峰に崩れ落ちた痕跡、アレを千仏として拝んだのか、その右の切れ目とそれに続く岩尾根を少し登って引き返し手前側に回り込んだ・・ *

ギザギザの岩峰に崩れ落ちた痕跡、アレを千仏として拝んだのか、その右の切れ目とそれに続く岩尾根を少し登って引き返し手前側に回り込んだ・・ *

三呼峠ベンチ側に降りておにぎり休憩後、長い階段の登山道を下り、衣ヶ池を経て朝のルートで帰った *

三呼峠ベンチ側に降りておにぎり休憩後、長い階段の登山道を下り、衣ヶ池を経て朝のルートで帰った *

装備

個人装備
地形図 GPS 昼食 行動食 飲料 アイスアクエリ 補助ロープ その他
備考 深い谷のためか、GPS不調で軌跡が飛んだり停滞したりで、一部、分かるところは修正しています。

感想

(以前の山行だが、my記録としてアップ)
 衣ヶ池の背後の岩尾根は南岳の千丈ヶ鼻の尾根下まで続き、途中、材木石に続く岩壁にも分岐している様です。この岩壁の分岐点が岩尾根の切れ目(鞍部)になっており、添田町の赤黒杭があります。千仏巌はこの切れ目から下流の見える範囲を言うのかもしれません。今日は、この切れ目を乗越しました。

 前回、千仏巌切れ目から下を見て下れそうになく、岩尾根の手前の岩根を下り、かなり下で岩尾根を乗越して谷に出たが、今回、谷から岩壁沿いを歩き、登れそうなところがあったので一部、補助ロープを足掛かりに岩尾根へ登り、行きついたところは幸い、目指す千仏巌の切れ目、赤黒杭の鞍部だった。ここが材木石から続く岩壁帯から千丈ヶ鼻側へ回り込む岩尾根乗越しポイントなのか定かではないが、とにかくこのルートでも行けることはわかった。切れ目からの下りは下が見えにくい急な崖道なので補助ロープを木に掛けて下る準備をした方がよさそう。

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