記録ID: 950659
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無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒
岩手山(焼走りコース 岩手県八幡平市 日本百名山)
2016年08月29日(月) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,492m
コースタイム
天候 | 麓は曇り、山腹は霧、お鉢は暴風(;´д`) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
焼走り溶岩流の観光スポット脇に登山口があります。駐車場はかなり広い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ぬかるみは殆ど無し。岩肌はシットリ。 長いザレ場は本当に苦手。復路で両膝が痛み出し、湿布を貼ってごまかしながらの下山でした。 |
その他周辺情報 | 焼走り温泉(車で1分) ここのレストランは15時まででした。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
靴下
グローブ
雨具
行動食
飲料
地図(地形図)
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
カメラ
ストック(2WAY)
ヘッドライト
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感想
動きの読めない台風に翻弄されてか、恐らく一番悪い場合の予報を出している気象庁。今回の山行も、山頂はともかく麓や山腹はそうでもないだろうと踏んでのものでした。
予想通り、前日の天気予報は大きくハズれ、乾いた路面を気持よく運転し高速道で一路、西根ICへ。国際交流村近辺も青空が見えるいい天気で、雨が降った形跡はなし。しかし、山腹から山頂は薄暗い雲が覆っていました。
天候を見ながら、行けるところまで行こうと、ザレ場に脚を取られ疲弊しながらも平笠不動避難小屋前に到着。ここまでは終始霧に覆われて、雨は偶に降るが風は台風の影響を感じない程度。これは山頂まで行けるかも、と、最後のシンドいお鉢アタック。ここでも風は大したこと無く、期待を胸に黙々と登り続け、頭上に見慣れた柱が見え、ここまで来た!とお鉢の柱にタッチ。その直後・・
信じられないような強さの風が左右+お鉢山腹からの吹き上げで襲ってきて、焼走り分岐の標柱にしがみつくので精一杯。山頂方面と八合目避難小屋方面のお鉢ルートを見ても人っ子一人おらず、お鉢の中は当然視界ゼロ。
昨年、お鉢の中で動けなくなり亡くなられた方の事を思い出し、この暴風の中で山頂を目指すのは無謀、と諦め、風が弱まった瞬間に元の登山道へ戻りました。無念。というか山頂でこの暴風に当たらず良かった。もし山頂でこの風が吹き始めたら・・と思うとゾッとします。
人間が太刀打ち出来ない、神の領域を見た気がします。
あえて取り返しのつく状況で、怒られ、追い払われたような感覚でした。
なお、ゴール地点は焼走りの湯。
山旅ロガーの切り忘れです。
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