鈴鹿「下谷尻谷〜塔の峰北東尾根」
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 553m
- 下り
- 552m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:10
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
塔の峰北東尾根の下降はキツネ峠とP843の「天狗の腰掛け」迄は良いが下谷尻谷方面は藪山ルートです。特に標高750mより下部にて神崎川本流や天狗滝方面の下降は危険度が高い!今回初めて歩いたが藪山中級以上に感じる(GPSで何度となく確認する。) |
その他周辺情報 | 奥永源寺の道の駅 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
カラビナ
スリング
ロープスリング
渓流シューズ
フローティングロープ
ルート図
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共同装備 |
ロープとツェルト他
緊急セット
|
備考 | 沢登りルートからお金明神を参拝。下降の「塔の峰北東尾根」から下谷尻谷へはロープが必要です!(ルート取りによっては30〜50mは欲しい) |
感想
下谷尻谷は8月21日以来です。しかし、この間に台風10号から13号迄の爪跡が(東北と北海道に大災害をもたらした!)…神崎川本流岸辺の流木堆積物で推し測る!「今回の目的は、下谷尻谷で前回発見した登山靴の回収と、今春の遭難者(下谷尻谷で見つかる)が辿った下山ルートの痕跡や遺留物を調べる。」つもりでした。
…銚子ケ口から道迷いを想定した場合〜コリキ場から下谷尻谷を登山靴での下降は考えられず尾根から下谷尻谷と仮定して、塔の峰北東尾根ルートを歩いてみました!…勿論、銚子ケ口東峰南尾根と途中から東尾根よりP903かも〜かなりの藪山ですが更にP903の東尾根から下谷尻谷の下降も考えらるので次回に予定します!
〜山岳会の会友と二人で「沢登り+お金明神+藪山初ルート」と盛りだくさんの計画です。
…神崎川林道から神崎川本流を沢歩き〜白滝谷出合から登山道で下谷尻谷高巻きルンゼ入口に最短タイムで着きました。ルンゼから高巻きを終え下谷尻谷のCS滝上に降りる。前回発見した登山靴が消えているので辺りを探すが見つかりません?大雨で流されたか誰かが回収されたのでしょうか〜
大岩を越え谷を進むと最初の「V字滝5m」下部右岸壁から直登(…本日の周回コースで右岸の下降ルートを下見するも岩壁が続いていて険
しい)〜滝上の浅いゴルジュを抜けると右手に大ガレが広がっています。(銚子が口東峰〜P903ルートからなら、この辺りに降りるかもと推察する)…この先に「大滝6+3m」が現れて黙祷!〜休憩中に、手前の左岸に支流があるのに気付いて奥を覗くと、入口は3m程の高さで奥は緩やかそうです。水流が無ければ気づかず通り過ぎてしまいます。〜大滝の手前から左岸壁をフリーで少しトラバースして虎ロープに届くと、あとは容易です。小滝もトラバースで抜け出すと暫くは沢歩きです。(左手にルンゼが現れるも険悪そうです。塔の峰から周回コースの降り口を模索)〜この先の下谷尻谷から上部での下降ルートは困難なので先を急ぐ!「岩堤の滝」はこの谷のハイライトです。緑色の滝壺から泳いで取り付けば気持ちも高まりますが〜精進が足らず巻きます。…前回より水量が多くて沢遊びには最良のタイミングでしたが沢歩きに徹しました。小滝が続いてコリカキバへ着いて暫く休憩を挟む。珍しく後続に男性が現れると会友が声を掛ける。ネットでの知り合いのようです。
…会友に「〜お金明神は参拝しますか?」と問うと「やはり、行きましょう!」との事で、御参りします。お金明神の道中に若いグループとすれ違う〜山中で若い世代と会うのは微笑ましい光景です。…お金明神は今日も静かです。私は、石塔の横顔写真撮影後はパン一個とスポーツドリンクを補給して地図を眺めGPSのスイッチを入れて気お引きしめる。
「ここまでのコースタイムは予定通り〜天気良好〜ピンポイントで下谷尻谷に降りたいと願う!」
少しだけ上部に戻って「立ち入り禁止」テープから塔の峰ピークを目指し直登します。爪先立ちも藪山メンバーには問題なく歩いて「塔の峰」の標識に着きました。キツネ峠迄は尾根道で明瞭です。コルから登り返して次のピークに立つ!手前にも小ピークがありますが、奥に小高い岩に囲まれたピーク(・843)が本命でした。新しい黄色テープまで巻いてありました。
ピークの東には岩盤の展望台が開かれており驚く。今まで記録に出てこないのが不思議なぐらい素晴らしい場所です。(私の頭脳に、お気に入りとインプットです。)
〜コースは北東から東(標高780m)へかわり神崎川本流と下谷尻谷の分岐です。〜目指す下谷尻谷は左手の尾根道。狭く鬱蒼とした様子に変わりましたが下って行きます。支尾根に迷い込むと厄介なのでGPSと地図を見比べ標高を下げます。標高700m付近は天狗滝南方面の尾根に迷い込みかけるが、直ぐに登り返すと分岐を見つけて下谷尻谷方面へ向かう。緩やかな傾斜角度になると左手に開かれた谷間が現れて一息つく。下谷尻谷のルートに間違いないと確信した次第です。(残念ながら私達以外の痕跡は確認出来ませんでした!)
北の谷を降りて行くと切り立った5m程の岩壁帯が待ち構えており最後の試練です。やはり安全優先とロープを出すと蜂が二匹飛来する。三匹になると襲われるので刺激しないように場所を移動して懸垂下降でした。予想より少し手間取ったが記録と捜索活動なので仕方ないのかも?少し疲れが残るも藪山ルート開拓で心地良い疲れでした!
「次回は下谷尻谷の北側尾根(P903東尾根)を徘徊するつもりです。」
コメント
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kousan8181さん、初めまして(#^.^#)
いいレコですね〜谷尻谷でヤマレコを検索していて、辿り着きました。
鈴鹿の深部には、魅力がいっぱいですね。参考になります。ありがとうございます。
こんなに、いいレコなのに拍手が少ない。やっぱり拍手は、綺麗な写真ですかね〜(^O^?
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