大雪山 旭岳周遊
- GPS
- --:--
- 距離
- 33.8km
- 登り
- 2,682m
- 下り
- 2,676m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 3:45
- 合計
- 10:00
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 10:15
天候 | 1日目 くもり時々はれ 2日目 はれ 3日目 くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
飛行機 ANA 中部国際〜新千歳 クルマ レンタカー 千歳〜旭岳温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
旭岳から裏旭キャンプ指定地にかけては急斜面です。転びました。安足間岳から当麻岳にかけては藪こぎがあり、ルートが不明瞭なところもありました。当麻乗越から裾合平分岐にかけては何箇所か木道が整備されていますが、全体を通してはぬかるみ気味で、ところどころ浅いながらも水没しています。何度か嵌りました。連日の降雨で心配していたピウケナイ沢の渡渉は、入山前日にビジターセンターでお伺いしたところ、長靴でも濡れてしまうとのことでした。しかし、北鎮岳で出会った、この山域に精通していらっしゃると思われる男性の方にお伺いすると、それほど増水していないのではないか、万が一濡れることはあっても渡れないことはない、との情報を得て進みましたが、飛び石で問題なく渡渉することができました。そのほかは、快適な登山道だったと思いますが、ビジターセンターのブログを見ると、11日にはガスで道迷いをされた方もいるようでした。 |
その他周辺情報 | 歌志内市 チロルの湯 500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 水場をきちんと把握していなかったため、ロープウェイ姿見駅で確保できるものと思い込んでしまいました。実際には水場はなく、売店でペットボトルを買わざるを得ないことになりました。500ml1本150円です。 |
感想
大雪山系の登山口へ続く道路がことごとく寸断されていて、北海道に到着した日には、愛山渓温泉、天人峡、大雪高原温泉、トムラウシ温泉へ通じる道がすべてが土砂崩れなどにより通行止めで、十勝連峰方面への縦走は十勝岳温泉へのルートか、トムラウシから天人峡へ引き返し、旭岳温泉へ登り返すルートのみでした。
当初は旭岳からトムラウシ山へ縦走し、新得町側への下山を考えていましたが、林道が通行止めで、東大雪荘も営業を停止しているほど被害は甚大な様子で、到底縦走は無理でした。ビジターセンターの情報で、天人峡から旭岳温泉への登山道も地すべりの恐れがあるとのことで、下山できなくなる恐れがあると判断し、旭岳周辺の山々を巡るコースに変更しました。
加えて天候もどっちつかずのはっきりしない空模様で、決して安くはない飛行機代を投資したものの、この様子では楽しめないまま帰還しなければならなくなるのではと、少々テンションが下がり気味でした。
しかし、下調べとしてガイドブックを買うまでは全く知らなかった周辺の山々も、実際に巡ってみるととても素晴らしいものでした。黒岳への縦走だけでも十分魅力的でした。特にお鉢平の壮観さには感無量でした。何度も足を止め見入ってしまいます。
黒岳のキャンプ場に到着し、テントを設営した直後に雨が降り出し、やはり今回は天候に恵まれなかったかと肩を落としましたが、夜半過ぎには回復し、きれいな星空を見ることができました。翌朝は見事に晴れ渡り、日の出の時刻に合わせて黒岳の山頂を目指すと、すばらしいご来光を拝むことができました。
北鎮岳から当麻岳にかけての稜線は、ほとんど登山者もおらず、静かな山行を楽しむことができました。北鎮岳山頂でお会いした方々から、愛別岳がよいと勧められ、当初の予定を変更し、目指すことにしました。山頂直下で、苫小牧からお越しの男性の方と長々と話し込んでいると、周辺はみるみるガスに覆われてきて、結局展望を望むことができませんでしたが、それでも山頂への道はとてもよい雰囲気で、寄り道して正解でした。
中岳温泉は1〜3人ほどしか入ることのできない、脱衣所などの施設も全くない、小さなおんせんですが、湯加減も程よく、この上ない気持ちよさを味わうことができました。
周遊中、旭岳へは2度登頂しましたが、いづれもガスに覆われて大パノラマに感動!というわけにはいきませんでしたが、それを差し引いても、全体的には、本州の山々とは違った北海道らしい独特の景色が展開する大雪山系を十分に堪能することができ、とても満足でした。
紅葉はようやく色づき始めたという感じで、盛りはあと1,2週先ではないかと思われます。次の機会があれば、燃えるような紅葉もみてみたいと思いました。そしていつか、今回できなかった縦走もしてみたいと夢が膨らみました。
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