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Yamareco

記録ID: 964221
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

チビ登山第53座 仙丈ヶ岳

2016年09月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 osamuel
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:27
距離
10.4km
登り
1,151m
下り
1,091m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:42
休憩
1:45
合計
8:27
6:25
113
スタート地点
8:18
8:28
68
9:36
9:59
49
10:48
11:03
48
11:51
12:27
19
12:46
12:46
28
13:14
13:26
77
14:43
14:47
0
14:47
14:52
0
14:52
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日自宅を21時出発。南諏訪ICをおりて杖突峠経由25時に仙流荘到着。駐車場はその時点で6割埋まっていました。
コース状況/
危険箇所等
トイレの心配がある場合、途中に小屋がある馬の背ヒュッテコースのほうがよいかもしれない。
その他周辺情報 ソースカツ丼の名店、「まつくぼ」一択です。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
金曜日の深夜に仙流荘へ移動し車中泊。5時前には始発のバスに並びました。チビ太は眠い目をこすって起きてきた。一本目のバスに乗りましたよ。
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金曜日の深夜に仙流荘へ移動し車中泊。5時前には始発のバスに並びました。チビ太は眠い目をこすって起きてきた。一本目のバスに乗りましたよ。
50分ほどバスに揺られて北沢峠に到着!ここで山岳ガイドの5歳児と待ち合わせw
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50分ほどバスに揺られて北沢峠に到着!ここで山岳ガイドの5歳児と待ち合わせw
出発は6時半。今日はたぶん日帰りだから、長丁場ですよ〜
出発は6時半。今日はたぶん日帰りだから、長丁場ですよ〜
稜線に出るまでは森の中。苔むした岩が、年間降水量を彷彿させます。
稜線に出るまでは森の中。苔むした岩が、年間降水量を彷彿させます。
ふっわふわだね〜♪
ふっわふわだね〜♪
下を向いて歩いていると、これに励まされます。
下を向いて歩いていると、これに励まされます。
チビ太、最近これを覚えました。
コメツガ
〜「米栂」の意で、葉が小型であることを「米(こめ)」にたとえたもの。「ツガ」の由来は不明。〜
チビ太、最近これを覚えました。
コメツガ
〜「米栂」の意で、葉が小型であることを「米(こめ)」にたとえたもの。「ツガ」の由来は不明。〜
標高2500mが近づいてくると、山が色づいてきました。
標高2500mが近づいてくると、山が色づいてきました。
2時間ほど歩いて、やっと五合目。ここから小仙丈の尾根のコースを取ります。
2時間ほど歩いて、やっと五合目。ここから小仙丈の尾根のコースを取ります。
ここまであまり眺望に恵まれない森の中の山道でした。おこじょを探して「おこじょさ〜ん!」と声をかけながら登っていましたが、結局見つからず。
ここまであまり眺望に恵まれない森の中の山道でした。おこじょを探して「おこじょさ〜ん!」と声をかけながら登っていましたが、結局見つからず。
ところどころ木々の間から山がうかがえるようになってきました。振り返ると白砂の頂を持つ甲斐駒ケ岳が!
ところどころ木々の間から山がうかがえるようになってきました。振り返ると白砂の頂を持つ甲斐駒ケ岳が!
難しい岩場はありません。初心者にやさしい山容です。うちの子供もストックの使い方が様になってきた。
難しい岩場はありません。初心者にやさしい山容です。うちの子供もストックの使い方が様になってきた。
鋸山と甲斐駒ケ岳の間に、あさって登る予定の八ヶ岳が見えます。
鋸山と甲斐駒ケ岳の間に、あさって登る予定の八ヶ岳が見えます。
急斜面になりますが、前方の空がどんどん近くなってくるので、二人とも稜線が近い予感でテンションあがってます。
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急斜面になりますが、前方の空がどんどん近くなってくるので、二人とも稜線が近い予感でテンションあがってます。
そして・・ハイマツの茂みが突然切れ、展望が開けました!すごい眺望!
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そして・・ハイマツの茂みが突然切れ、展望が開けました!すごい眺望!
お楽しみの稜線歩き(登り)が始まりました。きつい斜面ですが、「常念岳に比べればラクチンチン」とのお言葉を頂きました。
お楽しみの稜線歩き(登り)が始まりました。きつい斜面ですが、「常念岳に比べればラクチンチン」とのお言葉を頂きました。
はい〜帽子をかぶった富士山ゲット〜
はい〜帽子をかぶった富士山ゲット〜
八ヶ岳が八つ聳えています。
八ヶ岳が八つ聳えています。
そしてチビ太の大好きな北岳がとうとう姿を現しました。
「あっ!小太郎尾根!肩の小屋の屋根が見える!」
そしてチビ太の大好きな北岳がとうとう姿を現しました。
「あっ!小太郎尾根!肩の小屋の屋根が見える!」
写真では(一眼レフ忘れた)とれませんでしたが、まさかの槍ヶ岳までくっきりと見えました。
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写真では(一眼レフ忘れた)とれませんでしたが、まさかの槍ヶ岳までくっきりと見えました。
ハイマツの道を進んでいきます。
ハイマツの道を進んでいきます。
そして、まず最初のピーク、小仙丈岳に到着。標高2855m。
そして仙丈カールをバックに明治のカール、チーズ味をザックから出すと、見事にパンパン!
爆発寸前。
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そして、まず最初のピーク、小仙丈岳に到着。標高2855m。
そして仙丈カールをバックに明治のカール、チーズ味をザックから出すと、見事にパンパン!
爆発寸前。
富士山、北岳、間ノ岳。日本の標高、1、2、3!
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富士山、北岳、間ノ岳。日本の標高、1、2、3!
『カールでカール、いかっがすかぁ〜?』
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『カールでカール、いかっがすかぁ〜?』
小仙丈を後にし、いざ仙丈ケ岳へ。
小仙丈を後にし、いざ仙丈ケ岳へ。
気持ち良い天空の稜線を、軽やかに散歩・・・と思ったらだんだん雲行きが怪しくなってきた。そして、チビ太が一言。
「お父さん。すごくウンチしたい。我慢できそうにない。」

非常事態です!
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気持ち良い天空の稜線を、軽やかに散歩・・・と思ったらだんだん雲行きが怪しくなってきた。そして、チビ太が一言。
「お父さん。すごくウンチしたい。我慢できそうにない。」

非常事態です!
頂上まであと20分くらいのところですが、背に腹は代えられぬ、分岐を下に、仙丈小屋を目指します。小走りしていくとすぐに小屋が見えてきてホッ。
頂上まであと20分くらいのところですが、背に腹は代えられぬ、分岐を下に、仙丈小屋を目指します。小走りしていくとすぐに小屋が見えてきてホッ。
トイレから出てきたら、山頂はご覧の通りの霧の中。実は小屋の予約をしていたのですが、翌日は朝から雨だというし(雨の中標高2800からの下山はいやだ)、ここから山頂往復してできないことは全くないが果たして視界ゼロの山頂にどれだけの意味があるのだろうか。そして撤退を決断。
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トイレから出てきたら、山頂はご覧の通りの霧の中。実は小屋の予約をしていたのですが、翌日は朝から雨だというし(雨の中標高2800からの下山はいやだ)、ここから山頂往復してできないことは全くないが果たして視界ゼロの山頂にどれだけの意味があるのだろうか。そして撤退を決断。
山頂は完全に帽子に覆われてしまいました。
山頂は完全に帽子に覆われてしまいました。
いざ下りが始まると現金なものですぐに元気になる五歳児。馬の背ヒュッテに到着。ここで日本一おいしいカップヌードル(500円)をペロリ。
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いざ下りが始まると現金なものですぐに元気になる五歳児。馬の背ヒュッテに到着。ここで日本一おいしいカップヌードル(500円)をペロリ。
ダケカンバの幹が水平に伸びている様は、冬場の豪雪の重さを表します。
ダケカンバの幹が水平に伸びている様は、冬場の豪雪の重さを表します。
馬の背から五合目からの登山道。紅葉が始まっていました。
馬の背から五合目からの登山道。紅葉が始まっていました。
薮沢小屋手前の滝
薮沢小屋手前の滝
苔むして静かで平和な森の小道
苔むして静かで平和な森の小道
朝の6時半から、延々とあるいて3時に北沢峠に帰還。
「俺、もう疲れ果てちゃったよ〜」
「缶の蓋、開ける元気ないよ〜!」
最近「俺」を使うようになりましたw
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朝の6時半から、延々とあるいて3時に北沢峠に帰還。
「俺、もう疲れ果てちゃったよ〜」
「缶の蓋、開ける元気ないよ〜!」
最近「俺」を使うようになりましたw
正確には頂上踏んでいないけど、百名山バッジもらっちゃった!
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正確には頂上踏んでいないけど、百名山バッジもらっちゃった!
登山の後には肉食恐竜が暴れますよね。お約束のこの店へ。
5時25分に到着、開店は5時半からでした。
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登山の後には肉食恐竜が暴れますよね。お約束のこの店へ。
5時25分に到着、開店は5時半からでした。
肉食w いつ来てもここのカツのボリュームはすさまじい。
チビ太がソース苦手か不安だったので、無理をいってハーフ&ハーフにしてもらいました。結局最後はソースつけましたけどね。
肉食恐竜も大喜び。
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肉食w いつ来てもここのカツのボリュームはすさまじい。
チビ太がソース苦手か不安だったので、無理をいってハーフ&ハーフにしてもらいました。結局最後はソースつけましたけどね。
肉食恐竜も大喜び。
夜は諏訪温泉に泊まっちゃいました。最近はインターネットで個々に宿を調べるのが面倒なので、温泉の旅館案内所に丸投げすることを覚えました。硫黄の匂いがしていいお湯でした。
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夜は諏訪温泉に泊まっちゃいました。最近はインターネットで個々に宿を調べるのが面倒なので、温泉の旅館案内所に丸投げすることを覚えました。硫黄の匂いがしていいお湯でした。

感想

天気に恵まれなかった3連休ですが、初日の土曜日だけはなんとか持ちそう。というわけで五歳児と車中泊強行軍であこがれの仙丈岳に日帰りで行ってまいりました。
当初は山頂の仙丈小屋一泊の予定でしたが、翌日朝からがっつり雨が降るということで、日帰りに変更。小仙丈までは絶景と好天に恵まれ最高のヤッホーハイキングでしたが、頂上直下でウンチコールが入ったため、緊急で仙丈小屋に避難、そしてトイレの後山は一面の濃霧に包まれてしまいました。

頂上アタックするべきか悩んでいたところ、小屋の親父さんがチビ太に『坊や、頑張ったね。でも山では撤退する勇気も必要なんだよ。』と声をかけました。
その後、『てったい♪』『たいきゃく♪』と歌いながら下山。
標高2950mから3033mまでのメインディッシュはママと一緒にとっておこう❗

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