静寂の古刹と狂騒の縁結び渋滞：三峯神社周辺を歩く

2016年10月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:01
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,703m
• 下り: 1,005m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:47

8:44 スタート地点
9:57 10:04 大陽寺 表参道
10:53 11:01 太陽寺
13:52 14:01 お清平
14:37 14:37 霧藻ヶ峰
15:18 15:19 木の鳥居
15:31 三峯神社バス停

天候

曇り。下界は少々ぱらついたようだ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：秩父鉄道三峰口駅〜西武観光バス太陽寺入口BS下車
帰り：西武観光バス三峯神社〜西武秩父駅〜（徒歩）〜秩父鉄道御花畑駅

コース状況／危険箇所等

危険箇所でもないでしょうが、一応掲載します。
・大血川釣り場〜太陽寺：最近歩く人もいないようで、多少荒れてましたが、道は明瞭。
・太陽寺〜霧藻お清平分岐：林道を三回通過します。
三回目の林道から山道に入ると、しばらくして苔岩だらけの場所に到達します。
ここは少々歩きにくい上、道が不明瞭な箇所もあります。でもじぃ〜〜っと見れば踏み跡ありますが、当日はガスのため見にくかったです。
地図は必須。
水場（のようなパイプ）がありますが、あくまで自己責任で。
・分岐〜お清平：尾根をひたすら乗越すだけの単調な道ですが、谷側に厳重注意。
・お清平〜霧藻が峰：緩やかな登りを20分ほどです。

写真

10/1 7:52

先週に引き続き、三峰口駅から

10/1 7:52

秩父御岳もガスに包まれている

10/1 8:36

あっというまに、太陽寺入りバス停

10/1 8:37

五十二丁あるそうで。

10/1 8:37

距離にして8Km。
その半分以上は舗装道。

10/1 8:37

これが目印です。

10/1 8:37

天気も優れないが、もう慣れた

10/1 8:41

初っぱなから休憩所だ

10/1 8:41

橋を渡る

10/1 8:41

大血川の上流です

10/1 8:42

下流
澄んでいるとは言えないが、それでもきれいです。

10/1 8:45

岩峰を眺めながら歩く

10/1 8:47

また休憩所だ

10/1 8:52

あの木の傍らに

10/1 8:52

お地蔵さん

10/1 8:53

道中の安全祈願をする

10/1 8:53

五輪代表？

10/1 8:53

自転車競技でオリンピックに出た女性だそうです。
惜しくもメダルは逸したみたい。

10/1 8:54

さらに進むと

10/1 8:56

左へ誘導する

10/1 8:56

こんな看板が。
NPO法人が運営する森らしい。

10/1 9:01

川へ下りるみちもあって、遊歩道になってる

10/1 9:09

まだまだ舗装道は続く

10/1 9:11

集落が見えた

10/1 9:12

ここはげんきプラザ。
こぢんまりとしてる

10/1 9:13

地図ではこの辺

10/1 9:16

さっきの遊歩道の出口はここ

10/1 9:16

1Kmちょっとある

10/1 9:16

水の工場を通過して

10/1 9:18

こんな花が咲いていた

10/1 9:18

これから咲くつぼみも。

10/1 9:20

雲がさらに低くなってきたよ

10/1 9:22

比較的新しい丁目石だ

10/1 9:25

ここは道なり（右）に進みます

10/1 9:26

また休憩所だよ。
横目で見ながら進む

10/1 9:36

秋ですよ

10/1 9:40

橋だ。
相当な高度感ですから

10/1 9:41

そそくさと渡ります。

10/1 9:46

こんな感じですけど、、

10/1 9:48

釣り場の看板です。

10/1 9:52

参道入り口は近い

10/1 9:53

観音様だ。
十数体の仏様観音様たちが、参道にいるらしい

10/1 9:53

左は釣り場の事務所。

10/1 9:53

右に参道入り口がある

10/1 9:54

今いる場所はここ

10/1 10:00

傍らにシュウカイドウ。
もう盛りは過ぎたようです

10/1 10:00

真っ白い花
相変わらず花の名知らずです。

10/1 10:01

殺生は厳禁

10/1 10:01

身支度を整えて再出発

10/1 10:02

苔むしています。
周りには廃墟になった宿とか茶店が放置されてます。

10/1 10:02

これはお不動さん？？

10/1 10:03

目に付くお地蔵さんや観音様に手を合わせて

10/1 10:03

観音様仏様の横にはかならず丁目石がある

10/1 10:04

こっからは登りが続く

10/1 10:05

なんでしょ？
くえるのだろか？？

10/1 10:05

朽ちた階段を上がり

10/1 10:05

伐採地の横の尾根にあがる

10/1 10:08

ここにも丁目石

10/1 10:08

周りの岩峰は切り立ってます

10/1 10:08

基本的に岩山なので、大木は根を張り巡らしている

10/1 10:10

相変わらず低く垂れ込めた雲

10/1 10:10

あちこちに休み処があり、目移りしながら進む

10/1 10:11

もうすぐ雲の中だな

10/1 10:11

お寺まであと少し

10/1 10:11

へぇ、少花粉杉ってぇのがあるって知らんかった

10/1 10:12

またしても観音様

10/1 10:13

紅葉のカケラを見つけた

10/1 10:13

誰かの住まいです

10/1 10:15

朽ちた巨樹に苔

10/1 10:15

この大木はがんばってます

10/1 10:17

基本的に観音様はおなじお顔らしい

10/1 10:17

根元に苔を抱き、屹立する栂の木

10/1 10:17

お堂とかがあったんだろか？つぶれてる。

10/1 10:18

んでその奥にお不動さん

10/1 10:18

さらに進む

10/1 10:19

この観音様と

10/1 10:22

こちらは、少々異なります

10/1 10:24

秩父や飯能には「アサミ」という名字が多い、と聞きました

10/1 10:25

またベンチ。
スルーします。

10/1 10:28

何個目なのかはわかりませぬ。
見逃した仏様観音様もあるかも。

10/1 10:32

雲が近い。

10/1 10:33

あの伐採地の稜線を登ってきました

10/1 10:36

落石がごろごろした場所にさしかかる。

10/1 10:40

こんな感じで、枝打ちした枝が散乱してます。

10/1 10:42

この観音様もどこかちょっと違うポーズ

10/1 10:46

この道標のあと

10/1 10:46

やたらでかい丁目石が見えると

10/1 10:46

なにやら屋根が見えて

10/1 10:47

山門らしき屋根も見えた

10/1 10:47

古刹と呼ぶにふさわしい月日が経ってる

10/1 10:48

山門の前の仏様観音様

10/1 10:48

阿仁王と

10/1 10:48

吽仁王。
どこか漫画チックなつぶらな瞳

10/1 10:49

境内は静寂に包まれてました

10/1 10:49

山門の天井に「阿吽」

10/1 10:52

不謹慎かな、と一瞬思ったが、空腹には耐えられない

10/1 10:55

座禅や写経をする本堂。ひとけがない。

10/1 10:56

では山行再開
本堂の裏から道が伸びてます

10/1 10:58

石垣を眺めながら

10/1 10:58

あれは？

10/1 10:59

修行堂か？

10/1 10:59

一登りすると

10/1 11:02

林道のガードレールが見えた。

10/1 11:05

この道は三回林道と交差します。

10/1 11:06

いっこめの林道。
途中から通行止めらしい。

10/1 11:07

ここが復帰点

10/1 11:08

階段を登り

10/1 11:09

分け入る

10/1 11:09

看板が、、

10/1 11:20

苔むした岩岩地帯にさしかかった

10/1 11:22

おまけに視界が悪くなってくる

10/1 11:23

道標です

10/1 11:24

その道標の下にパイプ。
水場か？

10/1 11:25

こんなところにベンチ。
昔々はみはらしよかったんだろか？

10/1 11:26

視界はこんな感じです

10/1 11:28

苔にまみれた岩の中を進む

10/1 11:29

これはまさに苔が原だよ

10/1 11:38

石垣出現。
結構整然としてる

10/1 11:41

木段を登り

10/1 11:42

見えました。

10/1 11:42

二つ目の林道です。

10/1 11:50

通行止めで車とかが久しく通過してないのか、落ち葉まみれになってます

10/1 11:50

ここが復帰点。
結構荒れてますよ

10/1 11:51

でも分け入ってみると

10/1 11:54

そうでもない

10/1 11:55

幅広い尾根の中央を

10/1 12:03

木段が設置されてます

10/1 12:05

息を切らせて登ると、なにやら影が。

10/1 12:06

休憩所でした。
ここで小休止して、ヒルメシ。

10/1 12:31

三つ目の林道横に休憩所があり、数台の車が止まってた。

10/1 12:35

この林道は、地図では三つ目の丸です。

10/1 12:31

メシを食って元気になりました。
山行再開。

10/1 12:36

視界は依然定まらず

10/1 12:36

このところの山行は眺望に恵まれてませんが、こういう景色も良いもんです。

10/1 12:40

と、負け惜しみ。

10/1 12:46

お清平〜霧藻が峰分岐です。

10/1 12:46

ではでは、久しぶりのお清平へ。

10/1 12:46

ここは大小の尾根を、ただただ乗越すだけの単調な道

10/1 12:50

と、お日さまがちょっとだけ顔を出した。

10/1 12:58

地図にはない短い岩尾根や、なが〜〜い支尾根を乗越します。

10/1 12:57

依然雲の中

10/1 12:58

蜘蛛の巣がどこか幻想的。

10/1 13:06

今年の夏は暑かったから、どんぐりも豊作だろう

10/1 13:06

もう数えてられないほど尾根を越えた

10/1 13:10

少々明るくなって

10/1 13:12

谷筋を抜けます

10/1 13:13

中央よりちょっと右の地点です

10/1 13:15

ケルンあり。
良い目印です。

10/1 13:15

このところ花の写真少なし。
誰にも見られずにひっそりと咲いてる。

10/1 13:17

なんかいそう。。。。

10/1 13:19

ピンクテープが誘導してくれる

10/1 13:23

巨岩を迂回し

10/1 13:23

さらにトラバース

10/1 13:24

よいしょ、、っと乗り越えた先に

10/1 13:26

テープあり。
ほっとする

10/1 13:26

細かいキノコ

10/1 13:26

倒木の苔も何も言わない

10/1 13:30

道が広くなると

10/1 13:32

いっそう霧が濃くなる。
尾根が広いので、迷う危険がまします。

10/1 13:34

目を上げるとテープあり。
間違ってない。

10/1 13:37

木橋を渡り

10/1 13:42

根っこに苔を抱いた巨樹を触りながら

10/1 13:48

なんか見えましたが、注意書きでした。

10/1 13:49

なおもたおやかな尾根を進む

10/1 13:50

するといきなり見えました。

10/1 13:50

お清平に到着

10/1 13:50

霧藻が峰〜白岩山間の数多くの小ピークにある鞍部の中で

10/1 13:59

一番広くて落ち着ける場所

10/1 13:59

ここから霧藻が峰までは20分ほど。

10/1 14:02

陽の光もちょっとだけ。

10/1 14:07

では本日の頂点へまいります。

10/1 14:13

三峯神社までは4Kmほど。
今頃、お守りを買い求める乙女で混雑してることでしょう。

10/1 14:13

岩稜を

10/1 14:15

登ります。

10/1 14:15

前が開けます。

10/1 14:16

まだか？

10/1 14:17

この段差を越えると

10/1 14:17

お、休憩所は開いてた。
この後、久しぶりの小屋番さんと積もる話で盛り上がる。
よって写真なし

10/1 14:31

ちゃんと掃いてくれてます。

10/1 14:31

ありがとございます

10/1 14:32

では

10/1 14:35

三角点に会いに行きましょう

10/1 14:35

相変わらず

10/1 14:35

欠けてて残念な三角点でした。
当たり前。

10/1 14:35

ここ何年か

10/1 14:35

眺望に恵まれた記憶がない

10/1 14:37

では下山モード

10/1 14:38

ここは

10/1 14:38

地蔵峠

10/1 14:38

新しめの標識もあり

10/1 14:38

ここまでを感謝。

10/1 14:39

ぐんぐん下る

10/1 14:48

1400を通過

10/1 14:50

神社まで3Km

10/1 14:55

炭焼平まで下りました

10/1 14:55

あれ？こんな標識あったか？？

10/1 15:02

1300通過。

10/1 15:03

ここは二股桧。

10/1 15:03

どれが二股なのかわかりませぬ。
ジツは雷に打たれて焼失した、との話もあり。

10/1 15:15

手前の鳥居まで下りた

10/1 15:21

踏ん張ってる杉の木を通過し

10/1 15:23

最初の鳥居です。

10/1 15:23

ここで届を提出

10/1 15:25

こっからは舗装されてます

10/1 15:26

しばらく進むと

10/1 15:29

登山道入り口が見えた

10/1 15:30

お疲れだぁ。
このあと臨時バスに乗り込み、ヘリポートで西武バスに乗り換えました。

10/1 16:05

心霊写真のようですが、違います。
バスの中から渋滞の様子を撮ったんだが失敗。

10/1 16:06

秩父湖から神社まで、延々つながってました。

撮影機器：

E-510 オリンパス

OLYMPUS SH-25MR オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

journey

今回も天候が優れません。
雨男と化したかジャニよ。

週末になると台風が襲来し、眺望が全く期待できません。
でも行くのだ！と、先週に引き続き奥秩父の玄関先、三峰口に降り立ちました。

バス待ちしてると、いつもは閑散としてる駅周辺なのに、やたらと人が多い。
そうこうしてるうちに、EVで颯爽と乗り付けた人物あり。
西武バスの運転手さんでした。

なんでもこの日は一日に休日が重なり、しかも毎月の一日は三峯神社の縁結びお守りが売り出される日で、ご縁を求める婦女子が大挙して押しかける、ある意味恐ろしい日だ、っつぅことで、秩父湖から神社までの道はマイカーで大渋滞らしい、との運転手さんの話。

とある情報によると神社周辺含め大変な喧噪で、足の踏み場もない、らしいという、ウソのような話だそうで。

自分は今回太陽寺経由で山を目指します。

山は、神社周辺の喧噪とは裏腹の、モノトーンと苔の緑の静かな世界でした。

後で聞いた話によると、朝早く秩父を出発した三峯神社行きのバス、なんと7時間を費やしてお昼過ぎに到着したそうです。
お守りが大量生産され、誰にでも行き渡るようになったにもかかわらず、相も変わらず縁を求める女心は、三峯へと向かわせるんでしょうか？？

んん〜理解しようとは思わないけど、皆様ご苦労様でした。

さて、今週末はどうなることやら。

おわり。