筑波山(筑波山神社〜男体山〜女体山〜つつじヶ丘〜神社)
- GPS
- 05:26
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 849m
- 下り
- 849m
コースタイム
-0945男体山山頂1005-1025女体山山頂-1107弁天茶屋跡〜<おたつ石コース>〜
-1120昼食休憩1135-1147つつじヶ丘〜<迎場コース>〜1225白雲コース登山口
-<筑波山神社→第2Pトイレ→第3P>-1255梅園-1315市営第1駐車場着
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
市営第1駐車場、1/29(土)7:45到着時はほぼ満車。 到着時の気温-3度Cでつくば市街地から上る道路の凍結なし。 市営第1にはトイレ無し。徒歩5分の観光案内所向かいの第2駐車場に有り。 市営第1駐車場以外は大体500/日で市営第1のみ梅祭り開催期間中(平成23年は 2/19〜3/21の予定?だが2月〜3月いっぱいとの情報も有り要確認)以外は無料。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・御幸ヶ原コース 残雪や凍結箇所無し。階段多く急坂続く。休憩ベンチ所々に有り。 ・ケーブル終点〜男体山 若干の残雪有り。 ・男体山〜女体山 御幸ヶ原から女体山への登山道に残雪あり凍結箇所も。 ・女体山〜弁天茶屋跡 上部は残雪有り凍結多い。雪の上を砂が覆っているので滑りにくいが、コンディション をつかみにくい点も。岩の光沢と思い足を置くと実は凍結の光沢で滑りそうに。 下部はほぼ残雪なし。 ・弁天茶屋跡〜つつじヶ丘(おたつ石コース) 特に危険箇所なし ・つつじヶ丘〜筑波山神社(迎場コース) ほぼ全線コンクリートの階段設置。歩行者少ない。 ◇梅園 所々に開花ある程度。 筑波山神社から梅園へ立ち寄る道程は、市営第1Pから登るか、市営第3P経由で下る、の2通り。 後者の場合、神社から朱色の大鳥居を抜けた先に第3P入口があるが、大鳥居の手前右手に 「第3P近道」の表示があるのでこちらを行ったほうが効率が良いと思われる。 (自分は第2Pのトイレに寄ったので大回りになった。GPSログ参照) |
写真
感想
意を決して購入した冬靴の履き慣らし目的で筑波山へ。
約10年前につつじヶ丘〜御幸ヶ原往復した経験しかなく、神社基点の一周は初めて。
関東人にとって身近な百名山とはいえ、ここまで人手の入った階段山とは知らなかった…
下りで右膝痛となることが多く、傾斜のきつい御幸ヶ原コースを登り、傾斜のゆるい迎場コースで下ることにする。
念のため前日に観光協会へ道路凍結状況を問い合わせた。
当日朝は寝坊し到着も遅れたが、唯一無料の市営第1Pがほぼ埋まっているのには驚いた。第2Pはガラガラだった
ので、やはり皆考えることは同じということか。
準備を整え出発。朝早く閑散とした土産物屋やホテルの立ち並ぶ舗装路を歩く。神社脇を通りぬけ、ケーブルカー
乗車口の看板を目当てに御幸ヶ原コース登山口へ。鬱蒼とした杉林の階段道が続く。ひんやりした空気のなか、
シジュウカラのような鳥が静かに囀る朝の登山道は気持ちがいい。下ってくる人も多く、トレラン風の軽装な単独
者や、慣れた感じの中高年グループなど様々。たくさんの人にとって身近な山なんだな。
ケーブルカー運行前に頂上へ着きたいので急ぐものの、結構な急坂が続き息があがる。真冬とはいえ低山、厚手
のフリースでは暑くなって脱ぐ。今回は衣類選択を間違えたようだ。地元の野球少年らしき若者に抜かれながら、
延々と続く階段を登り続けるとようやくケーブル終点に到着。そのまま左手に男体山への道が続く。凍結注意の看板
があり日陰にうっすらと残雪。ひとのぼりで男体山山頂へ。立派な人口建造物あり。少し下ったところの休憩所で
ひと休みし、引き続き御幸ヶ原へ。ケーブルカー運行開始し少しずつ観光客も増えているようだ。引き続き女体山へ。
日陰の階段には残雪あるも、ヒール靴の観光客には関係なさそうで、一方でオーバースペックな冬靴の自分が
かえって変人のような気がしてくるような山だ。
女体山山頂の岩場の高度感は凄い。恐々と周囲を一望し、次の人に譲る。こちらにも人口建造物と売店があり、久々
のおみくじ、大吉。願いが叶いますように。下山開始。女体山側は岩場が多く、踏み固められた残雪には砂が被せて
あって滑りにくくしているようだが、気を抜くと凍結した石で足を滑らせるので注意が必要だ。少し高度を下げると
残雪も消え、奇岩がつぎつぎとあらわれる。対向登山者も徐々に数を増し通過待ちのタイミングも増える。急ぐわけ
ではないので、どうぞどうぞ〜と譲っていると、「人数多いから行っちゃったほうがいいわよ!」と女性団体から
親切な声が。19名連れだそうだ。団体、ファミリー、幼児連れ、とにかく色々な人がのぼってくる。弁天茶屋跡の
広場の物凄い混雑ぶりに圧倒され早々に退散、おたつ石コースへ下る。薄日が差しのんびり歩く。そろそろお腹も空いた
ので展望のよい場所に腰を下ろしコンビニおにぎりでお昼。
さぁここから一気に下ろう。多くの車で埋まったつつじヶ丘を横目に迎場コース入口へ。鬱蒼とした杉林の中、階段
が続いている。コンクリート製で幅もひろく、大した傾斜のないこの登山道ではかえって歩きにくい。いつまでこの
階段は続くのか…ウンザリ気味に歩く。ほとんど歩く人もいないようで、時々東屋の現れる静かな階段を延々と下る。
コンクリート階段は結局終点まで続き、鳥居で登山道終了。右手に進み、神社を通り抜け、朝来た道に戻る。第3P
を抜け梅園への道を歩く。ここが今日いちばんの山道らしい道かもしれない。梅園入口から下方に広がる梅の木々は
まだほとんど小さな蕾をつけるのみで、所々にぽつぽつと紅や白の色が遠目に映る。開花している木は周囲を圧倒
するほどに力いっぱい咲き誇っている。梅の花は「可愛い」よなあ。桜は「美しい」し、どこが違うんだろう…?
開花前で人気なく静かな梅園をのんびり散策し、下っていくと市営第1Pへ到着。本日の山行無事終了。
◇冬靴の履き慣らし
来週末の冬山講習に合わせて冬靴と12本アイゼン購入。履き慣らしをした。
履き慣れた軽登山靴と比べ、靴底が分厚く、つま先のコバもあって特に登山時につま先をひっかけやすく、
何度もけつまづきそうに。足首の高さもあり靴紐をがっちり締め付けると足首がホールドされすぎて
大変歩きづらい。結局、登山時は全体的に緩めに締め、下山時は足首付け根付近のみ締め付けた(足が前に
行かないように)。厳冬期用の靴なので、アイゼン装着でリジッドな歩行ができるような作りになっている
と思われるが、靴紐を緩めて履いたのでは意味がないのかもしれない。
靴のエージングも必要だが、それ以上に自分自身が靴の特性に慣れることが急務である。
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