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記録ID: 97451
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

戸隠連峰/中妻山・佐渡山(戸隠パウダーキャンプ)

2011年01月29日(土) 〜 2011年01月30日(日)
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
tianshan その他12人
GPS
32:00
距離
24.5km
登り
2,521m
下り
2,520m

コースタイム

1/29 8:00大橋-9:30佐渡山コル-11:30梯子尾根2200m付近(弱テ)-12:00中妻山頂12:30-(滑降)-13:00氷沢川-14:00佐渡山南尾根-(東斜面滑降)-15:00大橋
1/30 8:30大橋-11:30佐渡山山頂-(北東斜面滑降)-12:00佐渡山北東の沢-12:30佐渡山の肩-13:00 1738ピーク13:30-(滑降)-14:30大橋
天候 1/29 晴のち曇
1/30 雪
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・高妻〜乙妻山の稜線へは、斜面よりも梯子尾根を登った方が早い。
・高妻〜乙妻山周辺のオープンバーンは雪崩の危険があるので、滑降前に対象斜面で入念に弱層テストを行うことが重要。
・G3、Onyxビンディングのピンは折れる。
パウダーキャンプベースの首都大山小屋
2011年01月29日 07:26撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 7:26
パウダーキャンプベースの首都大山小屋
モルゲンロートの戸隠連山
2011年01月29日 07:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 7:27
モルゲンロートの戸隠連山
駐車スペースが狭くなった大橋
2011年01月29日 08:07撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 8:07
駐車スペースが狭くなった大橋
氷沢川から梯子尾根を登る
2011年01月29日 10:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 10:05
氷沢川から梯子尾根を登る
コンプレッションテスト中
2011年01月29日 11:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 11:43
コンプレッションテスト中
中妻山頂はガスの中
2011年01月29日 12:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:05
中妻山頂はガスの中
2011年01月29日 12:20撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:20
やや重めのパウ
2011年01月29日 12:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:29
やや重めのパウ
2011年01月29日 12:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:29
2011年01月29日 12:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:30
2011年01月29日 12:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:31
雄叫びを上げなから続々滑降
2011年01月29日 12:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:43
雄叫びを上げなから続々滑降
2011年01月29日 12:45撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:45
2011年01月29日 12:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 12:48
2011年01月29日 12:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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続いて佐渡山東斜面滑降
2011年01月29日 14:23撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/29 14:23
続いて佐渡山東斜面滑降
翌日、佐渡山山頂からの滑降
2011年01月30日 11:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/30 11:40
翌日、佐渡山山頂からの滑降
2011年01月30日 11:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/30 11:41
北東斜面目指して滑る
2011年01月30日 11:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/30 11:43
北東斜面目指して滑る
2011年01月30日 11:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/30 11:43
2ピッチ目、渾身の滑り!
2011年01月30日 11:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/30 11:46
2ピッチ目、渾身の滑り!
2011年01月30日 11:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/30 11:46
メロウなツリーラン
2011年01月30日 14:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/30 14:15
メロウなツリーラン
滑りまくりの楽しい週末でした
2011年01月30日 14:16撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/30 14:16
滑りまくりの楽しい週末でした
撮影機器:

感想

1/29(土)
 8:00過ぎに大橋から遅めのスタート。早朝に入山しているシーハイルの方達のトレースで快適に進み、10:00頃には佐渡山コルを越えて氷沢川に到着。ここからは梯子尾根を毎時600mアップのハイスピードで登り、パウダーキャンプ参加者の面々に追いつく。

2200m付近でコンプレッションテストを実施し、雪面から55cmと80cm付近に微妙な弱層を感知。滑降にはほぼ支障なしと判断するものの、頭の中に雪の状態をイメージし、リスクコントロールしながら滑ることが肝心。

12:00高妻山と乙妻山の間の中妻山ピークに到着。晴れていれば北アルプスの絶景が広がっているのだが、今回はあいにくガスの中。数十分遅れで他パーティーも続々山頂に到着し、全員で集合写真を撮る。

12:30梯子尾根の北側の沢を滑降開始。上部はやや重めの部分はあるものの、概ね気持ちの良いパウダー斜面。スーパーファット軍団は、会心の滑りで純白の斜面にシュプールを刻んで行く。

2000m付近で後続パーティーを吸収し、ここからは全体で滑降開始。斜面中部も深雪の良斜面で、スラフを伴いながらの激パウ滑降。最後はV字谷をブロック雪崩のデブリを回避しながら一気に滑り降り、程なく氷沢川に到着する。

佐渡山コルに登り返した後は、再びパウダーを求めて佐渡山方面へ。南尾根の雪庇のスキ間を縫って東斜面にエントリーし、再び樹林帯の極上パウダーを満喫する。

沢筋に入ってからはヘツリを伴う少々面倒な滑降となるが、特に問題となるような部分もなく林道に合流し、あっという間に大橋に到着。夜は首都大の山小屋で、山スキーヤー達の熱い宴が繰り広げられる。(ぶなの会、新潟稜友会、シーハイル、RSSA他)

1/30(日)
 寒気の流入で一晩中雪が降り続き、大橋からは再びラッセルでのスタート。本日はオープンバーンに出られる様な天気ではないので、佐渡山周辺で遊ぶこととする。

 ラッセルを全体で回しながら進み、佐渡山コル経由で三時間程で山頂着。ここからは二パーティーに別れ、それぞれ別ルートで北東斜面に滑りこむ。2.5ピッチ程の滑降であったが、狙い通りの最高のパウダーを味わうことができ、皆の顔から笑みが溢れる。

ここから再び佐渡山の肩まで登り返し、昨日の沢筋のヘツリを嫌って1738ピークへ尾根を東進。山頂に至るまで色々と装備トラブルが発生したものの、なんとか応急対処をし、大ダルミへと滑降。雪が深い為、滑降だけで進むには絶妙なルーファイが求められるポイントではあるが、黒姫方面へ向かうパーティーのトレースのお陰で、概ね快適なツリーランを楽しむ。

小尾根に乗ってからは大橋まで直行ペース。林道滑降は、板の性能とメンテ具合の差が歴然と表れて、少々切ない思いを味わいながらフィニッシュ。本日も存分にパウダーを満喫することができ、パウダーキャンプの名に恥じぬ週末を過ごすことができた。

楽しい一時を共に過ごさせて頂いた、パウダーキャンプ参加者の皆様に感謝!!

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コメント

Onyxのピン折れ
土曜日のパウダーパーティに参加させてもらった、シーハイルの者です。

ビンディングのピンが折れたようで、それは大変でしたね。あれが折れるってことは、踵がロックされなくなるので、滑降が出来なくなってしまいますよね?
私がそうなったら、パニックになってしまいますね。
どのように気をつけたら良いのか気になります。(ちなみに自分はTLTを使用してます)
宜しかったら状況を教えて欲しいです。よろしくお願いします。
2011/2/1 6:22
Onyxのピン折れ対応について
uywさん、パウダーキャンプお疲れ様でした。
皆様のおかげで、非常に楽しい週末を過ごすことができました。

今回の状況としましては、佐渡山東尾根を歩行中にONYXが誤開放し、
よくよく見てみるとフロントピースのピンの1本が、
圧入部との境で折損し紛失していたというものになります。

使用2シーズン目ということで、経年劣化や金属疲労は考えづらい状況でした。

詳しくは、以下の常吉さんのブログを見ていただければと思います。
http://tsune3.blog87.fc2.com/blog-entry-750.html

ちなみにTLTのピンは特殊な合金を利用しているとのことで、
現時点で上記の様なトラブルは聞いたことがありません。

いずれにしろ、今回の様なケースを想定し、
修理工具は携行した方が良いかもしれませんね。
2011/2/1 15:58
ピン折れ
写真見ました。フロント部だったんですね。
それにしても、これは酷いですね。致命傷です。
修理工具の携行は必要ですが、まさかこんな事まで想定出来ませんよね。良く応急処置が出来たと感心しました。
2011/2/1 23:27
プロフィール画像
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