3回の悲劇を体験 大普賢岳周回

2016年10月10日(月) [日帰り]

• GPS: 08:20
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,817m
• 下り: 1,817m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:20

6:14 和佐又ヒュッテ
6:32 6:32 和佐又のコル
7:08 7:34 日本岳(文殊岳)
7:50 7:58 石の鼻
8:43 9:01 大普賢岳
9:34 9:34 国見岳
10:29 10:33 七曜岳
12:38 12:46 無双洞
12:51 12:55 水簾滝
12:59 13:03 無双洞
13:03 13:03 水簾滝
14:01 14:01 七曜、大普賢分岐
14:23 14:23 和佐又のコル
14:34 ゴール地点

七曜岳から無双洞まで2時間 10分かかっていますが、ルート間違いのミスとルートロスト、それに木の根でスッテンコロリンのためです。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道169号線から林道。落石あります。

コース状況／危険箇所等

和佐又の〜大普賢岳 鷲の窟から急登
大普賢岳〜七曜岳 特に問題なし
七曜岳〜無双洞 激下り、落ち葉でルートが分かりにくい。ルートロストしました。
無双洞〜和佐又 前半は岩場の厳しい登り返し。

GPSのルートログがぐちゃぐちゃなのは、ルート間違いとルートロストのためです。

写真

10/10 6:27

和佐又山ヒュッテからスタート

10/10 6:34

右の大普賢岳方面に進みます。下山は左の無双洞方面から戻ってきます。

10/10 6:53

ヒメシャラの木肌はピンク

10/10 7:02

なんの実かな？鮮やか。

10/10 7:03

ハシゴの始まり

10/10 7:05

木々の間から大峰の山々が見えてテンションアップ。尖った山は八経ケ岳かな。

10/10 7:12

笙の窟 かなりデカイ

10/10 7:22

日本岳のコル。せっかくだから右に行って日本岳に登ってみます。

10/10 7:30

心細いロープ、足ががりが少ない岩場、不明瞭なルート。後悔先に立たず。

10/10 7:34

日本岳山頂。展望は全く無い。時間を無駄にした感じ。

10/10 7:46

改めて大普賢岳方面に。なんや！このハシゴ。

10/10 7:51

石の鼻。人が立ってるから行ってみよう。

10/10 7:53

何とそこには素晴らしい絶景が。八経ケ岳方面。

10/10 7:53

さっき登った日本岳はガスがかかって神秘的。

10/10 7:54

大台ヶ原方面

10/10 7:58

改めて大普賢岳へ。こんな橋もありますが高度感はありません。

10/10 8:06

木々の間から見える大普賢岳。もう少し。

10/10 8:14

このハシゴを掛けてくれた人に感謝です。

10/10 8:32

大峰奥駆道に合流。これを左に登ると・・・・

10/10 8:38

大普賢岳に到着。控えめな標識やね。

10/10 8:40

八経ケ岳 クッキリ

10/10 8:40

釈迦ヶ岳方面と思います

10/10 8:41

大台ヶ原方面と思います。

10/10 8:41

これは何岳かわからないけど、素晴らしい展望です。

10/10 8:42

少し紅葉を入れて八経ケ岳方面。

10/10 9:08

山頂で小休止して七曜岳に向かうと笹原の尾根が気持ちいい〜

10/10 9:46

稚児泊は苔がきれい

10/10 10:04

稚児泊は広いのでここでさっと食事。

10/10 10:08

七曜岳に向かう途中で大普賢岳のビューポイント。あそこに登ったんや

10/10 10:26

鎖場

10/10 10:28

濡れて滑るので恐かったです。

10/10 10:28

七曜岳からの展望は素晴らしい。

10/10 10:29

しかし山頂はとっても狭い岩場です。

10/10 10:43

無双洞に向かって下山。

10/10 10:57

カメラ目線の鹿に遭遇。
あれっ？ ここまで激下りがなかったけど、、、
ギャー‼悲劇その1、無双洞に曲がらんと行者還岳方向に直進しとるー。なんでー。大急ぎでUターン。

10/10 11:33

やっと無双洞への曲がり角まで引き返すも、1時間のタイムロスと激しい体力の消耗。あ〜しんど。

10/10 11:42

悲劇その2、タイムロスで焦ったか、この木の根で滑って前方3回転半ひねりを食らう。
尻を強打し顔に傷。そしてメガネはどこに飛んだ？ やっと探し当てたらツルは広がってレンズは傷だらけ。泣きたくなる〰

10/10 12:11

悲劇その3、気を取り直して進むも落ち葉でルートがわからん。赤テープも見当たらん。さ迷うこと20分。もうイヤや〜

10/10 12:49

赤テープを探しながらやっと滝まで到着。この水がなんと美味しかったことか。

10/10 12:57

無双洞。この穴から水が出てきてる。

10/10 13:01

全体はこんな感じ

10/10 13:14

和佐又に向かって登り返しの始まり。大岩ゴロゴロは赤矢印に従えばOK

10/10 13:33

えっ⁉ これを登れって？ これが登山道？ ほぼ垂直やん。

10/10 13:37

こんなのが連続して出てくる。悲劇の3タテを食らった身には辛いなあ〜

10/10 14:20

やっと緩やかなトラバース道に出てきた。滑落注意。

10/10 14:23

ヘロヘロになりながら大普賢岳への分岐点に到着。

10/10 14:29

無事に記念碑のところまで帰ってきました。あー疲れた〜 よく見ればバックには大普賢岳がそびえてました。

10/10 14:31

ホッと一息つけばすすきが輝いていました。
おしまい。

10/11 11:31

おまけ 傷だらけのメガネ

撮影機器：

PowerShot G5 X CANON

AQUOS SERIE SHV34 au シャープ

感想

natugoro

山に行くときはガッツリ登って、街なかでは絶対に見られない景色をカメラに納めたい性格です。そのため今回は大普賢岳〜七曜岳の周回ルートを選びました。もちろん初めてのコースです。

七曜岳までは期待通りの展望を味わいました。大峰山系は山しか見えません。これが良いですね。天気も最高でした。

でもここからがいけませんでした。
悲劇その1は自分の不注意ですが、無双洞方面に曲がらずに行者還岳近くまで直進してしまい、引き返す体がショックでどれほど重かったことか。
曲がり角がまだ先だと思い込んでいて地図を確認しなかった自分の責任です。

悲劇その2は木の根は滑ると注意していたにも関わらずやってしまいました。前方に体が3回転ほどひっくり返りました。
頭が痛かったので血が出てないか心配しましたが、顔に擦り傷とメガネの損傷だけで済んだのは不幸中の幸いだったかもしれません。滑落していたら大変でした。ちなみにメガネはいつも予備を持って登山しています。

悲劇その3は本当にルートが分かりにくかったのです。広い尾根沿いは赤テープが無ければ登山道の見分けがつきません。赤テープが小さくて目立たないし、数も少ないので初めての人は要注意です。

これも経験値が上がると自分で納得しています。絶景と勉強の一日でした。これにめげずにまた登山します。