谷川馬蹄縦走したいね→暴風のため撤退
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 705m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:45
天候 | 雨 暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根 分岐点前より岩場 黒い石(玄武岩?)白い石(蛇紋岩?)が極めて滑りやすい |
写真
感想
日曜日は午後に天気が回復し、翌日は良好という予報を信じてテント背負って谷川馬蹄したいねと思い谷川岳へ。
ところがどっこい、雨が止まず強風を越える暴風(体感で平均12-15m 最大20m-22m程度)のためオキの耳から先に行けずに撤退しました。
高崎まで新幹線、水上まで上越線、谷川ロープウェイ駅までバスで移動。雨のため準備に少し時間がかかり予定を15分越えてのスタート。谷川行くなら西黒尾根登らないとね!という気持ちで西黒尾根からトマの耳を目指します。
日本三大急登の1つの西黒尾根、西「苦労」尾根なんて言われることもあるほどにに急登。40〜50分ほど急斜面が続き、1200m前後から傾斜が緩くなります。
その後厳剛新道分岐の手前から谷川岳らしい岩場の登場。鎖場の連続。
雨が止まず雨天行軍の上、岩場は評判通りに長年登山者の足に磨かれてツルツルでした。白っぽい岩は蛇紋岩、黒っぽい岩は玄武岩だそうで、雨に濡れて滑り台状態の岩場をクラック伝いながら登ります。
分岐を越えた先、岩場に黄色の矢印が付いている場所が核心部となり、なかなかな傾斜の岩を登っていきます。鎖が多いので三点支持さえできれば難易度は低め(ただし雨天を除く)。
ガスガスで周辺の視界はゼロですが岩場を越えると、地図で確認している通りに再度傾斜が緩くなり山頂が近い雰囲気になります。どこからか聞こえてくる鐘の音。
音色に導かれるように肩の小屋に到着し、ちょっとお邪魔して耐風装備に着替え。なにせ岩場あたりから風がものすごく、下手するとよろめき(約15m程度)、瞬間的には立っていられない状態(約20m以上)。小屋にいた人はトイレのドアが風で開かない等言っていました。
このまま進むべきか悩みつつ、トマの耳、オキの耳に到着。オキの奥の院に至って暴風がやみません。この先一ノ倉までは痩せ尾根・濡れた例の岩の連続です。滑落のリスクがあるのでここで中止してERとしていた天神平へ下山開始。そもそもこの風じゃテント張れない…
山やってればこういう時もあるよなぁと、徒労感のなか天神尾根を歩きます。テンション急降下で途中写真撮影もほとんどせず黙々と歩く… 天神尾根に到着後、ロープウェイで下山。
魔峰・谷川岳のご機嫌はとても斜めでしたが、今回も無事下山できてお疲れちゃんでした。馬蹄縦走は来年の楽しみに取っておきましょう。
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