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Yamareco

記録ID: 979349
全員に公開
アルパインクライミング
奥武蔵

小川山烏帽子岩左稜線〜後続パーティに迷惑かけたような旅

2016年10月10日(月) [日帰り]
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hnhn その他2人
天候 ガス、曇り、後・・・晴天!!
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日出発。
前日は早めに夕方に都内出発し、9時頃に廻り目平到着。
キャンプ場はとってもこみこみでしたが、普通のキャンプ客が多かったみたい。車止めぎりぎりのエリアは駐車スペースがあり、最奥部に駐められました。テン場も、そこから下に降りたところに適地にスペースが空いており、ラッキーでした。トイレはちょと遠かったけれども。
コース状況/
危険箇所等
朝方はガスっていて、烏帽子岩の姿が探せずアプローチに不安を持ちながら歩きました。また、アプローチについて、WEBでは有名なマラ岩へのアプローチを知っていることを前提とした記述しかみつけられず、そもそもマラ岩へのルートをだれもしらない我々パーティはそれが故に迷いました。
右へ右へ、と進んだ結果、「烏帽子岩アプローチボルダー」の方まで進んでしまったようで、無理矢理そこから左方面へ登り、石の堆積した小尾根に上がることができました。

「石の堆積した小尾根」では、松原氏のアプローチ詳細紹介http://uobmm.exblog.jp/23372544/

「ガレ沢の上部が見通せるあたりまでガレ尾根を詰め、ケルンとテープを頼りに右の樹林に入る。」
という記述があったものの、ガスってそもそも沢全体を見渡すことができず、ケルンも小さなものがたくさんあってどれが正解かよくわからず、ちょっとうろうろ。登りすぎたらガレ&歩くとすぐに落石、というのがあまりにひどくなり「これは違うだろう」と登るのを止めたあたりで、踏み後らしきものがあったので入ったところ、正解で、結果オーライ的なアプローチとなりました。
その他周辺情報 下山後、徒渉ですべって沢に落ち、早く風呂に入りたかったため、最寄りの「川上山荘」で風呂。なんと300円。女子風呂は洗い場6つと思ったより広めでした。ちょっとお湯がぬるかったかな・・。でもシャンプー、コンディショナー、ボディソ完備、ドライヤー完備で、たいへん気持ちよく過ごしました。
4時起床、朝食など急ぎ過ごし、5時、出発準備。
2016年10月10日 05:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 5:01
4時起床、朝食など急ぎ過ごし、5時、出発準備。
5時半前、まだ暗いので、アプローチに迷いながらまずは沢を徒渉。車を、車止めギリに止めたのでめっちゃ近かった。近すぎてわからなかった。。
2016年10月10日 05:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 5:24
5時半前、まだ暗いので、アプローチに迷いながらまずは沢を徒渉。車を、車止めギリに止めたのでめっちゃ近かった。近すぎてわからなかった。。
まず、朝から1ポチャ。浅いと思った石が動き、片足を沢にポチャしてしまいました。
2016年10月10日 05:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 5:25
まず、朝から1ポチャ。浅いと思った石が動き、片足を沢にポチャしてしまいました。
まだ暗いけど
2016年10月10日 05:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 5:25
まだ暗いけど
すぐに明るくなり始めました。迷って烏帽子岩アプローチボルダーまで進んでしまったけど、無理矢理左上してガレた小尾根に乗れました。でも、正解かどうか不安だったのだけど。
2016年10月10日 05:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 5:47
すぐに明るくなり始めました。迷って烏帽子岩アプローチボルダーまで進んでしまったけど、無理矢理左上してガレた小尾根に乗れました。でも、正解かどうか不安だったのだけど。
いーのかなー、と思いながら進む。
2016年10月10日 05:57撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 5:57
いーのかなー、と思いながら進む。
ケルンなのか、自然堆積なのかよくわからないけど。めざしてみたらあまりに道がガレガレで、これは違うな、とちょと戻るなど。
2016年10月10日 06:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 6:01
ケルンなのか、自然堆積なのかよくわからないけど。めざしてみたらあまりに道がガレガレで、これは違うな、とちょと戻るなど。
右方面に薄い踏み跡を見つけ、進んでみる。さすがリーダー!
2016年10月10日 06:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 6:11
右方面に薄い踏み跡を見つけ、進んでみる。さすがリーダー!
正解でした!!
2016年10月10日 06:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 6:12
正解でした!!
取り付きに到着。
2016年10月10日 06:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 6:12
取り付きに到着。
1ピッチ目。登攀装備。
2016年10月10日 06:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 6:13
1ピッチ目。登攀装備。
1ピッチ目はリーダーが登攀。
2016年10月10日 06:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 6:45
1ピッチ目はリーダーが登攀。
するすると。わたくしはいろいろなところをつかみながら登りました。
2016年10月10日 06:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 6:48
するすると。わたくしはいろいろなところをつかみながら登りました。
日本百岩場のトポでの1ピッチ目の切り方よりも上までのぼってしまい、2ピッチ目。
2016年10月10日 07:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 7:17
日本百岩場のトポでの1ピッチ目の切り方よりも上までのぼってしまい、2ピッチ目。
この木でビレイしてました。
2016年10月10日 07:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 7:29
この木でビレイしてました。
2ピッチ目。トポだと3ピッチ目。
2016年10月10日 07:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 7:30
2ピッチ目。トポだと3ピッチ目。
最も登れるメンバーがリード。スイスイ。私は・・・エヘ
2016年10月10日 07:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 7:45
最も登れるメンバーがリード。スイスイ。私は・・・エヘ
我々が登攀開始したころに到着した後続パーティが、早くも追いついてきて焦る。寒いのに半袖だし、強いんだろうなー、すんませーん!と思いながら。
2016年10月10日 08:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 8:30
我々が登攀開始したころに到着した後続パーティが、早くも追いついてきて焦る。寒いのに半袖だし、強いんだろうなー、すんませーん!と思いながら。
2016年10月10日 08:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 8:36
我々がテキトーにピッチを切るのに、つきあわざるをえない後続パーティの皆様。常に我々の少し下でピッチを切るしかない状態。ほんと、すみませんねえ。
2016年10月10日 08:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 8:44
我々がテキトーにピッチを切るのに、つきあわざるをえない後続パーティの皆様。常に我々の少し下でピッチを切るしかない状態。ほんと、すみませんねえ。
トポ4ピッチ目を上がると見晴らしがよくなり、天気も回復してきて気持ちよい!
2016年10月10日 08:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 8:54
トポ4ピッチ目を上がると見晴らしがよくなり、天気も回復してきて気持ちよい!
素晴らしい景色、気持ちよいリッジを登るリーダー。
2016年10月10日 09:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 9:05
素晴らしい景色、気持ちよいリッジを登るリーダー。
歩き箇所はロープまとめて確保もせず歩く。この間、後続パーティはちゃんと確保してたので、ちょっと時間が稼げてほっとしたり。
2016年10月10日 09:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 9:22
歩き箇所はロープまとめて確保もせず歩く。この間、後続パーティはちゃんと確保してたので、ちょっと時間が稼げてほっとしたり。
めざす方角。
2016年10月10日 09:23撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 9:23
めざす方角。
ロープ担いで歩いてます。
2016年10月10日 09:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 9:26
ロープ担いで歩いてます。
易しそうなピッチは、3人だけどコンテで、トップが1本ロープで一人で登ったあと、セカンドはビナだけ通して3人目と一緒に登っちゃう。これでまた時間稼ぎ。
2016年10月10日 09:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 9:30
易しそうなピッチは、3人だけどコンテで、トップが1本ロープで一人で登ったあと、セカンドはビナだけ通して3人目と一緒に登っちゃう。これでまた時間稼ぎ。
難しいところはまたダブルでね。
2016年10月10日 10:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 10:10
難しいところはまたダブルでね。
だいーぶお待たせしてしまった後続パーティ。この方達のあともさらに2パーティくらいいましたが、皆様ほんとスミマセン。
2016年10月10日 10:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 10:19
だいーぶお待たせしてしまった後続パーティ。この方達のあともさらに2パーティくらいいましたが、皆様ほんとスミマセン。
トポ9ピッチ目。ここ、ルート選びがむずかったって。上に登って降りにくいところか、怖いトラバースか。怖いトラバースが選ばれてました。めちゃ怖かった!
2016年10月10日 10:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 10:39
トポ9ピッチ目。ここ、ルート選びがむずかったって。上に登って降りにくいところか、怖いトラバースか。怖いトラバースが選ばれてました。めちゃ怖かった!
待つ間も、天気がよいのでありがたい、気持ちよい、うつくしい!
2016年10月10日 10:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/10 10:55
待つ間も、天気がよいのでありがたい、気持ちよい、うつくしい!
おいおい、ここのトラバースいくの?と。めちゃ怖かったかしょ。小さくなりながら進みました。
2016年10月10日 11:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:04
おいおい、ここのトラバースいくの?と。めちゃ怖かったかしょ。小さくなりながら進みました。
ロープに誘われるまま進むラクチンなフォローです。
2016年10月10日 11:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 11:04
ロープに誘われるまま進むラクチンなフォローです。
トポ11ピッチ目。L字に曲がるリッジ。ここはわたくし、歩きリードなどしてみました。
2016年10月10日 11:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:05
トポ11ピッチ目。L字に曲がるリッジ。ここはわたくし、歩きリードなどしてみました。
歩きリードするわたくし。できる限り長いランニングにしたけど、だいぶ曲がってる
2016年10月10日 11:19撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/10 11:19
歩きリードするわたくし。できる限り長いランニングにしたけど、だいぶ曲がってる
あのてっぺんを少し越えた箇所で支点作り。4mスリング出したら長すぎておたおたして時間食いました。
2016年10月10日 11:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:05
あのてっぺんを少し越えた箇所で支点作り。4mスリング出したら長すぎておたおたして時間食いました。
トポ12pはまた、確保せず歩く。
2016年10月10日 11:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 11:39
トポ12pはまた、確保せず歩く。
美しいクラックが見えてきました。
2016年10月10日 11:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 11:39
美しいクラックが見えてきました。
トポ13p、美しいクラック5.7。私も練習の効果あって、ハンドジャム、フットジャム気持ちよく決められ、ドキドキしながらスムースに登れました。後続パーティは右からのリッジを選んだみたい。
2016年10月10日 11:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 11:51
トポ13p、美しいクラック5.7。私も練習の効果あって、ハンドジャム、フットジャム気持ちよく決められ、ドキドキしながらスムースに登れました。後続パーティは右からのリッジを選んだみたい。
次は歩いて進む。私は進みすぎて懸垂の支点よりも先にクライムダウンしちゃいました。
2016年10月10日 12:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 12:15
次は歩いて進む。私は進みすぎて懸垂の支点よりも先にクライムダウンしちゃいました。
懸垂の下部方面。見えるテラスよりもさらに下、地面まで降りるのですが、途中でロープが足りなくなってクライムダウン。
2016年10月10日 12:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 12:21
懸垂の下部方面。見えるテラスよりもさらに下、地面まで降りるのですが、途中でロープが足りなくなってクライムダウン。
懸垂支点からは最終核心部が見えます。
2016年10月10日 12:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 12:21
懸垂支点からは最終核心部が見えます。
上に見えるのが懸垂の支点。
2016年10月10日 12:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 12:21
上に見えるのが懸垂の支点。
懸垂で降りた地面からまた少し歩き。ルーファイが必要でした。
2016年10月10日 13:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 13:30
懸垂で降りた地面からまた少し歩き。ルーファイが必要でした。
ここからトポ15p「ぼろいチムニー」を登るのだけど、実はそれがグレード5.5と思えないほど難儀で。ルート間違えたかな。
2016年10月10日 13:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 13:47
ここからトポ15p「ぼろいチムニー」を登るのだけど、実はそれがグレード5.5と思えないほど難儀で。ルート間違えたかな。
トポ16P、10mの懸垂はクライムダウンで時間短縮。ルート間違えたからかも。そして到着したトポ17pワイドクラック。けっこう気持ちよく登れました。わたくしは時間かかったけども。
2016年10月10日 13:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 13:59
トポ16P、10mの懸垂はクライムダウンで時間短縮。ルート間違えたからかも。そして到着したトポ17pワイドクラック。けっこう気持ちよく登れました。わたくしは時間かかったけども。
で、最後核心のチムニー。まじ1歩が出せず苦しみました。出しちゃったら足でちゃんと保持できたのに、その一歩を出すのに時間がかかりました。高度感て怖いのね。
2016年10月10日 14:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/10 14:09
で、最後核心のチムニー。まじ1歩が出せず苦しみました。出しちゃったら足でちゃんと保持できたのに、その一歩を出すのに時間がかかりました。高度感て怖いのね。
ザックは荷揚げで。
2016年10月10日 14:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 14:40
ザックは荷揚げで。
最後に登るリーダーはレストなしでみごとあっさり登られ、さすが!の一言。15時ちょうど、登攀終了。8時間半の旅でした。
2016年10月10日 14:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 14:51
最後に登るリーダーはレストなしでみごとあっさり登られ、さすが!の一言。15時ちょうど、登攀終了。8時間半の旅でした。
下山路。チムニーを上がったところからほんの少し先に進んだコルから、右側にガレた箇所を下ります。
2016年10月10日 14:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 14:58
下山路。チムニーを上がったところからほんの少し先に進んだコルから、右側にガレた箇所を下ります。
下るわたくし
2016年10月10日 15:11撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/10 15:11
下るわたくし
その後はただただ薄い踏み跡をたどって降りるけど、途中、踏み跡を見失ってヤブ漕いだり。
2016年10月10日 15:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:17
その後はただただ薄い踏み跡をたどって降りるけど、途中、踏み跡を見失ってヤブ漕いだり。
大きい立派なタマゴダケ!と思ったけど、よくみたら白い斑点があり、ベニテングダケかも・・・と思ってほかしてきました。
2016年10月10日 15:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:24
大きい立派なタマゴダケ!と思ったけど、よくみたら白い斑点があり、ベニテングダケかも・・・と思ってほかしてきました。
沢の音が聞こえたり消えたりしながら、まあ、下ればなんとかなるだろ、と下りました。ヘッデン行動だったら恐ろしい・・・。
2016年10月10日 15:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:32
沢の音が聞こえたり消えたりしながら、まあ、下ればなんとかなるだろ、と下りました。ヘッデン行動だったら恐ろしい・・・。
ようやく林道、平和の地へ戻ってきた。
2016年10月10日 15:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:48
ようやく林道、平和の地へ戻ってきた。
行きに見かけた岩。烏帽子岩アプローチボルダー。
2016年10月10日 15:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:49
行きに見かけた岩。烏帽子岩アプローチボルダー。
アプローチ時、正しくはこのケルンを入っていくのが正解だったみたい。
2016年10月10日 15:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:52
アプローチ時、正しくはこのケルンを入っていくのが正解だったみたい。
道の両側にケルンだ積まれた箇所、これがマラ岩への入り口だったのかな。
2016年10月10日 15:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:52
道の両側にケルンだ積まれた箇所、これがマラ岩への入り口だったのかな。
そして帰りの徒渉。
2016年10月10日 15:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:55
そして帰りの徒渉。
片足を、靴と靴下脱いで、一歩は水につっこむことを覚悟したけど、みごとすってんころり。
2016年10月10日 15:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:55
片足を、靴と靴下脱いで、一歩は水につっこむことを覚悟したけど、みごとすってんころり。
岩では無事に落ちなかったのに、最後の徒渉で落ちました。お尻までぼちゃんで、両足とも靴の中は水がタプタプ状態。えへ。
2016年10月10日 15:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 15:59
岩では無事に落ちなかったのに、最後の徒渉で落ちました。お尻までぼちゃんで、両足とも靴の中は水がタプタプ状態。えへ。
渡渉ポチャ後、記念撮影してもらった(笑)
2016年10月10日 15:57撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/10 15:57
渡渉ポチャ後、記念撮影してもらった(笑)
4時半、帰路につきました。
2016年10月10日 16:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 16:37
4時半、帰路につきました。
道すがらすぐにあった川上山荘で1人300円でお風呂に入らせていただけました。ありがたや。
2016年10月10日 16:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 16:56
道すがらすぐにあった川上山荘で1人300円でお風呂に入らせていただけました。ありがたや。
川上山荘は、ボルダリング壁がありました。2階に上がるときは壁を登りましょう。
2016年10月10日 17:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 17:24
川上山荘は、ボルダリング壁がありました。2階に上がるときは壁を登りましょう。
帰宅後、膝小僧がすごいことになっていた!
2016年10月10日 23:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/10 23:50
帰宅後、膝小僧がすごいことになっていた!

装備

個人装備
登攀装備多すぎたくらい

感想

この3連休は、先々週に雨天敗退した北岳バットレスのリベンジを計画していました。が、またも天気予報が悪く計画は中止。
そこで、唯一天気予報のよい3連休最終日、前夜入りでないと厳しいロングのマルチピッチルートであるためなかなか計画できなかった小川山烏帽子岩左稜線にロックオン!
ここは個人的にちょっと思い入れがありました。(て、知識も少ない中、なのですけど)。この7月に敗退した「太刀岡山左岩稜」を計画したときに「そこは難しいから、まずは小川山烏帽子岩左稜線あたりがいんじゃない?」とアドバイスをいただいたことがありまして。実際、太刀岡は敗退となったこともあって、「では是非とも烏帽子左稜線に行かなければ!」と思い続けた3ヶ月。北岳諦めは残念でしたが、ここで一つの目標を完遂できて、うれしい夏山の締めとなりました。

今回、我々は、3人だし遅いので、とにかく早めに取り付くことをめざし、暗いガスガスの中アプローチし、なんとか1番乗りを果たせました。その結果、明るいうちに全ピッチ完遂することができました!!うひょーい!
が、申し訳ないのは、後続のパーティ皆々様。きっと「おっせーな!」とどれだけ思われたことでしょう。ほんと申し訳ない限りです。
遅い上に、我々はトポをほぼ無視してピッチを切った結果、後続パーティも皆様がた同じようなところでピッチを切るしかなく。しかも、我々がもたもたしているのに直後パーティのリーダーの方はめちゃくちゃ判断早く、動きも速く、あっという間に支点を作ってしまうのです。ものすごいプレッシャーを(勝手に)感じておりました。
さらに、私がいろいろ今回アホで、ACTを1回、エイト環を1回落としてしまったのを、両方とも見事キャッチしてくださり、まじで命の恩人!さらにはチョークバックが落ちそうなのも指摘してくださったりなど、遅くて申し訳ない上に感謝も重ねることになりました。たいへんすがすがしい、素晴らしい方でした。お名前も伺いませんでしたが。。
ちなみに、最後のチムニーで、私が登っている間、その方が同じパーティの方に登り方をご指導されていた声が私にも聞こえまして、「そっか、わかりました、そう登るんですね、了解です!!」と心の中で別の感謝もしておりました次第です。何重の意味で頭が下がります。

さて。
ルートに関しては、いろいろWEBなど見て、難しいところの記述は読んでおりましたが、今回私が一番困難だったのは、日本百岩場トポの15p「クラックの走ったリッジからぼろいチムニーを登る」の箇所(たぶん)。ついているグレードが5.5だと思うと、たぶん登る箇所が違ったのかも知れません。岩を抱える感じになって足場がなく、身動きが取れなくなってしまいました。ザックを降ろして荷揚げしてもらい(それもロープをつないだまま束ねて担いでいたので無駄に時間がかかった)、その上で手で引っ張り上げてもらうという体たらく。なんなんだったんだろう、あれは。他のルートは、一部、A0しながらもなんとかしたのだけども。情けない。。
そして、まだまだ外岩マルチや本チャン経験少ないためか、とにかく恐怖心で体動かない。「落ちたら絶対ダメ!」と思うと、1手、1歩が出せない心理。。これは経験で克服できる物なのでしょうか。もちろんジムで登り上達重ねるのは必須なのですが、高度感ある外岩だと、それだけでは克服できない何かがあるような。基本的に高所恐怖症なのでその克服がまずは第1ですorz。ただ、p13クラックだけは、ハンドジャム、フットジャムがちゃんと決められ、唯一、「グッジョブ、オレ!」と思えたかも。三鷹ジャムセッションに通った甲斐があったというものです。ぐふふ。

そしてそんな辛い?申し訳ない?1日の、罰が下ったのが、おしまいの出来事。徒渉で落ちたのはまあ笑えるとしても、腰に付けたままだったチョークバックがみごと沢で濡れ、とってもひどいことになりました。チョークボールはもちろんダメになりましたが、チョークバッグも洗っても洗ってもヌルヌルと白い水が出てくる・・・。けっこう買ったばかりなのに、「罰」ですね。

といっても、サイコーに楽しい、気持ちいい、充実の体育の日を過ごすことができました!メンバーの皆様、今回もとても感謝です★

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コメント

葛藤?
>まだまだ外岩マルチや本チャン経験少ないためか、とにかく恐怖心で体動かない。>「落ちたら絶対ダメ!」と思うと、1手、1歩が出せない心理。。これは経験で克服>できる物なのでしょうか

そういう葛藤のあるほど、意識もモチベーションも高いということではありませんか?
ヘタクソな私がいうのもなんですが、怖いとおもう程に登りたい気持ちも強い
ということだと思ってます。
2016/10/13 12:10
Re: 葛藤?
pahottiさん、
力強いお言葉、ありがとうございます!モチベーション空回り状態とも言えますがw、とにかく必死に経験重ねていきまっす!
2016/10/23 15:27
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