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Yamareco

記録ID: 984328
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

蓼科山(蓼科山登山口BS〜蓼科牧場BS)

2016年10月16日(日) [日帰り]
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GPS
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距離
7.5km
登り
806m
下り
975m
天候
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
ボンネットバスたる蓼科高原ラウンドバス
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ボンネットバスたる蓼科高原ラウンドバス
微かに色づいたカラマツが青空に映える
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微かに色づいたカラマツが青空に映える
岩がごろつく急坂を登る
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岩がごろつく急坂を登る
森林限界が近づくと立ち枯れが目立ってくる
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森林限界が近づくと立ち枯れが目立ってくる
火山岩が折り重なる山頂直下
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火山岩が折り重なる山頂直下
山頂直下から振り返ると八ヶ岳の皆さんが勢ぞろい
山頂直下から振り返ると八ヶ岳の皆さんが勢ぞろい
異星のような雰囲気が漂う広大な蓼科山頂
異星のような雰囲気が漂う広大な蓼科山頂
南アルプスの皆さん
南アルプスの皆さん
中央アルプスの皆さんと御嶽山
中央アルプスの皆さんと御嶽山
眼下の白樺湖と霧ヶ峰
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眼下の白樺湖と霧ヶ峰
北アルプスの皆さん
北アルプスの皆さん
眼下の蓼科山荘と佐久平・浅間山
眼下の蓼科山荘と佐久平・浅間山
ゴンドラリフト駅前に立つ御柱と蓼科山
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ゴンドラリフト駅前に立つ御柱と蓼科山
蓼科牧場に無事下山
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蓼科牧場に無事下山

感想

苦い思い出のある蓼科山に数年ぶりに2度目の山行。初登頂のときは、ロープウェイ山頂から北横岳、双子池、大河原峠を経て山頂に立ち、ゴンドラリフトで蓼科牧場へと下った。しかし、バス便は既になく、タクシーで茅野まで戻るはめになり、1万円近い出費を強いられたのだった。
茅野駅から、ロープウェイ行きのバスを見送り、車山高原行きのボンネットバスに乗車する。途中、2度ほど折り返しながらの運行で、蓼科山登山口までは1時間30分ほどかかる。登山口の駐車場には清潔なバイオトイレが備えられている。
次第に曇ってくる予報だが、上空は巻雲は見られるものの、まだ青空が優勢。山頂まで、高層の薄雲との競走になりそうな気がしたが、久しぶりの山行、あせらずに登る。
斜度がいったん緩んだ後、火山岩がごろごろした岩場の急坂にさしかかる。登り切ると2,110メートル地点。登山口が1,720メートル、山頂が2,530メートルなので、ちょうど中間ポイント。休憩するにちょうどよいポイントである。
さらに頑張って急坂を登ると、いよいよ森林限界を越え、遮るもののない開放的な岩場となる。振り返れば大展望。上空はいまだ雲は広がらず、最高の登山日和。山頂ヒュッテ手前で折り返すようにして、火山岩が敷き詰められた広大な山頂に立つ。休憩場所には事欠かない。山頂の端から端まで移動するのも一苦労だが、まさに360度の大展望で、全アルプスが望める。
2014年の9月、彼方に威容を誇る御嶽山にて災いに遭った方たちも、同じような清々しい気持ちで大展望を楽しんでいたことだろう。大休止の後は、蓼科山荘方面に下る。険しい下りでやや渋滞気味。登ってくる人も多い時間帯。無理な追い越しはしないが吉である。
蓼科山荘からゴンドラリフトへの下りも、一度通ったことがある道だが、とにかく滑りやすく展望もない辛い下りという記憶しかない。今日は行程が短いので、足にはまだ余裕があるが、やはり楽しい道とは言えない。馬返しまで下り切れば、駐車場のある七合目まではなだらかな道を一投足。
ゴンドラリフトの駅までは車道を二、三度渡りながら下る。刈り払われており、歩きやすい。御柱が立つゴンドラリフトの御泉水自然園駅からは、リフトには乗らず、ゲレンデの中の下山コースをたどる。急坂には違いないが、足元は芝生であり、ゲレンデにありがちな歩きにくさはない。
下りきった蓼科牧場では、ミニブタ、ポニー、羊、ウサギといった動物と間近に触れ合える。蓼科牧場からは、いずれも乗り継ぎになるが、茅野にも佐久平にも下りられる。立科町役場前でバスを乗り継ぎ、中山道の宿場をたどりながら、バスは新幹線の通る佐久平へと着いた。
結局夕方まで曇ることははく、最後まで天気に恵まれた、今秋の初山行だった。紅葉は期待したほどには見られなかったが、気持ちのいい一日となった。

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