鳳凰三山(南御室小屋にてテント泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,175m
- 下り
- 2,173m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:55
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 4:16
- 合計
- 12:10
天候 | 1日目 曇り時々晴れ 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日のためか、到着時で空きはかなりあり |
写真
感想
今年最後になるであろうテント泊、日帰りではちょっとキツい鳳凰三山縦走の山行に行ってきました。
夜叉神登山口から南御室小屋までは、針葉樹の樹林帯を進みます。
急登はありませんが、今回はテント装備で20キロの重量なので、ゆっくり登ります。
落葉松の黄葉は火事場跡から増えてきました。
南御室小屋は初めてなので、小屋番の方に親切に説明をしていただきました。
今朝の気温はマイナス0.5度とのこと、樹林帯のテント場でもこの時期は冷えます。
設営しているテントはまだ6張り、場所はまだ空いています。適当な場所に設営したのですが、この場所は日中でも日陰のようで、翌日、撤収の時でもテントは濡れたままでした。次回は絶対に日向に張りたいです。
夕飯は、熱燗と寄せ鍋にしましたが、飲んでも食べても、直ぐに体が冷えてきます。
湯たんぽを作り、ヒートテック、ダウンの薄手と厚手の2枚、冬用タイツ、ダウンパンツのままシュラフで寝床に入りますが、5時間経過で湯たんぽの温度が下がり、寒くて眠れません。湯たんぽのお湯を湧かして、再度寝床に入りました。
朝には、霜だらけ、小屋番に聞いた所、マイナス3.5度まで下がったようです。
私の装備では限界です。
2日目は、サブザックで早朝から出発。昨日のテント装備に比べるとサブザックが全く気になりません。暗闇をヘッデンで照らし歩みを進め、稜線に出ると白峰三山と富士山が見えてきてテンション上がります、薬師岳から青木鉱泉へ少し下った場所で、富士山の左側に登るご来光を見て写真撮影。今日は快晴、縦走が楽しみです。
縦走路の左には、ずーっと白峰三山が見えています、観音岳を過ぎると、甲斐駒ヶ岳も見えてきます。
鳳凰小屋分岐から地蔵岳までの登りですが、急登ではありませんが、昨日の重いテント装備のせいか、脚がだるかったです。
地蔵岳ではオベリスクの登れる所まで進みます、手掛かりも足の置き場もあるので、ある程度登れます、中央道から小さく見えるオベリスク、近くにいくとやはり巨岩です。
さて、ここで折り返し、観音岳へ登り返し、気持ちのよい縦走路にて南御室小屋へ戻りました。小屋で昼食、テントを撤収して夜叉神登山口へ下山しました。
全体的に道は整備されていて、数日前の情報では泥濘があるとの事でしたが、泥濘の後があるだけで、全く問題ありません。
梯子、鎖もなく、初心者の方でも長距離を歩けるのであれば安心して登山を楽しめる山だと思います。
下山時に気になったこと、
火事場跡を降りた辺りで、2人の男子に「この先山小屋ありますか?」と聞かれました。正直に南御室小屋を案内しましたが、山小屋の場所を前調べしていないようでびっくりしました。そういえば、南御室小屋は予約しないと泊まれないのでは?どうしたんでしょうか?南御室小屋は貸しテントがありますが、寝具が無いとこの時期は厳しいですね。
更に、杖立峠を少し下った辺り、男子と女子の2人組(女子は少し遅れ気味)、時間は既に15時過ぎ、ここから南御室小屋まで、コースタイムで約3時間、着く頃には真っ暗のはず、ヘッデン持っているのか、小屋を予約しているのか気になって仕方ありませんでした。声をかけてあげた方が良かったかと後悔しました。
2組とも無事に小屋に着いた事を願っています。
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