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Yamareco

記録ID: 99085
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳、、雪崩のため断念。。硫黄岳へ。

2011年02月11日(金) 〜 2011年02月12日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.4km
登り
1,312m
下り
1,302m

コースタイム

11日:美濃戸口 9:00 - 美濃戸山荘 9:50 - 赤岳鉱泉 12:50
12日:赤岳鉱泉 8:00 - 赤岩の頭 9:30 - 硫黄岳山頂 10:00 - 赤岩の頭 10:30 - 赤岳鉱泉 11:20 - (昼食)
赤岳鉱泉 12:50 - 美濃戸山荘 13:50 - 美濃戸口 14:55
天候 11日雪
12日小雪
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口に駐車500×2日
車の数はかなり少なかったです。
コース状況/
危険箇所等
今回は1月赤岳敗退のりべんじ!!
ところが、、
11日、赤岳付近雪崩4回ほどあり
目の前でなだれた人や、実際腰まで埋まった人がいたので
山登り初心者マークの私たちは断念せざる終えませんでした。
残念。。。



●道について


11日
===美濃戸口から美濃戸山荘まで===
雪も、適度に車が圧雪してくれるので歩きやすいです。
ショートカットの道を使いつつ、さくさく進みます。
川を越えて初めのS字カーブ、少し滑りやすかったかな?
車の行き来さえ気をつければ問題なし。


===美濃戸山荘までから赤岳鉱泉まで===
今回は赤岳鉱泉に止まるので、北沢を行きました。
こちらの道はほとんどなだらか。南沢よりなだらかでかなり楽ですね。
木に積もった雪が風に飛ばされて、たまに「どさっ」と落ちます。
かなりの雪煙に巻かれます^^;

行きはずっとアイゼンなしでしたが、
2箇所ほどアイゼンつけたほうが歩きやすいかな?と思いました。
1箇所は、夏は階段があるだろう所にロープがはってある所。
もう1箇所は鉱泉にほど近い木の通路(木と木の間が開いている)

あとは沢を何度も渡るので
落とし穴的箇所に注意。



12日
===赤岳鉱泉から赤岩の頭まで===
雪が多い。
鉱泉のご主人からの申し送りで、
数年前の雪崩事故の状況に似ているので
特に赤岩の頭はクラックがないことを確認して進むように、、、とのこと。
緊張します。。

朝一番でトレースをつけてくれた皆さんに心から感謝。
なんだか少し申し訳ない気持ちがしますが、
安全で歩きやすく快適です。

さらっさらの雪はまったく固まらないので、
アイゼンはあまりきかないです。
それでも一歩一歩雪に足を差し込みながら歩きます。

じょうご沢の分岐は、沢を飛び越えるように渡ります。
アイゼンつければ、普通はまったく心配は要らないと思いますが、
私は、、落ちないように慎重に飛び越えました。

樹林帯も雪はそんなに固まっていません。
たまに谷側に滑るので気をつけます。

問題の赤岩の頭にはクラックは入っておらず、
それでもさっさと通り過ぎました。
ここは一番斜面がきついので、より慎重に一歩一歩進みます。



===赤岩の頭から硫黄岳山頂まで===
風であまり雪が付かない、雪と岩(石)のミックス。
アイゼンがたまに「ガツッ」となくので、慎重に。
トレースも消えがちですが、なんとか残ってました。
ガスもありましたが前を行く人たちも見えます。

風が強い印象の硫黄岳ですが
この日歯の山頂は思ったほど強くはありませんでした。
頂上手前の稜線のほうが強かったかな?
それでも耐風姿勢をとるほどではありません。



●眺望について
残念ながら眺望は得られませんでした。
ですが、朝食前に一瞬ガスが晴れ山々が見えたり、
青空がぽっかり現われる瞬間があります
されにさらさらの新雪を行くのは気分がいい!
眺望が得られなくても雪山を堪能できて満足です。




●トイレについて
・美濃戸口駐車場  ・八ヶ岳山荘
・やまのこ村(建物の前にあるもの赤岳山荘の??) ・赤岳山荘 
・美濃戸山荘    ・赤岳鉱泉




●寄り道
今回は寄り道なし!
高速は大丈夫だと聞いていたのですが、
なんせレンタカー&普通タイヤの金属チェーン。
首都圏の雪の様子も気になったので、
念のため早く東京に帰りました。
八王子付近も雪は降ってましたが、結局門題はありませんでした。



●登山ポスト
・八ヶ岳山荘  ・美濃戸山荘 



●yutakaの「お山へいこう!」ブログへ  http://ameblo.jp/yuyuyuyyt/entry-10799747020.html


出発前にぱちり。
2011年02月15日 13:33撮影
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2/15 13:33
出発前にぱちり。
美濃戸山荘までの林道をてくてく。
2011年02月15日 13:33撮影
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美濃戸山荘までの林道をてくてく。
ショートカットの道も
トレースしっかりありました。
ありがたい。。
2011年02月15日 13:33撮影
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ショートカットの道も
トレースしっかりありました。
ありがたい。。
美濃戸山荘前。
南沢、北沢の分岐です。
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
美濃戸山荘前。
南沢、北沢の分岐です。
今日は雪がいっぱいです。
2011年02月15日 13:31撮影
2/15 13:31
今日は雪がいっぱいです。
木々につもった雪が
風で飛ばされ「ドサッ」と落ちるので注意。
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
木々につもった雪が
風で飛ばされ「ドサッ」と落ちるので注意。
美濃戸山荘軒下で
登山届けを出します。
いつもお世話になってます。
2011年02月15日 13:33撮影
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美濃戸山荘軒下で
登山届けを出します。
いつもお世話になってます。
赤岳鉱泉のイラストは
さわのひとしさんでした。
いい感じに力が抜けてる。
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
赤岳鉱泉のイラストは
さわのひとしさんでした。
いい感じに力が抜けてる。
うはっ
転んで雪まみれ^^
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
うはっ
転んで雪まみれ^^
うわさのアイスキャンディー
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
うわさのアイスキャンディー
想像以上に大きかった〜
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
想像以上に大きかった〜
いつかはチャレンジしたいな。
2011年02月15日 13:34撮影
2/15 13:34
いつかはチャレンジしたいな。
自炊小屋で早速お昼。
ビールとおにぎり。
2011年02月15日 13:34撮影
2/15 13:34
自炊小屋で早速お昼。
ビールとおにぎり。
お昼後は大部屋で一休み。
人数が少なかったので、ラックラク。
とってもあったかいし快適です。
2011年02月15日 13:34撮影
2/15 13:34
お昼後は大部屋で一休み。
人数が少なかったので、ラックラク。
とってもあったかいし快適です。
赤岳鉱泉は至る所に
メーカーのコーナーがあって
ついみちゃいます。
ここは談話室。ミレーのコーナかな?
2011年02月15日 13:34撮影
2/15 13:34
赤岳鉱泉は至る所に
メーカーのコーナーがあって
ついみちゃいます。
ここは談話室。ミレーのコーナかな?
サンマの塩焼き、
鳥鍋、新鮮な生野菜、フルーツ。。
おいしかった。
2011年02月15日 13:33撮影
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サンマの塩焼き、
鳥鍋、新鮮な生野菜、フルーツ。。
おいしかった。
朝食にも生野菜がついてます。
主人は夜も朝も、
ご飯を山盛りにおかわり。
2011年02月15日 13:33撮影
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朝食にも生野菜がついてます。
主人は夜も朝も、
ご飯を山盛りにおかわり。
硫黄岳へ。
樹林帯を行きます。
2011年02月15日 13:34撮影
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硫黄岳へ。
樹林帯を行きます。
登りはじめは人がいっぱい。
2011年02月15日 13:33撮影
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登りはじめは人がいっぱい。
一晩でいっぱいつもりました。
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
一晩でいっぱいつもりました。
気分は上々。
2011年02月15日 13:33撮影
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気分は上々。
赤岩の頭直下。
雪崩に気をつけてさくさく進みます。
2011年02月15日 13:34撮影
2/15 13:34
赤岩の頭直下。
雪崩に気をつけてさくさく進みます。
赤岩の頭に到着。
ひとあんしん。
2011年02月15日 13:34撮影
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赤岩の頭に到着。
ひとあんしん。
山頂近くも風はあまりませんでした。
2011年02月15日 13:34撮影
2/15 13:34
山頂近くも風はあまりませんでした。
あたりは真っ白。
でも前を行く人はきちんと見えました。
2011年02月15日 13:34撮影
2/15 13:34
あたりは真っ白。
でも前を行く人はきちんと見えました。
うっすらとケルンが見えました
2011年02月15日 13:32撮影
2/15 13:32
うっすらとケルンが見えました
雪が積もってるので
ケルンがこんなに小さく。。
2011年02月15日 13:32撮影
2/15 13:32
雪が積もってるので
ケルンがこんなに小さく。。
爆裂火口はガスの中。
落ちそうで近くに寄れません。
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
爆裂火口はガスの中。
落ちそうで近くに寄れません。
頂上は大にぎわい。
風も強くなく、撮影もゆっくりできました。
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
頂上は大にぎわい。
風も強くなく、撮影もゆっくりできました。
硫黄岳登頂 3回目!
毎回楽しい^^
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
硫黄岳登頂 3回目!
毎回楽しい^^
そんなに寒くはないですが、
まつげも凍ります。
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
そんなに寒くはないですが、
まつげも凍ります。
自炊室「岳」ポスターの前で。
小栗旬がきたんですね。
2011年02月15日 13:33撮影
2/15 13:33
自炊室「岳」ポスターの前で。
小栗旬がきたんですね。
八ヶ岳の看板。
またくるね。
2011年02月15日 13:32撮影
2/15 13:32
八ヶ岳の看板。
またくるね。
無事下山しました!
2011年02月15日 13:32撮影
2/15 13:32
無事下山しました!
車は雪だらけ。
このあと、駐車場でスタックしちゃいました^^;
2011年02月15日 13:32撮影
2/15 13:32
車は雪だらけ。
このあと、駐車場でスタックしちゃいました^^;
車につららがいっぱい。。。
2011年02月15日 13:32撮影
2/15 13:32
車につららがいっぱい。。。

感想

前回の赤岳リベンジのため、再び八ヶ岳へ。
美濃戸口の駐車場のお兄さんと話し、
車の台数が少ないので赤岳鉱泉が空いているだろうと、
行者小屋テント泊から赤岳鉱泉泊へ変更。

その日の夕食時に、
山小屋の御主人から数回雪崩が起き、1人が埋まったと聞きました。
幸い数人で行動していたらしくその方は無事だったようですが、
数年前硫黄岳での雪崩事故が起きた時と同じ状況だという事。
赤岳は危険だからやめ、
硫黄岳も赤岩の頭あたりにクラックができていたら引き返した方がいいと。。。

私たちは「またか、、」とかなり残念には思いましたが、
素直に硫黄岳に変更。
展望は得られませんでしたが、風も少なく暖かで、新雪の雪山を思う存分堪能。

行者小屋でテント泊だったら、情報少なく、知識も少ない私たちは一体どうなっていたでしょう。。(゜o゜;;

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コメント

お疲れ様でした。
私からしてみれば羨ましい限りですよ!
確かにピークは踏めなくても夫婦で楽しく登ってるじゃないですか
うちは今年あたり低山からデビューさせたいのですが・・・うちの連れは夜勤やら仕事の拘束時間が長くて、連れて行くのも可哀想と躊躇してしまい・・・毎週のように二人で山に登ってるyutakattiさんとyuki_G_Kさん達は憧れの的ですよ

気を落とさずこれからも2人でピークに拘らず、タイムに拘らずに山登りをエンジョイ(←もしかして死語かなぁ )満喫して下さいね

でわまた。。
2011/2/14 15:33
赤岳は残念でしたが・・・
yutakattiさん yuki_G_Kさん こんにちは

お疲れ様でした!

赤岳鉱泉の小屋の綺麗さにはビックリしました 笑
私もどちらかと言うとテントが好きなのですが
あそこの小屋は良かったです

近々、私も赤岳に再チャレンジしたいと思ってます
本沢温泉のテント場も温泉があっておすすめです!
この冬に本沢温泉にテントを張って(12月に行きました)
硫黄と天狗にまた行きたいと思ってます

赤岳の鎖場がちょっと怖いので
八ヶ岳はどちらかと言うと硫黄・天狗派なのです・・・
2011/2/16 15:15
straycatsさん、こんにちは。
straycatsさんも、今年はご夫婦で、、
という野望があるんですよね〜
応援してます!

奥さま、夜勤などがあると大変ですね。
私も忙しいとやめちゃう時もありますが、
不思議と忙しい時ほど、山で気分転換したくなるんですよ。
ちょっと山中毒すぎだけど。。
奥さまにもそんな気分を体験してもらいたいですね^^

straycatsさんの野望を成功させて
ご夫婦で山をエンジョイ しましょう!!!
2011/2/25 14:16
to4さんこんにちは
赤岳鉱泉はほんとにきれいでした。
あったかいしご飯も山小屋のものとは思えません。
それに山小屋だと荷物が少なくてすむので、気楽でいいです。
テントはテントのよさがあるんですが、冬は寒くて^^;

私も、のんびり気楽な方が好きなので、硫黄岳大好きです!

赤岳はずっと緊張しそうですが、でも成功させたいなあ。
to4さんも赤岳再チャレンジするんですね!
楽しめますように!
本沢温泉も是非行ってみたいです。
2011/2/25 14:26
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3/5
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4/5
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