渋の湯〜黒百合ヒュッテ〜東天狗岳
- GPS
- 05:42
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 829m
- 下り
- 820m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースがはっきり付いていましたが、森林限界以降は風で直ぐ消えてしまうところが多かったです。 危険なところは特にありませんが、森林限界付近で雪庇を踏まないように注意です。 あと行きの2400m付近の森林を抜けたあたりで道を間違えそうになりました。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
山スキーを除けは3ヶ月ぶりの山行でした。
三連休はイマイチぱっとしない天気で終わるのかなぁと思ってたら、13日は晴れそう。冬型の気圧配置は寒そうでしたが、鳳凰三山と迷ったあげく、落ち着いて行けそうな渋の湯からの天狗岳登山にしました。
北横岳〜麦草峠を除けば厳冬期初の2000m級登山です。無理しちゃいけません。
前日、友人と飲みに出かけカラオケまでやって12時ごろ帰宅。
この時点でちゃんと起きられる可能性が五分五分といった感じ。
4時起床目標として、4:30起床は予定通り。
氷漬けの車を溶かして出発しました。
高速は所々凍ってて気が抜けませんでした。渋の湯までの道は除雪してありましたが雪の中。どこでスタックするか、今回の山行の核心の一つでした。
大体予定通りに渋の湯に到着。
かなりの車が停まってました。
これはトレースがかなりしっかりしてるなとみて、スノーシューは置いていくことに。修理してからあまり活躍してないので、次回はスノーシューで遊びたいと思います。
黒百合ヒュッテまでのルートは予想通りトレースばっちり。
ヒュッテまではアイゼンもいりませんでした。
雪のある時期の黒百合ヒュッテは2回目でした。
前回は3年前のGW。
そのときはガスが濃く、敢え無く撤退。
今回はドピーカンなので、風が強くたって登りるつもりで鼻息荒くなります。
当然サングラスが曇ります。
黒百合ヒュッテからはアイゼン&ピッケルです。
サングラスからゴーグルに変えて、フェイスマスクも装着。
中山峠を抜けて森林限界を越えると風が強い。
飛ばされるほどじゃなかったですが、西風がフェイスマスクの被ってないところにガンガン当たって、凍傷になるんじゃないかと思いました。
東側の雪庇を踏まないように、木と木を結んだルートを辿っていきました。
風に吹かれた雪でトレースが埋まりがちでしたが、良く締まっていたので、おそらくトレースだったのでしょう。
黒百合ヒュッテあたりからみえた岩稜付近になると若干風が弱くなっていました。
山頂手前で数名の方とすれ違い、最後の人に「今行けば山頂貸切だよ」と教えてもらいました。
山頂に到着すると南八ヶ岳の山々が見えます。
いいですね。山頂に登ったときにどーんと赤岳とか見えちゃうと嬉しくなります。
山頂なんで、記念写真を撮って欲しくて、人が来るまで西天狗の斜面滑ったら気持ちよさそうだなぁとか夢想しつつ、ぼーっと待ってました。
ここでお茶にするにはちょっと寒すぎるので、さきほどの岩稜の陰まで下がって休憩しました。
ここのところハマってるのが黒糖生姜湯。温まるし糖分補給できるし旨いです。
しかも、ドラッグストアで粉末状のやつを買うとそこそこ安いのがいいです。作るときに必ずくしゃみが出るのが難ですが、オススメです。
ミニアンパン3つを食べて撤収。
天狗の奥庭側から降りることも考えましたが、上から見るとしばらく吹きッさらしになりそうなルートだったので、来た道を戻ることに。
軽快に下っていったのですが、右足の途中アイゼンをスパッツに引っ掛けて転倒。
右膝をしたたかに岩にぶつけてめっちゃ痛かったですが、転んだのがここで良かったとポジティブに考えることにしました。
その後は慎重に下山して黒百合ヒュッテに戻ってきました。
お昼頃から快晴になり、ヒュッテ周辺は風も穏やかでラーメン食べたいなぁなどと思いながらマッタリ過ごしました。
膝の様子も気になったので、早めに撤収しておこうと、アイゼン&ピッケルをしまって、滑るように渋の湯まで帰ってきました。
車に戻って恐る恐る右膝を見てみると、ぼっこり晴れてました。
こりゃぁまずいなぁと思い、温泉は諦めて、コンビニ袋に雪を詰めてアイシングしながら帰りました。お陰でだいぶ腫れは引いたようです。
<反省>
・アイゼンワークがまだまだ未熟です。
岩場で夏の歩き方になってしまいコケたので、もっと練習が必要だと思いました。
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