丹沢三峰縦走(宮ケ瀬〜高畑山〜丹沢三峰〜丹沢山〜塔ヶ岳〜大倉)

2011年02月13日(日) [日帰り]

• GPS: 09:19
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,012m
• 下り: 2,117m

コースタイム

8:00三叉路バス停-8:15登山口-9:30高畑山(9:35)-10:05金冷シ-11:50本間ノ頭(12:15)-12:20無名ノ頭(煩悩ノ頭)-12:35円山木ノ頭-13:00太礼ノ頭-13:15瀬戸沢ノ頭(13:30)-13:55丹沢山(13:15)-14:45日高-15:05塔ノ岳(15:20)-15:40花立山荘-16:00堀山の家-16:15駒止茶屋-16:35見晴茶屋-17:00大倉バス停
注:()内は出発時間

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路
小田急線本厚木駅-神奈川中央交通三叉路バス停
帰路
神奈川中央交通大倉バス停-小田急線渋沢駅

コース状況／危険箇所等

・登山口-高畑山
積雪5-10cm程度。雪がクッションとなって歩きやすい。
・金冷シ-本間ノ頭
岩場にはロープがあり危険箇所無し。2/11からの積雪でトレースが消えかかっているところがあり、膝下までツボ足。本間ノ頭への急登が辛い。積雪30-60cm程度。
・丹沢三峰周辺
積雪は30-60cm程度。登り返しが多く、積雪が多い時期は辛い。
・丹沢山周辺
丹沢山への登りはゆるく、積雪は30cm程度。踏み固められて歩きやすい。
・日高-塔ノ岳
積雪少なく、アイスバーンでもないので歩きやすい。アイゼンを着けて小股で歩くと登りは楽。
・塔ノ岳-堀山の家
雪解けの泥道とアイスバーンが交互に現れる。アイゼンは着けていないほうが良い。滑るに任せて走るか、ピッケルやストックで加速制御をすれば素早く降りられる。
堀山の家-大倉バス停
堀山の家以降は積雪も殆ど無く、アイスバーンも少ない。

写真

高畑山登山口

高畑山へ向かう分岐

高畑山

高畑山

金冷シの岩場

ひざ下くらいの積雪

本間ノ頭(東峰)への登り

本間ノ頭(東峰)

無名ノ頭

門山木ノ頭

66cmのピッケルが大体埋まってしまう積雪量

太礼ノ頭

瀬戸沢ノ頭

丹沢山頂上

丹沢山頂上

丹沢山から塔ノ岳への尾根道

塔ノ岳から蛭ヶ岳方面

塔ノ岳頂上

塔ノ岳頂上

塔ノ岳から花立山荘へ

花立山荘

花立山荘からは雪が溶け、地面が露出

日陰の林間では積雪とアイスバーン

堀山の家。二人のボッカが荷を背負ってらっしゃった。

駒止茶屋

駒止茶屋以降は泥道。

見晴茶屋

登山口近くには焼き物小屋が

大倉バス停。足洗い場、食堂もあり便利。

感想

haniwa333

感想・他の写真は下記ブログにアップ予定。
http://haniwa.doorblog.jp/

・登録したGPSデータは、大倉バス停以降のバス乗車分も多少含まれているのであしからず。
・初めての丹沢山行。長い尾根伝いのルートを選んだが、宮ケ瀬〜丹沢山の積雪量が多くて難儀した。丹沢山への登りに6時間、大倉バス停までの下山に3時間と言えば登りの大変さがわかるだろう。関東周辺の山で登頂に6時間も掛かった山行は自分の記憶に少ない。特に本間ノ頭への急登は、新雪ツボ足でとても疲れた。
・丹沢三峰に入ってからは比較的登りも楽になったが、それまでの消耗が激しかったため、延々と続くアップダウンの繰り返しに碧々してしまった。
・丹沢山からは天国のように楽なルートであった。木道とアイゼンの相性が悪いくらいか。
・今回の山行ではピッケル(グリベルのネパールSA)を初投入。登りでは杖がわりになのでストックでも良さそうなものだが、泥道とアイスバーンが交互に現れる塔ノ岳からの下山道では加速制御に役に立った(ストックでは刺さりが弱い)。今はアイゼンが発達しているからピッケルの滑り止めとしての役割が減ってきている。しかし今回のように、丹沢を始めとした関東周辺の2000m前後の山域でも、その存在意義を見出すことができたことは収穫であった。