御前山


- GPS
- 05:18
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 992m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西東京バス・境橋〜JR青梅線奥多摩駅 |
その他周辺情報 | 登山後の反省会:奥多摩駅・柳小路「そば処 おく」 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
トレッキングポール
|
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感想
日本二百名山の一座で、奥多摩三山の御前山は、同三山の大岳山、三頭山の中心に位置し、早春にはカタクリが咲く山として知られています。
昨日降っていた雨も、天気予報通りに今日はカラッと晴れあがり、いい山日和になりそうです。
ホリデー快速おくたま号に乗り、終点の奥多摩駅で降ります。相変わらず中高年ハイカーで大賑わいの駅前ロータリー。元気な笑い声やおしゃべりに圧倒されます。バスは臨時便が増発していますが、それでもぎちぎちに混んだバスに乗り、奥多摩湖へ。少し歩くと、ブルーの湖面が広がります。人混みのストレスから一気に解放されていきます。
小山内ダムに入ります。湖面を沿うように取り巻いていた朝靄が、太陽の上昇とともに、だんだんと消えていきます。
ダムの堤頂部へ。湖面側はキラキラと朝陽が反射して綺麗です。谷側は100mほどの提高で多摩川が小さく見え、ダムの大きさが実感できます。展望塔は、耐震工事中で休館していました。この小山内ダムは、標高530mに位置し、多摩川上流域を水源として、現在は都の水源の約20%を賄っているそうです。
堤頂部突き当りを左へ曲がると登山口なのですが、何故か右へ行ってしまい、湖周を10分ほど歩いてUターン。タイムスケジュールに敏感なO島部長が焦りだします。先頭を歩き、早いペースで煽ります。こういうパターンの時は、後半で息切れし、かえってペースを遅くしてしまうのが常でしたが、今日のO島部長は一味違います。前回の両神山で息も絶え絶えとなり、身体の鈍りを感じて、日々スクワットなどをやったという成果でしょうか、登山口から続く急坂道を軽快に上っていきます。
サス沢山に到着。奥多摩湖の展望が素晴らしい。ここからはいったん下りますが、また急な登りが続きます。実は、登山口すぐから、中年女性ハイカー二人連れと、抜きつ抜かれつしていたのですが、ついにO島部長も息があがり、道を譲り渡します。
美しい大ブナ尾根や石灰岩の急坂を行くと、惣岳山です。頂上はもうすぐ。
小河内峠方面から奥多摩主脈縦走路を東へ。見上げるとようやく頂上が見えてきました。御前山頂上へ到着。カラマツが生える山頂は広々として解放感があります。
山頂で昼食(山ごはん)にします。まずはケトルでお湯を沸かします。久しぶりにホットサンドメーカーでナーンドッグを焼きます。落ち着きのないO島部長が、ケトルを蹴とばしたりしましたが、温かいお湯でスープを飲み、ピーナッツホイップを塗ったフランスパンをかじり、ナーンドッグを食べ、赤ワインを味わいます。山で食べるのは最高です...。
ここからは下ります。湯久保尾根分岐を北へ行き、避難小屋へ。チェックしましたが、清潔感ある小屋でした。
奥多摩都民の森を経てトチノキ広場へ。サワグルミやトチノキの巨木があります。ここから栃寄沢登山道に入る予定でしたが、伐採工事のため、通行止めとのことで、車道を下り、そのまま境橋まで行きゴールしました...。
〔感想〕
朝の奥多摩湖。冷えた湖面に接した空気が冷やされてできる放射冷却による鬱蒼とした朝靄が、太陽が輝きだすとたちどころに消えていった様を見て、「よし、晴れだ」と確信しました。
下山するまで、快晴の中、奥多摩を堪能した一日でした...。
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