松木沢ジャンダルム 中央璧直上ルート
- GPS
- 06:55
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 500m
- 下り
- 491m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●中央璧直上ルート 中央ルンゼの左10mに有る顕著なチムニーが取り付き。中間部に第3バンドのガレ場が走り、下部と上部岩壁に分けることが出来ます。 下部2P目が核心。凹角の横にクラックが走りクラックの上にフレークが乗っている様な変わったルート。ムーブに困る。 上部は中央ルンゼと合流し、大スラブの登攀。明瞭なクラックを辿り高度を上げ、こぶし岩直下の階段状のチムニーを登ればダイレクトにジャンダルムのトップへ突き上げます。 残置は少なくナチュプロは必須です。 落石は有るものの、思いのほか少なく快適なルートでした |
写真
感想
平野部では晩秋の晴天の中、本来一ノ倉沢の登攀を予定していましたが既に山では降雪が有り、初冬の模様。急遽予定を変更し、前回に引き続き松木沢ジャンダルムへ行ってきました。
何度も足を運んでも近くはならない長い林道を辿りアプローチ開始。
松木沢は前回よりも水量が少なく、渡渉無しに飛び石伝いに難なく通過する事が出来ました。
駄々広いガレた尾根を辿り高度を上げると、中央ルンゼルートへと突き上げます。本日の登攀ルートはここから左へ約10m程行った所、顕著なチムニーが直上ルートの取り付きです。
準備をし登攀開始。
1P ホールドスタンスは豊富だが思いのほか立っている。上部で左から右にルートを延ばす箇所が嫌らしい。
2P このルートの核心部。凹角を直上し、短いスラブを登ると顕著な凹角の脇にクラックが走るルート。ムーブに困りながらも、強引に乗越す。
3P 快適なフェースの登り。高度感が気持ち良い。フェースを登り切ると第3バンドのガレ場に到着。15m程歩くが落石には注意。 ここで恐らく中央ルンゼルートと合流地点の模様。
4P 中央に走る明瞭なクラックを登る。残置は殆ど無いが、傾斜も緩くカムが良く決まり快適な登攀。
5P 階段状のチムニーを登り、ダイレクトにジャンダルムのトップへ立つ。頂上は広々としていて快適。
下山は松木沢を正面に見て左のガレた斜面を辿り、ガレガレのルンゼを下降。途中2P懸垂下降、懸垂を終えた地点より、フリーのルートが幾多も有り興味をそそられながら渡渉地点へ戻り終了。
事前の調べでは落石の多いルートと色々掲載されていますが、このルートに関しては第3バンドの通過のみ落石が多く感じましたが、思いのほか快適なルートに感じました。
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