横岳西壁 / 石尊稜
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付きまでトレースあり。 |
ファイル |
非公開
4944.xls
計画書
(更新時刻:2011/02/23 05:00) |
写真
感想
初石尊稜! パートナーも初。
ってことでルーファイが心配でした。
まず取り付きまで大丈夫かな?
っと思ってたんですが。ずっとトレースあり。
石尊稜は右の沢から取り付こうと思ったのですが、右へ行ったらトレースが中山尾根の方へ...
まずいまずい、
疲れるので一度戻りトレース通り左の沢から取り付きました。
さて核心の1ピッチ目。
話し合い!?で自分になってしまった。色んな人の記録では、難しいとか簡単とか...
噂通りの草付きスラブ。壁は寝てました。
さて、1歩足を上げて〜...
あれ?? 岩が掴めない... 素手で行くか! 手袋を取る。
岩が冷たくて力が入らない。また手袋を着ける。
そんなことしているうちに脹ら脛がパンパン... やばい..
アックスを取り出し草付きに思いっきり刺す! 刺さらない!?
もう一度! 刺さった?? テスティングをし、右手はアックス、左手は乏しい岩のホールド。
お願いします!落ちませんように!ってな感じでもう1歩体を上げる。
次ぎが草付きがないのでアックスをしまい(これがまた上手く収まらない!)、乏しいホールドを掴み体を上げる。
また次ぎは草付きがあるのでアックスを出して片手アックス、片方はホールドを掴み、体を上げる。
とてもバランしい〜。もう帰りたい...
始めの3歩?2mくらい?この3回体を上げるのが1番難しい!!! この2mは二度とやりたくない!!
1ピン目まで5mくらいだけど、この後は3級程度で簡単♫ ペツルの支点通り左上する。
1ピッチ目の終了点はどこ??
パートナーはピナクルがある。みたいなこと言ってたが...
ないじゃん!?
途中終了点みたいなのがありました。リングボルトが2か3あり、そこにカチンコチンになって腐った
スリングがある。う〜ん.. これ使いたくない。
もう少し登るか〜。っと登って行くと、「あと10m!」
目の前に太い木があったのでそれを利用。しかし、ルートが左上して右上してるのでZなルートでロープが
重い。
その後の雪陵帯は気持ち良い。
ただ自分たちはスタカットのようなコンテ??
2人の間が30m以上あり、リードしてる方はロープが重いし、同時で歩いたり、歩いてなかったりで時間がかかってしまった。
上部岸壁
なぜかまた自分になってしまった。
支点なかった。ないですよね???
カムとピナクルで支点工作。 途中右から巻くようにすると目の前に緩傾斜の雪をダブルアックスで
登るとピナクルがあるので、これを終了点に利用。
このピナクルと勘違いしたのか!?
次ぎのピッチは
「このまま真っすぐ行くのかな?」 と言われ...
「さっきちら見したら、右のルンゼを詰めるんじゃないかな?」
「あっそうだね」って感じで2人の意見が合い、詰めた。
稜線に着いた時はほっとしたし、体力的にもしんどかった。
しかし、ここから地蔵の頭までも長く感じた。
何度も栗ちゃんを待たせてしまい、申し訳ない。
行者小屋に着いた時は開放感でいっぱい!
取りあえず、時間はかかったけど完登出来て良かった良かった!!
またよろしくです。
土曜が仕事だったので初の石尊稜を日帰りでやることに。
道の駅で前泊し美濃戸まで車で乗り入れ。チェーンをつけたが結構凍っている
ようだった。
快調にとばし赤岳鉱泉につくと、山に出る人が準備でごったがえしていた。
天気もよいし、結構渋滞するかな。支度にかなり時間をかけて出発。
北沢をわたったところからトレースをたどる。しばらく歩くと右岸から
小同心沢が合流するがこれはパス。さらに進むと目の前に顕著な尾根が
見える。中山尾根か。そのままトレースが日の岳ルンゼの方へ続いており、
間違えそうだ。鋒岳ルンゼの方はトレースがない。時間もそんなに早くなかった
ので、トレースどおりに手前の斜面から尾根に取り付く。
尾根は快適。途中で休めるぐらいの斜度になったので、休憩。アイゼン装着。
取り付きにつくと他のパーティは誰もいない。いつもどんけつな気がする。
第一岩峰につくと確保支点はみる限り2つの場所で残置を使いとれそうだったが、手前の支点を使う。斜度はなさそうだし簡単そうだと思ったら、mjunが何やら
もだえている。ビレイしてるときにはのんきな声をかけていたが、自分が登る
番になって・・・!。手がない。話には聞いていたが本当にスラブだ。しかも
アイゼンで。丁寧に登れば大丈夫だと思うが、最近岩登りしてないせいか
時間をかけてしまった。また支点が少ないのでリードが大変だったと思う。
しかもピナクルで切ると思い込んでいたが、それは第二岩峰の間違いだった。
まあそんなこともある。
2P目は1P目ほどいやらしくはない。以降雪稜に移行し、がんがん進む。
ロープを適当に伸ばしたままコンテしたが、これは失敗した。重いし
この場ではあまりメリットがない。適度にたたむべきだ。雪稜の景色は
想像以上に美しかった。いつ降ったのか雪が適度にまわりの凹凸を隠し
ている。天気もいいし気分いい〜。
第二岩峰はまたmjunから。岩場だが今度はガバガバで安心感あり。2P目
は進んでいくと草つきに出るが、出たとたんものすごい風が。吹き飛ばされ
そうだし、ロープが死ぬほど重い!やむなく目の前のピナクルでピッチを
きって、登ってきてもらう。残りはビレイがなくても大丈夫だが、風が
強くて怖かった。
緑色のナイロンロープがはってある柵をこえて装備解除。ここからは
地蔵尾根までいき、下ることになる。地蔵尾根までが遠く感じる。
樹林帯にいくまで結局誰とも会わなかった。行者小屋につくと残る
テントは2張りぐらい。でも空は青く、最後まで良い天気だった。
石尊稜OSおめでとうございま〜す。
中間支点、確保支点のエトセトラ、本当に難しい
ですね。まさに現場判断能力が問われるところ。
これで激寒、強風だったりすると、なお辛かったり・・・
ヘッデン寸前下山、おつかれさまでした。
(私たちも同じくらいの時刻でした)
また色々教えてくださいませ〜。
1ピッチ目やってくれるんだったら、一緒に行こう!
栗の情報に騙されるな!!
偉そうなこと言うけど巷にあふれている情報って
あんまり当てにならないと思う。
所詮記録しているの主観で再構成されているカモ。
当然、ヴァリエーション…とりわけ雪山は
色々なコンディションで大きく印象が変わるのも事実。
それぞれおどんな状況であれ対応できるように
修練しておくように。
おっとぉ〜、自分もだけどね。
自分が行ったときは、
1 ピッチ目:
同じように木でビレイしました
上部岩壁:
途中岩を越えたところに支点があるらしいです。見つけられなかったですが。終了点は同じようにピナクルをつかいました。
1 ピッチ目はこわいですよね〜。
間違った情報教えたのは!?
>としさん
確かに!
これからはTPO?に応じて対応出来るよう経験を積んで行きます!
>やまぴー
え?支点あるんだ⁉
今回はカム持って行って正解だったよ�
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